
メルセデス・ベンツ日本は、新型「CLA」と「CLA シューティングブレーク」を発表。全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて、注文受付を開始(CLA180を除く)したことを発表した。価格はCLAが573万~854万円。CLAシューティングブレークが617万~864万円。なお、CLA180は11月以降に注文受付が開始される予定。
●まとめ:月刊自家用車編集部
新エクステリアデザインを採用。車載ITも最新世代にアップデート
現行CLAシリーズは、2019年に国内導入が開始された2世代目となるモデル。今回、導入されるモデルは、エクステリアデザインを刷新するとともに、ナビゲーションシステムをSクラスなどに採用している最新世代にアップデート。ほかにも安全性と快適性を高めるアダプティブハイビームアシストや駐車時や狭い道などで車両の周囲の状況をディスプレイで確認することができる360°カメラシステムを全モデルに標準装備する。
さらにCLA180とメルセデスAMG CLA35 4MATICには48V電気システムとBSG(ベルトドリブン・スタータージェネレーター)を搭載することで、効率性や快適性、高性能化を同時に実現している。
モデル概要
エクステリア
・マットクローム仕上げの小さなスリーポインテッドスターが無数に散りばめられたシングルルーバータイプの「スターパターンフロントグリル」を採用
・AMGラインパッケージには、下部に広がる台形とその両サイドに大口径のエアインテークが印象的なフロントバンパーを採用
・よりシャープな印象を与えるヘッドライトデザインを採用
・縦ルーバーをあしらったAMG専用フロントグリルを採用(CLA 35 4MATIC)
・新デザインのボンネットエンブレムを採用(CLA 35 4MATIC)
・新デザインのリヤディフューザー
・LEDリヤコンビネーションランプのデザインを変更
ホイールデザインを全て刷新。足元をスポーティに演出するアルミホイールを採用
(CLA 180とCLA200dの標準仕様には18インチスポークアルミホイール、AMGラインパッケージには19インチAMGアルミホイールを装着。メルセデスAMG CLA 35 4MATICには19インチ
AMGアルミホイールが装着)
外装色に新色「ハイパーブルー」「スペクトラルブルー」「ローズゴールド」を追加
CLAシューティングブレークAMGラインパッケージ
インテリア
・新世代のステアリングホイールを採用。
・新たにリムに静電容量式センサーを備えたパッドを採用
・センターコンソールに設置していたタッチパッドを廃止
CLA AMGラインパッケージのインテリア
装備機能
・最新世代のMBUX(メルセデス・ベンツ ユーザーエクスペリエンス)を標準装備
・メルセデス・ベンツの最新世代のナビゲーションシステムとMBUX AR (Augmented Reality=拡張現実)ナビゲーションを採用
・安全性や快適性を高めるアダプティブハイビームアシストを標準設定
・Burmesterサラウンドサウンドシステムをオプション設定
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(メルセデスベンツ)
ボディカラー:MANUFAKTURカラハリゴールドマグノ(マット) 通常モデルでも人気のマットカラーを4色展開 今回導入される「Mercedes-AMG G 63 Black Accent Editi[…]
人気のAMGスタイルで、1ランク上のモデルに仕上げた特別仕様車 メルセデス・ベンツGLBは、2021年に国内導入されたモデルで、究極のオフローダーであるGクラスからインスピレーションを受けたスクエアな[…]
世界限定460台!Gクラスの歴史を刻む特別仕様車が日本上陸 特別仕様車「G 450 d Edition STRONGER THAN THE 1980s (ISG)」は、1980年代に登場した初代Gクラ[…]
人気の「AMGライン」や全モデルに本革シートを標準装備化 各モデルに追加された「Urban Stars」は、人気の「AMGライン」や全モデルに本革シートを標準装備化することで、スポーティで上質さを強め[…]
リアサスは、固定式リーフスプリングからコイルスプリングへ進化していった 長い間、リアの車軸は固定式で、それをリーフスプリングで支えていた。コイルスプリングが実用化されると、一部の高級車でそれを使うもの[…]
最新の関連記事(セダン)
コンテッサ1300クーペ(1965年) 高い技術から生み出された美しいクルマは、大きな注目を集めることに 今では、日野自動車が乗用車メーカーだというと、首を傾げる人も多いかもしれない。日本初の国産トラ[…]
コストパフォーマンスに優れた、本格スポーツセダン アルファロメオ・ジュリアは、ブランドの象徴であるトライローブグリルや流麗なボディライン、優れたハンドリング性能を兼ね備えた、イタリアンスポーツセダンの[…]
1989年「レクサス」誕生。最初は「LS」と「ES」の2本立て レクサスの最初の商品は、日本では初代セルシオとして販売されたLSと、カムリのV6エンジン車、プロミネントがベースのES。LSの完成度と比[…]
AMGラインパッケージ&ナイトパッケージが標準装備 今回導入される2つのモデルは、Aクラスセダンの集大成を飾る最終モデルという位置づけ。 両モデルとも、従来は有償オプションだった「AMGラインパッケー[…]
先進安全装備に加えエクステリア/インテリアにも専用装備を設定 新搭載される「Honda SENSING 360+」と名付けられた運転支援システムは、従来の「Honda SENSING 360」に対し、[…]
人気記事ランキング(全体)
全方位型のツインタイプの小型ファン 先日、ヘッドレストに装着するタイプの扇風機を愛車に導入したのだが、ファンとしてはオーソドックスな丸型タイプの扇風機も使う機会があったので、便利そうな2種を紹介してい[…]
前席は快適でも、後席は意外と暑くて不快な場合も… まだまだ強い日差しが照りつけるこの季節、車内の冷房の稼働は必須と言える。クルマに乗り込んで、涼しい風に当たって「はぁ〜涼しい…」と、ひと息ついていると[…]
2人旅に特化したゆとりある空間 TR540S Joinの魅力は、まず「2人旅に特化」と割り切った設計にある。就寝人数を2名(乗車人数は5名)に絞ったことで、車内レイアウトに余裕を生み出し、広々としたダ[…]
普段はコンパクトに収納、車に常備しておくのもアリ! 乗り物に関するグッズを多数展開するブランド「CAMSOP(キャムショップ)」が、人気のジムニーをモチーフにした便利なアイテムをリリースしたので紹介し[…]
乗用ミニバンの優れた居住性と走行性に車中泊のための快適機能をプラス メティオのラクネルシリーズはバンコンから軽キャンパーまで様々なタイプの人気モデルがそろうが、今回紹介するラクネル ステイ•スイートは[…]
最新の投稿記事(全体)
スズキのBEV世界戦略車が国内導入 新型eビターラは、2024年11月にイタリア・ミラノで初公開された、スズキのBEV世界戦略車第一弾となるモデル。 「Emotional Versatile Crui[…]
剛性の積み重ねが生む一体感 2024年に実施されたゲームチェンジャーとまで言われた20式から24式への進化。その革新的な変化と比べると、24式から25式への進化は「ブラッシュアップ」と表現するのが妥当[…]
コンパクトに収まるベース仕様 RS1+のベースとなるのは、スズキ・エブリイワゴン。標準設定としてベッドマット、カロッツェリアの楽ナビ、そして諸費用を含む構成になっている。軽キャンピングカーを求める人に[…]
プロポーショニングバルブの開発で、ブレーキ液圧を適正に制御 クルマは様々な要因で荷重変化が起こり、それによってタイヤの接地性が変化し、制動力が左右される。これを防ぐために開発されたのが前後のブレーキ液[…]
日本車が手本とした、美を優先する伊デザイン。その代表が117クーペ 日本において、商品のデザインが売れ行きを大きく左右することに最初に気づいたのは、松下電器器具製作所(後の松下電器産業、現パナソニック[…]
- 1
- 2