
●文:おもちのビート ●まとめ:月刊自家用車編集部
首都高と聞いて思い浮かぶのは…
こんにちは。YouTubeで「おもちのビート」チャンネルを運営しているおもちです。
みなさんは「首都高」と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか?
・カーブが多くてクネクネしている
・いつも混んでいる
・分岐や合流が難しい
・週末の深夜は治安が悪い
こんなことを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
そんなイメージがある首都高ですが、実は最高のドライブコースになるタイミングが1週間のうちに一度だけ(あくまでも個人的に)あります。
それは「日曜日の早朝」です。
なぜ「日曜日の早朝」だけが最高のドライブコースになるのか・・・
今回は、日曜早朝首都高ドライブが好きな私が、その魅力とオススメの走り方をお伝えしたいと思います。
首都高は深夜よりも、絶対に日曜早朝の方がおすすめ
レインボーブリッジから見る朝焼け。日曜日に早起きした人だけが見ることのできる景色。
なぜ日曜日の早朝がおすすめかというと、それはもちろん「空いているから」です。
他の曜日に比べると日曜日はトラックの台数が圧倒的に少ないです。また、その他の「仕事のために首都高を走っている」クルマについても、日曜日は少なくなります(会社がお休みなので)。
「じゃあ土曜日の深夜でもいいんじゃないの?」という考えになる方もいるかと思いますが、土曜日深夜はリアル首都高バ○ルをしているクルマもいます。
深夜帯はゲームよろしく、かっ飛んで行くクルマも多し。あぶない。
リアルで遭遇すると、とんでもない速度で自分の車を追い抜いていくため、結構怖いです・・・。
また、首都高内のパーキングエリア(以下、PA)は、深夜帯は閉鎖している場所も多く、トイレ休憩をするのも難しくなってきます(早朝の時間帯になると解放されます)。
以上のことを総合的に考えると、「ドライブするのであれば日曜早朝がベスト」という結論になってくるのです。
空いている時間だからこそ、道を覚えられる
日中であれば車が左右に交差する箱崎JCT。早朝であれば楽々走ることが可能(もちろん油断は禁物)。
混んでいる日中の首都高は、前後左右から来る車とカーナビの指示でいっぱいいっぱいになってしまいますが、早朝であれば空いているので落ち着いて走ることができます。
「次は右に行く必要があるから、早めに右車線にいた方がいいな」
「ここは右からの合流だから基本は左車線にいた方がいいな」
「こっちのルートを通っても同じ場所に行けるんだな」
こんなことを考えながら走っていると、自然と首都高の道を覚えることができます。
私も早朝首都高のドライブのおかげで、日中の混んでいる首都高でも落ち着いて焦ることなく走ることができるようになりました。
走り疲れたらPAに寄って休憩。ついでに色々な車を見てみよう。
ちょっと疲れたら首都高内のPAで休憩。この時間も結構楽しい。(写真は辰巳PA)
日曜日の早朝首都高の楽しさ・気持ちよさを知っている人は結構多いです。 そのため、PAに入ると同じように首都高をドライブしている色々な車を見ることができます。
個人的なおすすめは「辰巳PA」と「大黒ふ頭PA」です。
首都高には他にもパーキングエリアはあるのですが、主にこの2箇所のPAで休憩をしている人が多いです。
車好きが集まる有名スポット「大黒ふ頭PA」。早朝ですが「いかにも」な車がちらほら停まっています。
首都高の深夜のPAって少し怖いイメージがあるかと思いますが、早朝のPAにはそれがありません。明るい雰囲気です。
よほどのことがない限り混雑していることもないので、余裕をもって自分の車も停めることができます。
空いている首都高を快適な速度でドライブし、疲れたらPAに寄って休憩しつつ他の車を眺める・・・
これが個人的な早朝首都高ドライブの楽しみ方です。
早朝の時間帯が終わったら、都内の一般道に繰り出そう。
早朝の時間が終わり、朝の時間帯に移行すると、首都高は少しずつ混んでいきます。
この時間帯になると、ある程度首都高ドライブも満足してくるので、次は都内の一般道に行ってみましょう。
日曜日の都内も同様に、働く車も少なく通勤の車もいないので、空いています。
空いていれば都内の道も怖くない!
個人的に、そんな空いている道を走って向かう定番の目的地は「明治神宮外苑」です。
道の両脇にはそれっぽい車がズラリ。駐車は禁止なので注意です。
いちょう並木がある通りについても、日曜日の朝の時間帯は色々な車が集まっています。
ここで愛車の写真を撮り、少し移動して皇居前にある駐車場付きのセブンイレブンで朝食を食べるのが、私の定番コースとなっています。
邪魔にならないように停めて何枚かパシャリ。季節によって並木の雰囲気が変わるのが良いです。
ドライブが終わっても、俺たちの日曜日はまだまだこれからだ!
朝食を食べて早朝ドライブもひと段落。
こんな感じでドライブがひと段落しても、時刻としては午前9時くらいです。これも早朝ドライブの魅力で、「ドライブが終わった時間帯が=街が活気付き始める時間帯」となっています。
引き続きドライブを楽しむのも良し。
家に帰って自宅でゆっくり過ごすのも良し。
駐車場に車を停め、東京で買い物や散歩を楽しむのも良し。
ドライブだけで休日1日が終わってしまうこともないのが、早朝首都高ドライブ(というか早朝ドライブ)の魅力です。
筆者は、秋葉原に行って車を停めて、電気街を散歩するのが定番コース。
日曜日の早朝、日の出とともに首都高をドライブするのは本当に気持ちが良いです。これは土曜日に早寝をして、日曜日に早起きした人だけが味わうことのできる、最高の特権です。
皆さんもちょっと頑張って、この特権を手に入れてみませんか?
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