
2020年に中国市場で販売を開始した初代「LM」から設定されていた2列シート4人乗り仕様。前席と後席の間にパーティションを設置し、パーソナル性を高めたグレードだ。新型「LM」では、より上質に進化。48インチ大型ワイドディスプレイまで装備される。
●文:月刊自家用車編集部
昇降式スモークガラスや48インチ大型ワイドディスプレイを装備
新型「LM」にラインアップされるショーファードリブンとしての用途を想定した4人乗り仕様。2+2の2列シートで、前席と後席の間にはパーティションを設置し、その上部には昇降式スモークガラスを備えてプライバシーと開放感を両立している。
さらにスモークガラスの下には48インチの大型ワイドディスプレイを設置。オンラインによりビジネスミーティングやエンターテインメントの視聴など、さまざまなシーンに合わせた使い方を可能にしている。加えてディスプレイ下には、冷蔵庫や収納スペースが設置されている。
後席の2人掛けシートは、専用の独立タイプでオットマンの伸縮量を先代モデルより延長し、パーティションとの距離を保つことで余裕のあるスペースを確保している。さらに快適性の向上のため、レクサスとして初めてアームレストとオットマンにもシートヒーターが採用された。
さらにパーティションの上中央部には、乗員の顔、胸、大腿、下腿の体の部位を4つに分けて温熱感(温かさ冷たさ)を推定するし、エアコンやシートヒーターなどを一括コントロールすることで、車内を常に快適な温度に保つ後席専用の「温熱感マトリクスセンサー」を設定。
加えて、アームレスト内に収まる格納式テーブルはタブレット端末やノートPCを操作できる十分なサイズが確保され、質感の向上や滑り止め傷つき防止の機能性を持たせた表皮巻きの天板とするなど、まさに至れり尽くせりの内容となっている。
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