
2024年にマイナーチェンジが実施され、さらに魅力が高まったヴェゼル。グレード体系&装備仕様の変更のほか、e:HEV車を中心にパワートレーン&遮音性能も強化され、すべての面でパワーアップ。そんなヴェゼルを”釣り車”の視点から紹介していこう。
●文:月刊自家用車編集部
ヴェゼルってどんなクルマ??
ホンダ ヴェゼル e:HEV Z(FF)
全長×全幅×全高(mm):4340×1790×1590
ホイールベース(mm):2610
最低地上高(mm):195
車両重量(kg):1380
乗車定員:5名
WLTCモード総合燃費:25.3km
最小回転半径(m):5.5
ヴェゼルはホンダが発売するコンパクトSUV。SUVでありながらもスポーティなビジュアルとどんなシチュエーションでもマッチするボディサイズから人気を博しているモデルだ。
2024年に実施されたマイナーチェンジでは、e:HEVモデルにおいて、ダッシュボード、ルーフ、フロアの各遮音材と防音材の厚み、配置が最適化され、静粛性が向上。また、エネルギーマネージメント制御を見直すことで、エンジン始動回数、停止頻度を大幅に低減するとともに、アクセルレスポンスがアップするなど、基本性能の底上げがされている。
釣り車としての実力は…?
釣り場に向かう途中に狭い道に出くわすことはあるあるだ。ヴェゼルは狭い道でも苦にならないコンパクトなボディサイズながら、積載性も高い。普段使いと、釣りなどのアウトドアと両立が高いレベルでできるモデルだ。
実際に道具を積んだ例。この量でも荷室にはまだまだ余裕がある。ロッドの収納は、タウンユースの際にも邪魔にならない脱着が簡単なロッドホルダーがおすすめ。
釣り車として積載性も大事だが、釣りに行くにあたり、気になるのは燃費性能。e:HEVモデルならどのグレードの4WDを選択しても20km/ℓを超えるため、走行性能と燃費の両立が可能だ。
また、今回のマイナーチェンジでアウトドアテイストの強い「HuNTパッケージ」が登場。ルーフレールや専用アルミホイールなどを装備しているほか、エクステリアとインテリアも専用色となっており、クルマの個性を重視するアングラーにはぜひ選んでもらいたいモデルだ。
HuNTパッケージのエクステリア
ラインナップは、動力性能と燃費に優れるe:HEV車が中心マイナーチェンジ後のヴェゼルでも、中心に考えたいのはe:HEV車だ。ガソリン車も、e:HEV車も、1.5Lエン[…]
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ホンダ)
自宅からではなく「目的地で使う」 ホンダから新たなパーソナルモビリティ「UNI-ONE」が先日発表された。これは、ジャンル的には電動車いすと同等になるが、移動先の「目的地で利用するモビリティ」として利[…]
老舗ビルダーが提案する、軽キャンパーの新たな可能性 近年、車中泊やアウトドアブームの隆盛は著しい。都市生活者のストレス増大やリモートワークの普及が、自然回帰への欲求を刺激していると分析される。 こうし[…]
とても機能的!フォグライトの色が切り替えられる! ホンダアクセスは、これまでホンダ車専用の純正アクセサリーとして「LEDフォグライト クリア」と「LEDフォグライト イエロー」の2タイプを設定してきた[…]
走りへの期待を高める特別な内外装を採用 ヴェゼル e:HEV RSは、「URBAN SPORT VEZEL(アーバン スポーツ ヴェゼル)」をグランドコンセプトに、デザインと走りのスポーティーさを追求[…]
大人が手にする秘密基地 N-VAN コンポの最大の魅力は、まるで子供の頃に夢見た秘密基地を現実にしたような空間にある。助手席側の大開口部とフラットな床が生み出す自由度は抜群で、サイドオーニングを展開す[…]
最新の関連記事(SUV)
鮮やかなレッドのアクセントが映える特別なデザインをプラス ジープ コマンダー トレイルエディションは、リミテッドグレードをベースに、ブラックとグレーを基調としたボディに鮮やかなレッドのアクセントが映え[…]
走りへの期待を高める特別な内外装を採用 ヴェゼル e:HEV RSは、「URBAN SPORT VEZEL(アーバン スポーツ ヴェゼル)」をグランドコンセプトに、デザインと走りのスポーティーさを追求[…]
「ピュア ポジティブ」が体現する、新しいフォルクスワーゲン 「ID.クロス コンセプト」は、人気の「T-クロス」クラスに属する電動コンパクトSUVとして、その手頃な価格帯が注目を集める。デザイン責任者[…]
グロッシーブラックのアクセントで存在感をプラス 今回導入される「XC60 Ultra B5 AWD Dark Edition」は、今年6月に内外装がリフレッシュされた最新のXC60マイルドハイブリッド[…]
55年の歴史に敬意を表した特別なレンジローバー 1970年の誕生以来、レンジローバーは「ラグジュアリーSUV」という新しいカテゴリーを創造し、そのセグメントを常に牽引してきたモデル。 快適な乗り心地と[…]
人気記事ランキング(全体)
車内を快適に! カーエアコンの正しい使い方とは? 車内を快適な温度に保つために必要な、カーエアコンの正しい使い方を4つのポイントから見ていこう。 まずひとつ目のポイントは、カーエアコンの起動タイミング[…]
見た目では用途がわかりにくい、意外性のあるカー用品 世の中には多種多様のカー用品があり、奇抜なものから思わずおっと唸ってしまうようなアイテムがたくさんある。カー用品のお店やECサイトでカーグッズを探っ[…]
コンパクトに収まるベース仕様 RS1+のベースとなるのは、スズキ・エブリイワゴン。標準設定としてベッドマット、カロッツェリアの楽ナビ、そして諸費用を含む構成になっている。軽キャンピングカーを求める人に[…]
大人が手にする秘密基地 N-VAN コンポの最大の魅力は、まるで子供の頃に夢見た秘密基地を現実にしたような空間にある。助手席側の大開口部とフラットな床が生み出す自由度は抜群で、サイドオーニングを展開す[…]
全方位型のツインタイプの小型ファン 先日、ヘッドレストに装着するタイプの扇風機を愛車に導入したのだが、ファンとしてはオーソドックスな丸型タイプの扇風機も使う機会があったので、便利そうな2種を紹介してい[…]
最新の投稿記事(全体)
2030年以降、スズキのクルマはどう変わる? 昨年2024年7月、スズキは「10年先を見据えた技術戦略」を発表している。全体の方針として「エネルギーを極小化させる技術」に注力することで、顧客への移動す[…]
最高のマイバッハを唯一無二の特別装備で、さらなる高みへ この特別仕様車は、究極のラグジュアリーを追求するメルセデス・マイバッハに大自然からインスピレーションを得た特別な要素を組み合わせていることが特徴[…]
エンジン&NV性能向上で、快適な移動空間を実現 新型ルークスは、デザインやキャビン空間、走行性能、使い勝手など、全方位で進化。快適な移動空間を実現するため、エンジンユニットは燃費と静粛性を改善し、さら[…]
自宅からではなく「目的地で使う」 ホンダから新たなパーソナルモビリティ「UNI-ONE」が先日発表された。これは、ジャンル的には電動車いすと同等になるが、移動先の「目的地で利用するモビリティ」として利[…]
本日9月19日、トヨタ公式の“気になるサイト”がオープンした。詳しい内容についてのアナウンスはまだないが、何といっても目を引くのは並んだ5つのエンブレム。毎日深夜0時に“新たなメッセージ”が届くという[…]
- 1
- 2