
ステランティスジャパンは、シトロエンC3の第4世代モデルとなる「CITROËN C3 HYBRID(シトロエン シースリー ハイブリッド)」を発表し、11月6日より全国のシトロエン正規ディーラーを通じて発売する。価格は「CITROËN C3 PLUS HYBRID」が339万円、「CITROËN C3 MAX HYBRID」が364万円。また発売に先駆けて、10月5日(日)から11月5日(水)まで、全国正規ディーラーにて先行商談キャンペーンを実施し、発売に先がけて実車の展示も行われる。
●まとめ:月刊自家用車編集部
シトロエンの歴史と誇りを車内に凝縮
今回導入される新型C3(第4世代)は、先代で好評だったユニークなデザインや多彩なカラー展開、快適な走りの美点を引き継ぎつつ、さらに快適性と環境性能をさらに高めた次世代モデル。
パワートレーンに最新の48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載するほか、プログレッシブ・ハイドローリック・クッション(PHC)やアドバンストコンフォートシートを標準装備するなど、上質な乗り心地を追求していることが特徴になる。
グレードは、ベーシックモデルのPLUS(プラス)と、洗練された上質装備を備えたハイグレードモデルのMAX(マックス)の2つが設定される。
モデル名 | パワートレーン | 価格 |
CITROËN C3 PLUS HYBRID | 1.2Lターボエンジン +15kWモーター +48Vバッテリー | 339万円 |
CITROËN C3 MAX HYBRID | 364万円 |
- エンジン: 1.2 L ガソリンターボエンジン
- モーター: 15kW
- 駆動用バッテリー: 48V 876 Wh
- システム合計最高出力: 81kW / 110ps
- トランスミッション: 6速デュアルクラッチトランスミッション
- 燃費: 22.3 km/ℓ(WLTC モード)
「CITROËN C3 HYBRID」
「CITROËN C3 HYBRID」
新型C3ハイブリッドの概要
Bセグメント最高水準の快適性を確保
パッケージは、従来のハッチバックスタイルから大きく進化し、骨太のプロポーションを採用。全高を従来比+95mmとすることで、前席ヘッドクリアランス(頭上スペース)やドライビングポジションのゆとりが高まっており、取り回し性や視認性、快適性が強化されている。
マイルドハイブリッドは、最高出力110ps、WLTC燃費22.3km/Lを実現
フロントマスクは、2022年のパリモーターショーで発表したコンセプトカー「Oli(オリ)」の流れを汲む新世代シトロエンデザインを採用。標準装備のLEDヘッドライトは、3つのセグメントに分割された特徴的なライトシグネチャーに、フロントグリルのロゴは、創業時のロゴをオマージュし、ブランドのアイデンティティを力強く表現する最新のシトロエンロゴに変更された。
パワートレーンは、1.2Lガソリンターボエンジンと電動モーター、6速デュアルクラッチトランスミッション(DCT)の組み合わせとなる、48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載。
インテリアは、水平を基調としたダッシュボードが特徴となる、フラットでワイドなインストルメントパネルを採用。運転者の視線移動を最小限に抑えて必要な情報を表示するなど、運転に集中できる設計を用いながら、ユニークなデザインが随所に施される、遊び心と心地よさが共存するキャビンとしている。
インテリアはユニークなディテールと心地よさが共存
シートは、PLUS(プラス)は、ダークグレーを基調としたファブリックのアドバンストコンフォートシート、MAX(マックス)は、ライトグレーのファブリックと合成皮革(TEP)レザーを組み合わせたアドバンストコンフォートシートを採用。
MAXには、PHC(プログレッシブ・ハイドローリック・クッション)に加え、ステアリングヒーター、フロントシートヒーター、スマートフォンワイヤレスチャージャー、自動防眩式ルームミラーなどの実用性の高い機能が標準装備される。
「CITROËN C3 HYBRID」
新色ブルーモンテカルロ、ブライトブルーを新採用
ボディカラーは、新色の2つを含む全4色を展開。新色「ブルー モンテカルロ」は、地中海の陽光と洗練された都市の雰囲気を融合させた深みのあるブルーで、もうひとつの新色「ブライト ブルー」は、軽快で爽やかな印象を与える鮮やかなブルーになる。ほかの2色は、深みのあるパールレッドが特徴の「ルージュ エリクシール」、そしてシンプルながら洗練された印象を与える純白の「ブラン バンキーズ」がラインアップされる。
写真ギャラリー
「CITROËN C3 HYBRID」
「CITROËN C3 HYBRID」
「CITROËN C3 HYBRID」
「CITROËN C3 HYBRID」
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