
トヨタとレクサスの新車を簡単定額で楽しめるサブスクリプションサービスである「KINTO」が助手席にターンチルトシートを設定した「シエンタ」の取扱いを2023年7月11日から開始した。
●文:月刊自家用車編集部
ヤリス/アクアには設定済みだが、コンパクトミニバンでも快適な移動を提案
運転席ターンチルトシート(写真はヤリス)
今回、KINTOの「シエンタ」に追加された助手席ターンチルトシートは、シート横の回転レバーを操作して、シートを回転&チルト(傾けること)させることで、両脚をそろえたままスムーズに乗り降りしやすくするもの。ターンチルト機能を使わない時は、通常のクルマとして快適に利用できることから、特に恒例の家族がいるユーザーから支持されているという。一般販売モデルはもちろん、KINTO取扱車では「ヤリス」、「アクア」にすでにラインナップ(ヤリス/アクアは運転席も選択可能)されている。
今回の「シエンタ」への設定は、「コンパクトミニバンでも乗り降りしやすいクルマをKINTOで乗りたい」という要望に応えたもので、クルマの乗り降りのしづらさを感じているユーザーや乗り降りに補助を必要とする家族が助手席ターンチルトシートなどのアシスト機能を選ぶ場合、「いつまで使うか分からない」などという理由で、購入を悩むユーザーが多いという。これらの「いつまで同じ車両を使うか不透明」、「車両の利用期間が限定的」というユーザーにとってKINTOのサブスクリプションサービスは「始めやすく、やめやすい」というメリットがある。
対象グレードは、ガソリン車がGグレード(5人乗り)とZグレード(5人乗り)。ハイブリッド車がGグレード(5人乗り)で、それぞれ助手席のみに設定可能だ。支払い金額はGグレード(5人乗り)のガソリン・2WD車の場合、契約の時にまとまった費用を必要としない「初期費用フリープラン」で、月額26,070円/ボーナス月加算最大110,000円(契約期間7年)。中途解約金の支払いが不要な「解約金フリープラン」で、申込金262,130円/月額46,420円(契約期間3年)となっている。
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