
クルマのアフターパーツメーカーのパイオニアは、ハイレゾ音源再生に対応し、ウーファーの振動板径の大型化とフレームの深型化により、原音に忠実でありながら情報量豊かで開放的な音楽再生を実現するカスタムフィットスピーカーのフラッグシップモデル「Vシリーズ」1機種、ハイグレードモデル「Cシリーズ」5機種と、チューンアップトゥイーターの単体モデル3機種を発売する。
●まとめ:月刊自家用車編集部
Vシリーズ「TS-V174S」の主な特長
「Vシリーズ」は、忠実な原音再生に加えて新たに“Open & Smooth”コンセプトを採用し、力強く豊かな低域と高密度で臨場感のある中高域でリアルな音場再生を実現している。
豊かで力強い低域と高密度で臨場感のある中高域でリアルな音場再生を実現
ウーファー部の振動板の有効振動径を大型化(従来比103%)し、剛性を高めて深型化した「トラスバスケットフレーム」を採用するとともに、新開発の磁気回路で有効振幅量を従来比150%まで拡大することで、メリハリのある豊かな中低域再生を可能に。トゥイーター部には、高いヤング率と内部損失を併せ持つ広指向特性の「チタン製バランスドドームダイアフラム」を採用し、豊かな音場と伸びやかで美しい高音再生を実現。
フラッグシップモデルならではの高品位なデザイン
ウーファーのフレーム最外周にローズゴールドカラーのダイヤカットを採用するとともに、トゥイーターにローズゴールドカラーのパールを含有した質感のあるマットブラック塗装を採用することで、高品位なデザインに仕上げられている。
チャンネルセパレーションを向上する専用設計「セパレート型クロスオーバーネットワーク」
トゥイーターとウーファーのネットワーク回路を分離することで、干渉ノイズを排除し、透明感と質感のある高音質再生を実現。それぞれのネットワークを小型化しており、コンソール内やドアの中などへの取付けが可能となっている。
トゥイーターに音場の微調整が可能な「ボールジョイント機構」を採用
トゥイーターを取り付けた後に、上下25度、左右22度の範囲でスピーカーの向きの調整が可能。
Cシリーズ 各モデルの主な特長
「Cシリーズ」は、 “Open & Smooth”コンセプト※1を踏襲し、躍動感のある低域により、臨場感のある音楽再生を実現。セパレートスピーカータイプ3機種とコアキシャルスピーカータイプ2機種をラインアップ。
※1「低クロスオーバーによる広指向特性」と「全帯域にわたる低歪み」をキーワードとしたサウンドコンセプト。“Open”は開放的な音の鳴り方や音場がスピーカーの間隔より広く感じられるようなステージ感、“Smooth”はウーファーとトゥイーターの音がスムーズにつながっている状態を表す。
躍動感のある低域により、臨場感のある音楽再生を実現
ウーファー部に、2層構造の「アラミドファイバーコーン」や剛性を高めて深型化した「トラスバスケットフレーム」を採用することで、メリハリのある中低域再生を実現。さらに「TS-C1740S/-C1746S/-C1740」は、振動板の有効振動径を大型化(従来比102%)することで、豊かで伸びのある低域再生を実現している。トゥイーター部には、軽量・高剛性で超高域再生を実現する「アルミニウム合金製バランスドドームダイアフラム」や、磁気回路から伝わった振動板の動きをより正確に制御する「ポリウレタンコートエッジ」を採用。
低クロスオーバーを実現する専用設計「クロスオーバーネットワーク」
高品位音響パーツを使用し、低クロスオーバーを実現する「クロスオーバーネットワーク」を採用。( 「TS-C1740S 」「TS-C1640S」)さらに、低クロスオーバー化と取付性を考慮した「インライン クロスオーバーネットワーク」を採用。トゥイーター/ウーファーの ネットワークを別体にすることでバイアンプ接続も可能となっている。(「TS-C1746S」)
チューンアップトゥイーターの特徴
チューンアップトゥイーターは、緻密な音の描写と臨場感を実現し、ハイレゾ音源の再生にも対応。また、取付け後でも、車室内の形状や取付位置に合わせて最適な向きに角度調整が可能となっている。(「TS-T940」「TS-T740」)そのほか、取付性を考慮した専用「クロスオーバーネットワーク」を同梱。
各機種仕様表
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