
スズキ・エブリイワゴンをベースにした「RS1+」は、ATV群馬が手掛ける軽キャンピングカーだ。コンパクトでありながら上質なベッドマットを備え、ナビや豊富なオプションで自分仕様に仕上げられるのが魅力となっている。収納や電源システム、モニターや冷蔵庫といった装備を自由に組み合わせることで、街乗りから週末の旅まで幅広く対応。軽だからこそ気軽に扱え、しかも本格的な車中泊の快適性を楽しめる1台だ。
●文:月刊自家用車編集部
コンパクトに収まるベース仕様
RS1+のベースとなるのは、スズキ・エブリイワゴン。標準設定としてベッドマット、カロッツェリアの楽ナビ、そして諸費用を含む構成になっている。軽キャンピングカーを求める人にとって「寝ること」と「ナビがあること」は最低限の条件といえるが、その両方を満たしているのがRS1+の特徴だ。これだけでも車中泊やちょっとした旅に出かけるには十分であり、必要に応じてオプションを追加すれば用途に合わせた自分好みの1台を仕上げることができる。
快適性を左右するベッドマット
車中泊において最も重要なのがベッドマットの質だ。RS1+のマットは、ATV群馬のハイエースキャンピングカー「RSプレミアム」と同等の高品質を誇る。適度な硬さと上質な手触りに加え、耐久性や縫製の仕上げもハイレベルで、軽自動車だからといって妥協のない仕上がりとなっている。色や素材も選択可能で、好みに応じて雰囲気を変えられるのもポイントだ。朝の目覚めを快適にするベッド環境が整っていることは、長旅に出るユーザーにとって大きな安心感につながる。
自由度の高いオプション装備
RS1+の魅力はオプションの豊富さにもある。調光付きのLEDダウンライトは夜間の車内を心地よく演出し、収納ラックは限られた軽自動車のスペースを有効に活用できる。エンタメを重視する人にはサイバーナビやフリップダウンモニターを組み合わせることで、映画や音楽を楽しめる「サイバーキャビン」仕様にすることも可能だ。さらにポータブルバッテリーを接続すれば、停車中でも電源を気にせずに快適に過ごせる。冷蔵庫やオーニングといったアウトドアギアの追加もできるため、使い方の幅は大きく広がる。
軽自動車ならではの収納工夫
軽キャンピングカーの課題は収納スペースだが、RS1+はその解決策も用意されている。ベッド下には踏み台を収納できる広大なスペースがあり、ルーフボックスと組み合わせればさらに積載力をアップできる。踏み台はルーフボックスへのアクセスにも欠かせないアイテムだが、普段は邪魔にならずに収められる工夫がされている。限られたスペースをどう活用するかは軽キャンパーの鍵だが、RS1+はその点でも実用的な答えを提示している。
軽キャンパーで広がるライフスタイル
RS1+は、軽自動車のサイズ感だからこそ街乗りや日常使いにも無理がなく、週末のアウトドアや旅行にも柔軟に対応できるのが強みだ。電源やモニター、収納などのオプションを自分のライフスタイルに合わせて組み合わせることで、一台のクルマが第二のリビングにも、旅の拠点にも変わる。手軽さと快適さを兼ね備えたRS1+は、軽キャンピングカーを検討する人にとって大きな魅力を持つ存在といえるだろう。
写真ギャラリー
ベースとなる車両はスズキのエブリイ。
ベースとなる車両はスズキのエブリイ。
バックドア側から見た車内。
フラットシートは広々としており、大人が横になっても余裕がある広さ。
車外に展開できるテーブルはアウトドアの際には以上に便利。
ルーフボックスも備えており、こちらにも荷物を積載することが可能。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
人気記事ランキング(全体)
トヨタ車で見かける小さな突起。実は走行性能に関わるパーツだった! 街中を走るトヨタ車をよく観察すると、ドアミラーの付け根やテールランプの側面などに、小さな突起が設けられていることがある。デザイン上のア[…]
使っていないUSB端子が、愛車をドレスアップする場所に変わる!? 愛車のインテリアにちょっとした変化を加えたい。そう思っても、内装パーツの交換や本格的なイルミネーションの設置となれば、費用も手間もかか[…]
雨の日に意外と困る「ドアミラーの水滴」 雨天時の運転では、フロントガラスならワイパーで視界を確保できる。サイドウインドウも、走行中であれば風によってある程度水滴が流れ、どうしても見えにくければ窓を一度[…]
57年前とは思えない美しいデザイン。セダンとは異なる設計を採用した高級クーペ 1967年5月、マツダは世界初の量産2ローターロータリーエンジン車「コスモスポーツ」を発売し、自動車業界にその技術力を知ら[…]
納車後でも遅くない!歴代ランクルの遺伝子を宿す「丸目」へのフェイスチェンジ 「角目デザインも良いけれど、ランクルらしいクラシカルな丸目スタイルにも惹かれる」そんなオーナーの悩みに応えるカスタマイズが登[…]
最新の投稿記事(全体)
電動化時代にもブレない「アルピーヌらしさ」を凝縮 電動化の波が押し寄せるなか、アルピーヌが提示した答えは、スペック数値の競争ではなく「操る歓びそのもの」だった。 A290は、モーター駆動特有の鋭いレス[…]
RVパーク 銀の湯 静かな田園風景に包まれながらゆったりとした時間が過ごせて、鹿児島観光の拠点として便利なRVパーク 鹿児島市の自然豊かなリゾート施設「VILLA FUMOTO」に併設され[…]
見落としていた便利なスペース! ヘッドレストが収納場所に変身 スマートフォンのホルダーや充電器、ドリンクホルダーなど、車内を便利にしてくれるカーグッズは数え切れないほど存在する。こうした製品を上手に取[…]
SUV用タイヤ/ミニバン用タイヤとは SUV用とミニバン用タイヤは、どちらも車重があり、重心が高めの車両を支えるため、ふらつきや偏摩耗を抑える工夫が施されている。ただし、SUV用は舗装路から未舗装路ま[…]
艶やかなブラッククロームが魅せる「Black Sports Style」 今回のマイナーモデルチェンジに合わせて仕立てられた「Black Sports Style」は、SUVならではの力強い佇まいに、[…]
- 1
- 2
























