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スズキは、2023年10月26日から11月5日まで、東京ビッグサイトで開催されるJAPAN MOBILITY SHOW 2023(主催:一般社団法人 日本自動車工業会)に出展する車両や内容の概要を発表。ここで紹介する「スイフト コンセプト」は、ベストセラーの後継ということもあって、大きな注目を集めるのは確実な1台。現時点で判明している概要を紹介したい。
●まとめ:月刊自家用車編集部
「クルマと日常を愉しめる」これが5代目モデルの開発コンセプト
今回、展示される「スイフト コンセプト」は、スイフトとして5代目にあたるモデル。コンセプトと名乗りつつも、ほぼこのモデルが市販化されるのは確実で、2016年にフルモデルチェンジされた現行型(4代目)の後継として、会場で大きな注目を集めるのは間違いない1台だ。
フローティングルーフや踏ん張り感に富んだ佇まいが印象的。空力性を高めたことで、走行性能のさらなる進化も期待できそうだ。
歴代スイフトは、「Drive&Feel」という言葉を大切に開発されていた歴史があり、コンパクトカーの手頃なサイズや優れた実用性、コスパに優れた価格、さらに軽快な走りが高く評価されているが、5代目はさらに「新たな価値」をプラス。
ユーザーから高く評価されている「デザイン」と「走り」という魅力に加えて、「クルマと日常を愉しめる」という、新しい価値も加えたモデルとして登場する。
ドライバー視点で開発されたインテリア。ダッシュ上部に大型ディスプレイを配置することで、操作インターフェースの強化も確実だ。
5ドアボディのハッチバックは、馴染みの良いキープコンセプト路線だが、パワートレーンや装備はさらなる進化が確実。
売りである走りに関しては、空力性を高めた新ボディデザインと高効率エンジンの採用により、走行性能と燃費性能はさらに向上。特に燃費は、ガソリン車としてクラストップの低燃費を実現している。
そして、もうひとつ見逃せないのが、先進安全装備の充実だ。新たに衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートⅡ」や「アダプティブハイビームシステム」、「ドライバーモニタリングシステム」といったスズキの最先端装備が導入されることで、ドライバーのリスクが大幅に軽減される。
最近のコンパクトクラスは、実力モデルが目白押しということもあって、国産車屈指の激戦カテゴリーになっているが、大きく進化したスイフトが大きな目玉になるのは間違いないだろう。
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