「値段に二度見…でも納得」860万円超の軽トラック!? ディッキーズのコラボキャンパー、室内を見たら完全に次元が違った【横浜キャンピングカーショー2026】│月刊自家用車WEB - 厳選クルマ情報

「値段に二度見…でも納得」860万円超の軽トラック!? ディッキーズのコラボキャンパー、室内を見たら完全に次元が違った【横浜キャンピングカーショー2026】

「値段に二度見…でも納得」860万円超の軽トラック!? ディッキーズのコラボキャンパー、室内を見たら完全に次元が違った【横浜キャンピングカーショー2026】

●文/取材:月刊自家用車編集部

アメカジ好きの心を鷲掴みにするタフでクラシカルな装い

平日は街乗りや買い物、仕事の道具運びをスマートにこなし、金曜の夜になればお気に入りのギアを放り込んで気ままに車中泊の旅へ出る。そんなライフスタイルに憧れる人は多いはずだ。 だが、ハイエースクラスのキャブコンは普段使いで持て余すし、かといってノーマルの軽バンではどうしても「車中泊の無理やり感」が拭えない。

日本の道にジャストなサイズ感のまま、ドアを開けた瞬間にアメリカのヴィンテージ空間へワープできる。そんな大人の秘密基地のような1台を、先日足を運んだ「横浜キャンピングカーショー」の会場で見つけた。 独創的なモデルを連発するダイレクトカーズと、世界中で愛されるワークウェアブランド「Dickies(ディッキーズ)」が組んだ話題作、「PLAT Model Dickies(プラット モデル ディッキーズ)」だ。

エントランスから覗くだけで胸が高鳴る極上キャビン。深みのあるウッド家具とキャメルレザーのソファが調和し、軽トラベースとは思えないアメリカンヴィンテージな空気感が広がる。扉を開けた瞬間から大人の秘密基地だ。

ベースは商用軽トラックの定番、ダイハツ「ハイゼットトラック」。 会場のブースでひと際異彩を放っていたのが、このボディカラーだ。

いかにもDickiesらしい絶妙なサンドベージュで全体を包み、フロントからキャブコンシェル側面、リヤに至るまでおなじみのロゴを堂々とあしらっている。 下回りをブラックのバンパーとホイールでグッと引き締めたことで、野暮ったさは皆無。アメリカンカルチャーの骨太さとアウトドアの道具感がうまく溶け合い、街中でもキャンプ場でも文句なしに映えることだろう。

ダイハツ・ハイゼットトラックをベースに仕立てられた、扱いやすいサイズ感のキャブコン。バンク部に堂々とあしらわれたDickiesロゴが誇らしげで、アメリカンワークウェアの持つ機能美と遊び心を全身でアピールしている。

本気の内装美学が注がれた贅沢すぎるキャビン空間

エントランスから車内を覗き込んでみると、軽トラックベースという事実を完全に忘れてしまうほどの雰囲気のあるキャビンが広がる。 深い木目のリアルウッド家具に、渋いアースグリーンの壁。天井やキャビネットの隙間から漏れ出す間接照明が、まるでアメリカの古いダイナーや隠れ家バーのような陰影を作り出している。

主役はキャメルブラウンのロングレザーソファだ。大人が足を崩してくつろげる広さがあり、座面を持ち上げれば引き出し式の大容量ストレージが現れる。見せたくない荷物はすべてここに放り込んでおけるだろう。

キッチンまわりも黒で統一したスクエアシンクを配置。グースネック水栓やビルトインコンロ、そして調理器具を整理できる引き出し群など、旅先でのちょっとした調理レベルならばこなすことができるだろう。

サイドにゆったり配置されたロングソファと質感豊かなリアルウッド。窓辺のネオン調ロゴや落ち着いた配色が絶妙。

上部に整然と並ぶオーバーヘッドキャビネットは、シックな木目扉と無骨なブラックパーツが好相性。間接光がやさしく照らす天井回りにはエアコンや換気ファンもスマートにビルトインされる。

大人も寝られるベットスペースも用意

居住性だけでなく、実用面の割り切りと作り込みも見事だ。 乗車定員は4名、就寝は3名(大人2名+小人1名)を確保。運転席上のバンクベッドはしっかりと高さを取ってあり、大人が潜り込んでも圧迫感なく身体を休められる。 足回りは頼もしいフルタイム4WDに4速ATの組み合わせ。クーラー、冷蔵庫、リチウムイオンバッテリー、ソーラーパネルといった長期滞在に必要な電装・空調系もすべて最初から手の内に入っている。

運転席上部に広がるバンクベッドスペース。シェル形状を活かしてしっかりとした室内高が確保されており、大人が潜り込んでも窮屈さを感じにくい。美しい木目パネルとダウンライトが秘密基地感をさらに引き立てる。

マットブラックのグースネック水栓とビルトインコンロが目を引く本格キッチン。高級感のあるダークグレーのワークトップは傷が目立ちにくそうだ。

キッチンカウンター下に備えられた充実の引き出し収納。深めのオープンスペースと複数のスライドドロワーにより、調理器具や散らかりがちな小物をすっきりと整理可能。木目の風合いも雰囲気がある。

車両本体価格は712万円から、会場に展示されていたフル装備仕様は867万7800円のプライスとなっていた。 軽キャンパーとしては最高峰クラスの値付けだが、本モデルならではの唯一無二の世界観に心奪われるユーザーは確実にいるはずだ。日常の移動から非日常の冒険まで、オーナーのライフスタイルを劇的に豊かにしてくれる特別な1台に違いない。

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