
ポルシェジャパンは、新型「カイエンS E-ハイブリッド」シリーズの予約受注を9月26日より開始することを発表。価格は「カイエン S E-ハイブリッド」が1591万円、「カイエンS E-ハイブリッドクーペ」が1656万円になる。
●まとめ:月刊自家用車編集部
システム出力は382kW/750Nmを発揮。純電動走行可能距離は90km
新型「カイエンS E-ハイブリッド」は、カイエンのラインナップとしては3番目の電動化エンジンバリエーションを与えられたモデル。モデルヒエラルキーとしては、「カイエン E-ハイブリッド」と「カイエンターボ E-ハイブリッド」の間に位置付けられるモデルになる。
「カイエンS E-ハイブリッド」のパワートレーンは、260kW(353PSを)発生する改良された3LのV6ターボエンジンに130kW(176PS)の電気モーターの組み合わせ。エンジン+モーター合算のシステム出力は、382kW(519PS)/750Nmを発揮。0-100km/h加速は4.7秒、最高速度は263km/h。
革新的な2チャンバー、2バルブ技術が注がれるアダプティブエアサスペンションを標準装備したことで、パフォーマンスと走行快適性を高い次元で両立していることも特徴。さらに駆動バッテリーの容量は25.9kWと余裕ある蓄電量を持つため、エレクトリックシステムのみによる最大90kmの航続距離(EAER City)を実現。ほとんどの日常的な近距離走行をゼロエミッションで行うことができるBEVに近い運用も可能という。
エクステリアは、20インチカイエンSホイールが標準装備され、エグゾーストシステムにはブラッシュステンレススチール製デュアルツインテールパイプを採用。「カイエンS E-ハイブリッド」にはシルバーエクステリアパッケージが、「カイエンS E-ハイブリッドクーペ」にはブラックエクステリアパッケージが用意されている。マトリックスLEDヘッドライトが標準装着、HDマトリックスLEDヘッドライトは、オプションで用意される。
インテリアは、8wayシート、走行モード選択用のモードスイッチを備えるスポーツクロノパッケージ、ステンレススチール製ペダルパッド、シルバーシェイド塗装仕上げのディアマールインテリアパッケージが装着。乗員快適性を高める、車内ビデオ機能を含むパッセンジャーディスプレイ、微粒子と有害物質を取り除くように設計されたエアクオリティシステムも用意されている。
車種 | トランスミッション | ハンドル | 希望小売価格(消費税込) |
カイエン S E-ハイブリッド | 8速Tip-S | 右 | 1591万円 |
カイエンS E-ハイブリッドクーペ | 8速Tip-S | 右 | 1656万円 |
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ポルシェ)
史上最強のポルシェ911、T-ハイブリッドで新境地へ システム最高出力は711PSを発揮 新型911ターボSは、ミュンヘンで開催されたIAAモビリティで発表された、911シリーズのトップモデル。ポルシ[…]
3.0リッター水平対向6気筒ツインターボは、480馬力を発揮 今回、911シリーズの中で高い人気を誇る4WDモデル「カレラ4S」に、クーペとカブリオレ、タルガトップの3タイプが投入される。いずれも35[…]
現代技術と伝統が融合 ─ ハイブリッドで蘇るヘリテージ ポルシェ911スピリット70のベースとなるのは、高効率なパフォーマンスハイブリッドを搭載した現行の911カレラGTSカブリオレ。新開発の3.6リ[…]
シューマッハをして「重すぎる&遅すぎる」と言わしめた登場時の964ターボ 歴代ポルシェ911ターボの中でも、1991年に発売された964ターボほど評判の悪かったモデルはありません。 なにしろ、[…]
ポルシェは2024年から東京マラソンオフィシャルパートナーとして運営車両を提供 ポルシェジャパンは、東京マラソンオフィシャルパートナーとして3年契約を結んでおり、東京マラソンの運営を支援する車両提供を[…]
最新の関連記事(SUV)
原点回帰の先に生まれた、愛すべき弟分 新型「ランドクルーザー“FJ”」は、250シリーズに続く、ランクルの原点回帰を強く意識して開発されたモデル。「どこへでも行き、生きて帰ってこられるクルマ」として信[…]
ターボモデルが登場!人気を呼びそうだ SUBARUが10月16日に、人気のコンパクトSUV「REX(レックス)」に4WDモデルを追加することを発表した。「REX」はダイハツからのOEM供給モデルだが、[…]
BEV本格普及に向けて、本気モデルが発売開始 今回の改良では、BEVをより身近な選択肢とするため、「使いやすさの改善」「BEVならではの楽しさの追求」「内外装デザインの変更」を柱とした変更が実施される[…]
プロフェッショナルアングラー三宅さんの、釣り仕様カスタムデリカD:5 今回取材した「デリカビレッジ2025」というイベントは、デリカファンミーティングin関西と題し、兵庫県・三木市のかじやの里メッセみ[…]
人気のオプションがセットに。価格も改定 今回の一部改良では、「G」、「e:HEV X」、「e:HEV X HuNTパッケージ」に、Honda CONNECTディスプレー、ワイヤレス充電器、ETC2.0[…]
人気記事ランキング(全体)
給油の際に気付いた、フタにある突起… マイカーのことなら、全て知っているつもりでいても、実は、見落としている機能というもの、意外と存在する。知っていればちょっと便利な機能を紹介しよう。 消防法の規制緩[…]
日常の延長にある「もうひとつの居場所」 ハイエースなど一般車両ベースのキャンピングカーの人気が高まっている理由は、「特別な装備を持ちながら、普段の生活にも溶け込む」ことにある。このモデルもまさにその代[…]
家族で出かけたくなる「軽」な自由空間 週末に川遊びや登山、キャンプなどで思い切り遊んだあと、そのままクルマで一晩を過ごす――。そんなシーンを想定して生まれた軽キャンパーがある。限られたボディサイズの中[…]
なぜ消えた?排気温センサー激減のナゾ 排気温度センサーは、触媒の温度を検知し、触媒が危険な高温に達したときに排気温度警告灯を点灯させるためのセンサーだ。このセンサーは、いつのまにか触媒マフラーから消滅[…]
自動車整備の現場では、かなり昔から利用されているリペア法 金属パーツの補修材として整備現場ではかなり昔から、アルミ粉を配合したパテ状の2液混合型エポキシ系補修材が利用されている。 最も名が通っているの[…]
最新の投稿記事(全体)
原点回帰の先に生まれた、愛すべき弟分 新型「ランドクルーザー“FJ”」は、250シリーズに続く、ランクルの原点回帰を強く意識して開発されたモデル。「どこへでも行き、生きて帰ってこられるクルマ」として信[…]
コーティング車対応のシャンプーの人気が上昇中 クルマの年代、オーナーの世代を問わず、クルマ好きなら誰もが必ず行い、そして探求する瞬間がある「洗車」の世界。日々、最善の方法を模索しているユーザーも多いこ[…]
車中泊を安心して、かつ快適に楽しみたい方におすすめのRVパーク 日本RV協会が推し進めている「RVパーク」とは「より安全・安心・快適なくるま旅」をキャンピングカーなどで自動車旅行を楽しんでいるユーザー[…]
葉が山々を染める秋。澄んだ空気と青空のもと、ドライブに出かけるなら“峠道”がおすすめです。カーブを抜けるたびに視界が開け、遠くの山並みや谷を望む……そんな瞬間こそが、峠ドライブの醍醐味。そんなおすすめ[…]
日常の延長にある「もうひとつの居場所」 ハイエースなど一般車両ベースのキャンピングカーの人気が高まっている理由は、「特別な装備を持ちながら、普段の生活にも溶け込む」ことにある。このモデルもまさにその代[…]
- 1
- 2