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日本発売を予定している新世代の燃料電池車、ホンダ・CR-V e:FCEV、北米で生産を開始

ホンダは、米国オハイオ州メアリズビルに構えるパフォーマンス・マニュファクチュアリング・センター(PMC)で、新型燃料電池車「CR-V e:FCEV(シーアールブイ イーエフシーイーブイ)」の生産を開始したことを発表した。このモデルは今年、米国と日本で発売を予定している。

●まとめ:月刊自家用車編集部

実用&利便機能をプラスすることで、FCEV(水素燃料電池車)の普及を目指す

今年、米国と日本で発売を予定している「CR-V e:FCEV」は、外部充電可能なプラグイン機能も備えた燃料電池車。

CR-V e:FCEVの一充填走行距離は270マイル以上、EV走行可能距離は29マイル以上と発表されている。

長い航続距離を走れることと、水素の充填時間が短いという燃料電池車のメリットはそのままに、家庭や外出先で充電できるプラグイン機能や、実用的なSUVパッケージを採用することで、利便性をさらに高めてことが強み。

燃料電池車の普及をさらに進めることが期待されているモデルになる。

CR-V e:FCEVに搭載される燃料電池システムは、ホンダとゼネラルモーターズ(GM)が共同で開発したユニット。合弁生産拠点である米国ミシガン州ブラウンズタウンのFuel Cell System Manufacturing LLCで生産される。

燃料電池車「CLARITY FUEL CELL(クラリティ フューエル セル)」<2019年モデル>に搭載していた燃料電池システムに対して、コストを3分の1に低減。耐久性も2倍に向上させ、耐低温性も大幅に向上している。

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