日産自動車は、4月20日に新型「セレナ」e-POWERを発売すると発表した。新型「セレナ」のe-POWERモデルは、受注開始から早くも2万台を突破した。また、「セレナ」としては、1991年に初代モデルを発売して以降、国内での累計販売台数が200万台に到達している。
●文:月刊自家用車編集部
人気モデルが絶好調
セレナは、室内空間の広さや利便性の向上に加え、最先端技術やクルマ酔いを軽減する技術を搭載するなど、家族との大切な時間を思い切り楽しむことが出来るミニバンとして人気のモデル。今回発売する e-POWER車は、新開発の1.4L e-POWER専用エンジン採用の第2世代「e-POWER」を搭載し、よりパワフルで気持ちの良い加速性能や、高い静粛性を実現している。カスタムカー「AUTECH」や、幅広いニーズに対応する福祉車両、車中泊仕様車「マルチベッド」など、特装車にも幅広くe-POWER車をラインアップしている。
e-POWER車は、セレナ購入者の約半数以上が注文する人気モデルで、15%以上の購入者が最上位グレードのLUXION(ルキシオン)を選択している。ボディカラーは、1番人気のプリズムホワイトのほか、ダイヤモンドブラック、2トーンではプリズムホワイト/スーパーブラックが好評となっている。
なお、今回発売するセレナe-POWERには、センターピラーインナーなど複数の骨格車体部品に、製造時のCO2排出量をマスバランス方式により100%削減した、低CO2高炉鋼材を新たに採用しているのも特長。
今回、日産の子会社である日産フィナンシャルサービスと、パートナーの損害保険ジャパンと共同で開発した、車両搭載のテレマティクス技術を活用した自動車保険プラン「日産カーライフ保険プラン つながるあんしんプラス」 を、新型「セレナ」e-POWERより本格導入することも発表された。この商品は、「日産カーライフ保険プラン」が提供する従来内容に、「安全運転アシストサービス」と「緊急対応トータルサポート」という2つを加えた新たな保険サービスとなっている。
「安全運転アシストサービス」は、テレマティクス技術により車両から取得した走行データに基づき、ユーザーの運転挙動をスコア化することで安全運転に対する意識を高めると共に、スコア結果によっては保険料も割引される。また、「緊急対応トータルサポート」は、万が一の事故の際に、緊急対応(救援機関への連絡)からレッカー手配、保険会社への事故報告まで、一気通貫してユーザーをサポートするサービスとなっている。
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