実際にカー用品店へ足を運び、担当者に「このトピック(ジャンル)ではどの商品が売れているのか」「なぜ人気なのか」を聞くこの人気企画。ここでは洗車の必須アイテム「カーシャンプー」をA PITオ-トバックス東雲店に聞いてみました!
●文:月刊自家用車編集部(ピーコックブルー)
カーシャンプーって今何が売れてる? A PITオートバックス東雲の担当者に聞いてみたところ……
今回は、愛車を美しく保つために必須のアイテム「カーシャンプー」をピックアップ。都内最大級のカー用品店であるA PITオ-トバックス東雲(以下、A PIT東雲)に取材をご協力いただき、どの商品がなぜ売れているのかを詳しく紹介します。
(2024年10月時点のA PIT東雲における情報となります)
1位:シュアラスター「カーシャンプー1000」
2024年10月現在もっとも売れているカーシャンプーは、シュアラスターの「カーシャンプー1000」でした。
人気のポイントを伺ったところ、浮田さんは「コーティング車には、基本的に中性洗剤を使用する必要があります。この商品は中性洗剤、つまりコーティング車にも使用できる汎用性の高さが人気を集めています」と話しました。
ノーコンパウンドなので、コーティングやワックスを落とすことなく、車をきれいに洗い上げが可能で、またシュアラスターは洗車系ケミカル大手メーカーで信頼が置けるため、その点においても人気を集めているようです。
2位:プロスタッフ「CCウォーターゴールド シャンプー」
続いて2位は希釈タイプの洗浄用シャンプー、プロスタッフ「CCウォーターゴールド シャンプー」。浮田さんは、「研磨剤が入っていないきめ細かくなめらかな泡で汚れを包みこみ、コーティングを傷つけずに洗車できる点が人気を集めています」と話します。
また、同社のコーティング剤と「CCウォーターゴールド シャンプー」をセットで購入しているユーザーも少なくないようです。
3位:ソナックス「グロスシャンプー」
ソナックス「グロスシャンプー」も、前述の1位2位の商品同様にコーティングを痛めず洗車できる点が人気のポイントだそうです。
1位、2位の商品より少し高価ではあるものの、通常、一度の洗車で使用するカーシャンプー原液の量は50mlですが、「グロスシャンプー」の場合は25ml。これにより、中型車およそ40台分に使用できるコスパのよさも好評だといいます。
また、浮田さんは次のように話します。
「ソナックスは海外のメーカーではあるものの洗車ブランドとして人気が高いため、よく売れています」
4位:KeePer「コーティング専門店のカーシャンプー」
4位を飾ったのは、言わずと知れたコーティングメーカーであるKeePerが販売する「コーティング専門店のカーシャンプー」。商品名がさす通り、コーティング専門店であるKeePerが”カーコーティングを知り尽くしている”からこそ展開しているシャンプーです。
例に漏れずこの商品も、コーティング車に対応しています。
5位:ウィルソン「泡仕立てシャンプー」
そして5位にランクインしたウィルソン「泡仕立てシャンプー」は、シルキーな泡でホコリ汚れを包み込んでくれるカーシャンプーです。また天然ヤシ油成分を配合しているので、ボディにやさしい点もポイント。
なお、こちらもコーティング車に対応しています。
このようにカーシャンプーという括りで売れ筋の商品を見てみると、「コーティング車でも問題なく使用できるもの」が注目を集めていることがわかりました。
愛車を美しく保つためにカーコーティングをほどこすユーザーが増えるのと比例して、今後もコーティング車に対応したカーシャンプーはさらに増えていくはずです。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(カー用品)
A PITオートバックス東雲の担当者に聞く、レーダー探知機の売れ筋とその理由とは? 安全走行のお供とも言えるアイテム、「レーダー探知機」。この秋はどの商品が売れているのか、都内最大級のカー用品店である[…]
独自のシェブロン(鋸刃)形状が、走りの質向上に大きく貢献 今年9月にマイナーチェンジを行ったシビックに対応するテールゲートスポイラー(ウイングタイプ)は、発表以来、多くのユーザーから事前注文を集めるな[…]
新型チェストの工具セットが特別価格で狙える KTCが開催するセールスキャンペーンは、全国のサンデーメカニックから注目を集めている名物イベントのひとつ。 「2025 SK SALE」セールでは、2006[…]
A PITオートバックス東雲で売れてるドラレコはこれ! 人気のワケは? 第1回目となる本記事では、車載必須のアイテムである「ドライブレコーダー」をピックアップ。そして今回、都内最大級のカー用品店である[…]
フラワーベースの発祥は、デオドラントを兼ねた装飾品 空冷VWの世界には、ダッシュボードに花を飾る文化があります。そして、その花瓶のことを「フラワーベース」と呼び、さまざまなデザインがあるためコレクター[…]
最新の関連記事(洗車)
何度洗車しても、ボディ表面のゴツゴツ感が消えない……、そんな時にこそ試して欲しい 都心部の汚れた空気の中を走り回っていると、塗装表面には様々な異物が付着する。特に厄介なのが目には見えない鉄粉だ。 主な[…]
汚れが洗い流される?梅雨の時期は洗車しなくても良いのか 車の外装は、汚れ/塩分/酸性雨/鳥のフンなど、さまざまな要素によって常にダメージを受けています。これらの汚れを放置しておくと、塗装が傷ついたり、[…]
研磨剤を使用せず、塗り込む 今回のテスト車両は2007年式。もう15年以上が経過しているので、しっかり洗車をしたつもりでも、なんとなくくすんで見えてしまう。その原因の一つが樹脂パーツの劣化で、特にヘッ[…]
ボディに焼きついてしまった虫の死骸、どのようなデメリットが生じる? ふと愛車に目をやると謎の血痕…よくよく見ると血を吸った蚊が車にぶつかり、くっついてしまったようだ。軽くこすってみても、なかなか汚れが[…]
ダッシュボードの奥の狭い隙間が綺麗になる 『プラスセーヌ 内窓・ダッシュボード用ハンディモップ』は累計販売数20万個以上の大ヒット商品。今回は、更なるユーザーの要望に応え、同商品に取り付けるだけでダッ[…]
人気記事ランキング(全体)
ベース車両はダイハツのアトレー ベースとなる車両はダイハツのアトレー。燃費が良く小回りの効く軽自動車でありながら、車内スペースが広く、多くの荷物も積み込める人気の車。キャンピングカーイベントではベース[…]
アルファードがベースのキャンピングカー(グランドモーター) ベースとなる車両は広々とした高級感あふれるミニバン・アルファード。キャンピングカーとしてだけでなく、世間でよく見かける超人気車種だ。サイズが[…]
ベース車両は遊びの王様トヨタ・ハイエース ベースの車両はトヨタのハイエース。カスタムの幅が広く、アウトドアを中心としたユーザーに、非常に人気の高い車だ。 ハイエースはなんと言ってもクラス最大級の荷室の[…]
ETC利用率は90%を超え、広く普及 ETCとは、エレクトロニック・トール・コレクション・システムの略称となり、日本語では電子料金収受システムとなる。高速道路や有料道路の料金所などに設置され、ノンスト[…]
ベース車両はトヨタのハイエース ベースの車両はトヨタのハイエース。カスタムの幅が広く、アウトドアを中心としたユーザーに、非常に人気の高い車だ。 ハイエースはなんと言ってもクラス最大級の荷室の広さが魅力[…]
最新の投稿記事(全体)
原材料価格の高騰を理由とした価格改定も実施 ダイハツ工業は、「タフト」の安全性能を向上させるなど、一部仕様変更を実施。11月21日より発売する。 なお、今回の一部改良で原材料価格の高騰を理由とした、メ[…]
水素エンジンとトヨタハイブリッドシステムの融合で、ガチで滑らかな走りを披露! 現在スーパー耐久の場を活用して水素エンジンの開発が行なわれているが、開発の現場はサーキットだけではなく、並行して実用化に向[…]
1:トヨタ マークII/チェイサー/クレスタ[X70] デビュー:1984年8月 ボディカラーは”スーパーホワイト”ほぼ一択”だ。ワインレッドの内装に、柔らかなシート表皮。どこか昭和のスナックを思い起[…]
ベース車はスズキ・エブリイワゴン/キャビン 2mini Frozoo(マリナRV) ベースとなる車両はスズキ・エブリイワゴン。釣りやキャンプなどアウトドア趣味のユーザーに人気が高い軽バンコンは、キャン[…]
ナメたナットを切って外すツール 角をナメてしまったナットは、外れたとしても再利用することは難しい。であれば、壊してして外す、という選択肢もある。それを可能とするツールが「ナットブレーカー」だ。ナットを[…]
- 1
- 2