
Stage21が手掛ける「リゾートデュオ レグラス プロ」は、ハイエースをベースに作られたバンコンキャンピングカーだ。標準ボディ・標準ルーフを採用し、街中での扱いやすさを確保しながら、室内には広いベッドとリアギャレーを配置。冷蔵庫や電子レンジ、12V直結エアコンなど快適装備も揃い、長期旅行から週末の車中泊まで幅広く対応する。コンパクトながら充実した空間は、まさに大人の旅にぴったりの一台だ。
●文:月刊自家用車編集部
標準ボディで実現する扱いやすさと快適性
レグラス プロの大きな特徴は、ハイエースの標準ボディ・標準ルーフを採用している点にある。全高が抑えられているため立体駐車場や一般的な駐車場にも収まり、街乗りや買い物など日常の延長として使える利便性を備えている。その一方で、リアにギャレーを配置することで、しっかりとしたベッド幅を確保。車内に入ればコンパクトさを感じさせない広さと落ち着きのある空間が広がる。
一人旅ではベッドを展開しなくても横になれるほどの余裕があり、気軽に休憩や仮眠が可能だ。二人での就寝にも対応しており、ベッドマットは180cm×138cmと大人二人がしっかり横になれるサイズ。もちろんペットと一緒にくつろぐこともでき、愛犬を連れての旅にも相性が良い。
上質なインテリアと選べるシート素材
室内の雰囲気を決定づけるシートには、多彩な素材とカラーが用意されている。ビニールレザーはペットを飼うユーザーから特に人気で、汚れや水分にも強く日常的に扱いやすい。ポリエステル生地の斑織は質感が柔らかく、温かみを感じさせる仕上がりだ。いずれも職人による丁寧な縫製で仕上げられ、オーダーメイド感覚で好みに合わせたインテリアを構築できる。
コンパクトな空間を無駄なく活かすレイアウトも魅力で、ソファやベッドに腰を下ろすと落ち着きのあるリビングのような居心地が生まれる。旅行中だけでなく、自宅の駐車場でプライベートルームとして活用するユーザーも多いのは、この居心地の良さが理由だろう。
快適な車内環境を支える空調と電装
レグラス プロには、Stage21オリジナルの12V直結型エアコン「One Cool 21」が標準装備されている。外部電源に頼らず稼働でき、100Ahのリチウムイオンバッテリー2基で最大約15時間の運転が可能だ。夜間に外気温が30℃あっても車内を26℃に保てる性能を持ち、夏場の車中泊を安心して楽しめる。
さらにLED照明付きベンチレーターも備わり、季節を問わず快適な環境を維持できる。電装系は集中スイッチパネルで一括管理され、バッテリー残量がパーセンテージ表示されるため直感的に確認可能。ソーラーパネルも搭載されており、走行充電や外部電源とあわせて常時電力を補給できる仕組みとなっている。旅先での電源不安を大きく軽減してくれる仕様だ。
調理と食生活を支える充実の装備
車内での時間を豊かにするのが、リアに配置されたギャレーだ。シンクにはシャワーヘッドが備わり、車内外どちらからも使える仕様となっている。給排水タンクは各10Lで、簡単な調理や洗顔などには十分な容量だ。電子レンジはヘルツフリー対応のため全国どこでも使用可能で、調理や温め直しを手軽に行える。
冷蔵庫は15Lと小型ながら-20℃まで冷却でき、冷凍保存も可能。ソーラーパネルの電力供給により24時間稼働できる点も大きな魅力だ。長期の車中泊やアウトドアでも食材を新鮮に保てるため、自炊派には心強い装備といえる。外食に頼らず、車内で食事を楽しむスタイルを実現できるのはレグラス プロならではの利点だ。
車内で過ごす時間を豊かにするエンタメ装備
レグラス プロには、リア助手席側に24インチモニターが設置されている。大画面で映像を楽しめるだけでなく、テレワークや資料確認にも活用できるのがポイントだ。キャンピングカーが単なる旅の道具から、移動オフィスやセカンドリビングへと進化していることを感じさせる装備といえる。
また、ルームミラー型のドライブレコーダーも標準装備され、前後カメラによる録画に対応。後方映像を常時表示できるため視界の確保にも役立つ。旅先での安心感を高めるだけでなく、日常の運転シーンでも大きなメリットをもたらす機能だ。遮光カーテンや収納棚も細やかに備えられており、居住性と実用性をバランスよく両立している。
コンパクトさと本格装備の両立
ハイエース標準ボディをベースにするレグラス プロは、取り回しやすさと本格的なキャンピング装備を見事に融合させたモデルだ。街中からアウトドアフィールドまで自在に走り、停車すれば快適な居住空間が広がる。ソーラーパネルやリチウムバッテリーを組み合わせた電力システムは信頼性が高く、冷蔵庫やテレビ、スマホ充電などの家電を常時稼働させられる点も魅力だ。
“Pro”の名にふさわしく、単なる週末仕様ではなく長期の旅や多用途な使い方に対応できる懐の深さを備えている。ハイエースという扱いやすいサイズ感に加え、充実した標準装備を揃えることで、幅広いユーザーにとって現実的で快適な選択肢となるキャンピングカーだといえる。
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