三菱自動車工業は、東京ビッグサイト(江東区・有明)で開催されるジャパンモビリティショー 2023において、電動クロスオーバーMPVのコンセプトカーを世界初披露することを発表した。また、本年7月にタイで発表し、来年初頭に国内投入を予定している新型ピックアップトラック『トライトン』の日本初披露と、スタートアップ企業とコラボレーションした小型モビリティ『Last 1 mile Mobility』も参考出品される。
●まとめ:月刊自家用車編集部
独自の走破性能も抜かりなく継承。幅広い走行状況での活躍が期待できる
今回、披露されるコンセプトカーは、SUVならではの走破性とMPVの居住性と快適性、使い勝手を兼ね備えたモデルで、カーボンニュートラル社会の実現を見据えた電動クロスオーバーMPVになる。
“Borderless Adventure”をコンセプトとし、開放感あふれる圧倒的な大空間キャビンと、さまざまな用途をこなせる航続距離と走破性を実現。電動車ならではの爽快感ある走りが楽しめるほか、状況に応じて走行モードを切り替えることで幅広いシチュエーションに対応できるとのこと。また、最低地上高をしっかりと確保し、さらに大径タイヤの採用や電動4WD駆動により、天候や路面を選ばないことも魅力としている。
2024年初頭に国内導入予定の「トライトン」も、初のお披露目
新型『トライトン』は、「Power for Adventure」という商品コンセプトのもと、内外装デザインからフレーム、シャシー、ボディ、エンジンなどを一新した1トンピックアップトラック。日本市場へ約12年ぶりに投入する計画で、来年初頭の発売を予定している。
次世代の椅子型モビリティの開発・製品化に取り組んでいるスタートアップ企業 LIFEHUB株式会社とのコラボレーションによる未来の小型モビリティ『Last 1 mile Mobility』を参考出品。この車両は、電動車の使用済みバッテリーを搭載したバギータイプで、クルマで辿りついた場所のさらに一歩先への冒険を想定している。
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