
日産自動車の高級車ブランド「INFINITI(インフィニティ)」は、新型「QX80」の概要を発表した。北米でのデリバリーは、2024年夏以降を予定。販売予定価格は8万2450ドル(約1244万円)〜となる。
●まとめ:月刊自家用車編集部
「プロパイロット アシスト 2.1」など、インフィニティ初の技術を採用
インフィニティQXは、インフィニティブランドが手掛ける最上級SUV。今回発表されたモデルは、四世代目にあたるモデルになる。
車体の前面にINFINITI を象徴した新デザインシグニチャーのダブルアーチグリルを採用。より立体的なINFINITIエンブレムも見どころのひとつ。
新型QX80は、インフィニティが進めるデザインフォーム「Artistry in Motion」を体現した独創的なスタイリングや、ダッシュボード上に14.3インチのディスプレイを2つ配置し、Googleビルトインを搭載する最新の「INFINITI in Touch」システムの採用、新開発3.5リッター ツインターボエンジンの搭載など、プレミアムブランド「インフィニティ」のフラッグシップモデルにふさわしい内容が与えられている。
ダッシュボード上に14.3 インチのディスプレイを2つ並べて配置する先進的なレイアウト。車載ITのINFINITI in Touchシステムは、Googleビルトインを搭載。Google Map やGoogle Play、Google Assistant などを利用することが可能。
装備機能も、ININITIとして初となる、高速道路においてハンズオフドライブを可能とする「プロパイロット アシスト 2.1」を採用。ほかにも天井に組み込まれた赤外線センサーが乗員の体温を検知し、温度と風量を調節して2列目に快適な空気を送り込む「バイオメトリック クーリング」や、車体前方側面の様子を2個の14.3インチディスプレイに表示できる「フロントワイドビュー」、フルサイズのラグジュアリーSUVセグメントでは初となる「クリプシュ プレミアムオーディオシステム」を搭載している。
天井に組み込まれた赤外線センサーが乗員の体温を感知することで、自動的に最適な温度環境を保つ「バイオメタリッククーリング」など、快適なドライブ空間を提供する最新装備も充実している。
最新パワートレーン&シャシーで、力強い走りを実現
3.5リッターツインターボエンジン(VR35DDTT)は、最高出力は450ps、最大トルクは516lb-ftを発揮。ギアレシオを40%拡大した9速ATを組み合わせで、レスポンス性と燃費性能の強化も図られている。
サスペンションは、電子式エアサスペンションもしくは電子制御でダンパーの減衰力を自動調整するダイナミックデジタルサスペンションを選択可能。横剛性を58%向上させたフレームを採用したことで、快適な乗り心地と優れたハンドリングを実現している。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(日産)
電子ミラーの限界を、物理ミラーが補ってくれる 近年、採用する車種も増加傾向にあり、市場の大きく成長しているデジタルルームミラー。日本だけでなく、海外でもルームミラーのデジタル化は進んでいるようだ。 デ[…]
2026 Nissan Navara PRO-4X 累計販売台数約50万台の人気モデル! 1986年の初代発売以降、仕事や旅の相棒として活躍してきたのが「ナバラ」。新型は、日産のオフロードモデルらしい[…]
現行モデルはライバルに完敗 そもそもLクラスのプレミアムミニバンは、1997年に登場した初代エルグランドがパイオニア。それまでの商用バンベースの1BOXミニバンとは一線を画した、乗用車ベースのFRシャ[…]
実績のある三菱アウトランダーPHEVのOEMモデル 発表された「ローグ プラグインハイブリッド」は、Re: Nissan再建計画の一環として、米国での電動化モデルの製品ラインアップ拡充を期待して投入さ[…]
日産 エクストレイル価格:384万3400〜494万6700円登場年月:2022年7月(最新改良:2025年8月) ハリアー&新型RAV4との競合が極めて有効 今夏にマイナーチェンジを実施したことで値[…]
最新の関連記事(SUV)
納車はFWDが2026年1月末、AWDが同年3月を予定 今回導入される「BYD SEALION 6」は、国内導入第5弾モデルであり、電気を主役にしたハイブリッドSUVとして投入される。 このモデルは、[…]
現在、モデル末期のバーゲンセールを実施中 マツダCX-5は、2026年夏頃にフルモデルチェンジが予定されているため、現行モデルは販売末期で値引きが拡大してきている。車両価格+付属品込みの値引きで平均3[…]
約3倍の耐久性を持つ、タフな専用シートを装着 限定車「North Star Edition」は、「レネゲード アルティチュード e-Hybrid」をベースに、ジープ初となる革新的な高強度素材を採用した[…]
スバルフォレスター価格:404万8000〜459万8000円 モデル人気を背景とした、強気な売り方を展開中。車両本体の値引きは10万円程度が大半 2025年4月にフルモデルチェンジした現行フォレスター[…]
手薄な「3列7名乗り」を埋めてくれそうな、注目のSUV デスティネーターの最大の特徴は、「The Confidence Booster for Energetic Families(いきいきとした家族[…]
人気記事ランキング(全体)
ドリンクホルダー不足は意外と深刻な“あるある問題” クルマの中にあるドリンクホルダーは、飲み物だけを置くものではない。小腹を満たすスナック、ボトル入りガム、灰皿、芳香剤など、実際は“なんでも置き場”と[…]
一見、何に使うかわからないが、活用の幅は広いアイテム 今回紹介するのは、様々なカー用品を多数リリースするカーメイトのグッズだ。商品の写真や装着した写真だけを見ても、どうやって使用するのかわかりにくいか[…]
愛車の“見えない変化”を可視化するという価値 どれだけ車両の安全装備が進化しても、ドライバー自身が車の状態を理解しておくことは欠かせない。なかでもタイヤは、わずかな空気圧の低下が直進安定性や燃費に影響[…]
前席と後席の「温度差問題」をどうにかしたい クルマの室温管理は意外と難しい。エアコンの風がダイレクトに当たる前席は快適でも、後席はワンテンポ遅れて効いてくる。そのわずかな差が、家族との移動では大きな不[…]
電子ミラーの限界を、物理ミラーが補ってくれる 近年、採用する車種も増加傾向にあり、市場の大きく成長しているデジタルルームミラー。日本だけでなく、海外でもルームミラーのデジタル化は進んでいるようだ。 デ[…]
最新の投稿記事(全体)
香りを切り替えられるフレグランスディフューザー モビリティショーで唯一、カー用品メーカーとして出展していたのがカーメイトだ。幅広いジャンルの商品を手掛けている同社だけに興味深いモデルが数多く見られるこ[…]
圧倒的な人気を背景に、強気なセールス戦略を展開中 発売前の予約の段階で1万台を超える受注を集めるなど、現行デリカミニの販売状況は極めて好調に推移している。そんな理由もあって、販売現場はなかなか強気で、[…]
人気ブランドのニセモノには要注意! タイヤメーカーの次にホイールメーカーを訪れてみた。市販アルミホイールの超メジャーブランドの「レイズ」は、最新技術を投入したスポーツモデルがずらりと並びドレスアップ派[…]
ブラックルーフを標準装備化 シトロエンC4 MAX HYBRIDは、新開発のハイブリッドパワートレーンと、進化した独創的なデザインを融合したモデル。新世代のシトロエンデザインを象徴するフロントフェイス[…]
基本を誤るとナットは固着地獄へ向かう ボルトやナットの脱着は整備における基礎そのものだが、作業が単純であるがゆえに油断が生まれやすい。力を入れた瞬間にナットの角が潰れたり、スパナが滑って指を打ったり、[…]
- 1
- 2
























