
メルセデスベンツ日本は、「ジャパンモビリティショー2025」の出展概要を発表した。
●まとめ:月刊自家用車編集部
4台の日本初公開モデルを展示
今回のショーでは、“Feel the Mercedes”というコンセプトをもとに、Mercedes-AMG初の完全電気自動車である「CONCEPT AMG GT XX」や、プレミアムラグジュアリーバンのコンセプトカー「Vision V」、フルモデルチェンジを迎え電気自動車のラインアップも新たに追加された「新型CLA」と「新型GLC」など、新型モデルやコンセプトカーが展示される。
なお、これらのモデルのうち「CONCEPT AMG GT XX」「Vision V」「新型CLA」「新型GLC」が日本初公開となる。
また、「Mercedes-Maybach SL Monogram Series」の日本導入モデルも展示される予定だ。
出展モデル:CONCEPT AMG GT XX
AMG専用の高性能電動アーキテクチャ「AMG.EA」をベースとした、メルセデスAMG初の完全電気自動車(BEV)コンセプトモデル。後輪2基、前輪1基というアキシャルフラックスモーターを搭載し、最高出力は1360psを超え、最高速度は360km/hに達するとアナウンスされている。バッテリーはF1の知見を元に開発された高性能バッテリー「HP.EB」を搭載。平均850kWという超高出力での充電が可能であり、わずか約5分で約400kmの航続距離に相当するエネルギーを充電が可能。
出展モデル:Vision V
2025年4月に上海モーターショーで世界初公開されたVision Vは、メルセデス・ベンツが描く次世代高級ミニバンのコンセプトカー。未来のトップエンドMPV(多目的自動車)の姿を体現する「走るプライベートラウンジ」をテーマに造られている。
出展モデル:新型CLA
2025年3月にイタリア・ローマでワールドプレミア。BEVと48Vマイルドハイブリッドを用意し、BEVモデルは最大792kmの航続距離と800V超急速充電に対応。新世代MB.OS(MBUXスーパースクリーン)が採用されるなど、大幅なデジタル進化を遂げている。
出展モデル:新型GLC
新型GLC(電気自動車)は、2025年9月にドイツで世界初公開された、ミドルサイズのe-SUVだ。新開発のMB.EAプラットフォームと800Vシステムを採用し、航続距離は最大713km(予測値)と発表されている。
展示モデル | 参考情報 |
CONCEPT AMG GT XX | アジアプレミア、コンセプトモデル |
Vision V | ジャパンプレミア、コンセプトモデル |
新型 CLA (電気自動車) | ジャパンプレミア、参考展示 |
新型 GLC (電気自動車) | ジャパンプレミア、参考展示 |
Mercedes-Maybach SL Monogram Series | 2025年10月29日発表モデル |
Mercedes-AMG GT 63 PRO 4MATIC+ Coupé | 近日発表予定 |
Mercedes-AMG G 63(ISG) | 近日導入予定の有償オプション 「MANUFAKTUR プログラム」を採用 |
写真ギャラリー
CONCEPT AMG GT XX
CONCEPT AMG GT XX
CONCEPT AMG GT XX
CONCEPT AMG GT XX
CONCEPT AMG GT XX
CONCEPT AMG GT XX
CONCEPT AMG GT XX
CONCEPT AMG GT XX
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(メルセデスベンツ)
漆黒の夜空を思わせる特別なショーファードリブン 「S 580 4MATIC long Night Edition」は、通常モデルでオプション設定となるナイトパッケージやAMGラインを採用し、さらにブラ[…]
最高のマイバッハを唯一無二の特別装備で、さらなる高みへ この特別仕様車は、究極のラグジュアリーを追求するメルセデス・マイバッハに大自然からインスピレーションを得た特別な要素を組み合わせていることが特徴[…]
豪華な装備で魅せるEクラスの最高峰 E 53は、 3.0 リッター直列 6 気筒ターボエンジンと電動モーターを組み合わせたシステムトータル出力 585PS(430kW)を発揮するプラグインハイブリッド[…]
ボディカラー:MANUFAKTURカラハリゴールドマグノ(マット) 通常モデルでも人気のマットカラーを4色展開 今回導入される「Mercedes-AMG G 63 Black Accent Editi[…]
人気のAMGスタイルで、1ランク上のモデルに仕上げた特別仕様車 メルセデス・ベンツGLBは、2021年に国内導入されたモデルで、究極のオフローダーであるGクラスからインスピレーションを受けたスクエアな[…]
最新の関連記事(ニュース)
福祉分野の取り組みについて、最新情報を発信 ダイハツは「フレンドシップシリーズ」として、利用者の介護状況に応じた多様な福祉車両のラインナップを提供することで、軽福祉車両分野でシェアNo.1を獲得。多く[…]
BYDの最新技術やブランドビジョン、日本市場への取り組みを発表 今回の出展では、設立3周年を迎えたBYDオートジャパンの乗用車ブースと、日本での運行開始から10年を迎えたBYDジャパンの商用車ブースに[…]
冒険心を呼び覚ます、心豊かなモビリティライフを提案 今回の三菱ブースのテーマは「FOREVER ADVENTURE」。遠い未来においても変わることのない“冒険”の素晴らしさを、三菱自動車の将来技術を盛[…]
「陸・海・空」の幅広いモビリティとその関連技術、コンセプトモデルを展示 今回のホンダブースでは、プレリュードやN-ONE e:などの最新モデルがディスプレイされるほか、「陸・海・空」の幅広いモビリティ[…]
TOMOYUKI HANAI 090_1833_4510 1980-1999年生産の国産車オーナー必見! 10月3日(金)から愛知・トヨタ博物館で始まる「What’s JDM?-世界が熱中する’80-[…]
人気記事ランキング(全体)
様々な用途に対応する、INNO ルーフギアケース720 SUV系のクルマのルーフによく積まれている細長いボックスを見たことはないだろうか? 実はコレ、ルーフボックスと呼ばれる人気のカー用品。中でも、カ[…]
軽トラックから生まれた本格派キャンパー バロッコは「軽キャンパーでありながら本格的なモーターホームを作る」というコンセプトから生まれている。ベースはダイハツ・ハイゼットトラックだが、ただ荷台にシェルを[…]
二人旅を前提にしたレイアウト 銀河の最大の特徴は、夫婦二人旅にフォーカスしたレイアウトにある。常設二段ベッドとダイネット、独立したキッチン、トイレルームを通路でつなぎ、使いやすさを重視した構成だ。ベッ[…]
広がりを感じる室内空間 ハイエース・スーパーロングワイドをベースにしたRSプレミアムは、車内に一歩足を踏み入れただけでその広さを実感できる。飛行機の機内をイメージしたデザインは、単なる移動手段ではなく[…]
ドアミラーに吊り下げるように設置するサポートミラー 筆者は運転があまり上手くないほうだと自覚している。特に駐車に関しては、今でも一発で綺麗に停められないこともある。毎日のように駐車している自宅の駐車場[…]
最新の投稿記事(全体)
4台の日本初公開モデルを展示 今回のショーでは、“Feel the Mercedes”というコンセプトをもとに、Mercedes-AMG初の完全電気自動車である「CONCEPT AMG GT XX」や[…]
人気のオプションがセットに。価格も改定 今回の一部改良では、「G」、「e:HEV X」、「e:HEV X HuNTパッケージ」に、Honda CONNECTディスプレー、ワイヤレス充電器、ETC2.0[…]
個性の魅力はそのままに、最新装備&機能をプラス 新型クロスビーは、従来の親しみやすいコンパクトクロスオーバーという魅力はそのままに、先進安全装備や快適装備の強化、走行性能や燃費性能を大幅に進化など、全[…]
実験車はコラムシフトのトヨタ ビスタ! 今回用意したクルマはトヨタのビスタ。最近ではあまり見ないコラムシフトのクルマだ。ビスタは、DレンジからPへの操作量が長くとられているので、相当なおバカさんでない[…]
固く締まって外せないネジ…。一体どうすれば? クルマのメンテナンスを自分で行う場合、ドライバーでネジを外すというのは基本中の基本の作業となる。もちろん、車両メンテナンス以外でも、ネジを外すという作業は[…]
- 1
- 2