
現地時間の2023年6月28日、米国レクサスは米国におけるレクサスラインナップのトップセラーセダンである「ES」の2024年モデルでのマイナーチェンジを発表した。デリバリーは2023年夏とアナウンスされている。
●文:月刊自家用車編集部
新デザインアルミホイールや12.3インチのタッチスクリーンを採用
レクサス「ES」は日本向けには2.5L直4ガソリンエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドパワートレーンを搭載した「ES300h」のみのラインナップになっているが、米国では最高出力302PSを発生する3.5LV6ガソリンエンジンを搭載した「ES350」と2.5L直4ガソリンエンジンとダイナミック・トルク・コントロールAWDを採用した「ES 250 AWD」がラインナップされている。
2024年モデルのエクステリアでは、ベーシックモデルに標準装備の17インチホイールをスポークエンドをツインVスポーク形状とし、ダークメタリックとマシニング仕上げでスポーティな印象としたものに変更。ベース+プレミアムパッケージには大径の18インチホイールを、ラグジュアリートリムにはダークメタリックとマシニング仕上げのツートンカラーを施したスプリット10スポークホイールを標準装備とした。さらに「F SPORT」にはスポーティなエクステリアを際立たせるグロスブラック仕上げの専用19インチ・スプリット5スポークアルミホイールを装備した。
ボディカラーは、エミネントホワイトパール、イリジウム、クラウドバーストグレー、オブシディアン、キャビア、マタドールレッドマイカ、ムーンビームベージュメタリック、サンリットグリーン、ナイトフォールマイカをラインナップ。さらに「F SPORT」専用のウルトラホワイト、ウルトラソニックブルーマイカも用意される。
インテリアでは、レクサスインターフェイス付き12.3インチタッチスクリーン、ヘッドアップディスプレイ、スマートアクセスカードキーを含むテクノロジーパッケージを全グレードに設定。さらにレクサスインターフェイスが標準装備され、オンラインアップデート(Over-the-Air)に対応した。加えて「ヘイ、レクサス」といった簡単なフレーズでシステムが起動し、カーナビ検索やオーディオコントロール、エアコンなどの操作が音声で可能なインテリジェント・アシスタントも搭載した。
安全装備は、「レクサス・セーフティ・システム+2.5」が標準装備となり、歩行者検知機能付きプリ・コリジョン・システム、全車速追従型ダイナミック・レーダー・クルーズ・コントロール、レーントレーシング・アシスト、ステアリングアシスト付レーンディパーチャーアラート、ロードサインアシスト(道路標識認識)を装備している。
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