マツダは、軽自動車「フレアワゴン タフスタイル」の全面改良(フルモデルチェンジ)を実施し、全国のマツダ販売店を通じて発売する。価格は215万9300~236万3900円。
●まとめ:月刊自家用車編集部
道具感を想起させる秀逸デザインを、内外装に注入
今回実施する全面改良では、アクティブで頼りになるギアを想起させるデザインと、従来モデル譲りの優れた機能性をさらに進化させたことが特徴。
まず、外観デザインは、専用の丸目LEDヘッドランプ、メッキブロックのフロントグリルに加え、フロント&リヤにスキッドプレートを加えることで、SUVらしさをより演出。ほかにも専用デザインのガンメタリック色の14インチアルミホイールや、専用装備となるルーフレールを装着することで、日常生活でもアウトドア気分を味わえる個性的な一台に仕立てられている。
内装は、カーキ色をアクセントにしたインパネやメッシュタイプの運転席&助手席シートバックアッパーポケットなどを採用。外観同様に、遊び心と道具感が感じられる空間を演出している。
快適性と使い勝手を高める装備としては、撥水加工を施した専用のファブリックシート表皮やドアトリムクロス、砂や泥汚れにも強い防汚タイプのラゲッジフロアを採用。
さらに後席シート座面には「マルチユースフラップ」を採用する。この装備は、座面先端部が稼働する仕組みでオットマンや足のサポート機能のほか、荷物の落下予防といった機能も利用可能となる目玉装備のひとつ。ほかにもステアリングヒーターや運転席と助手席へのシートヒーターの採用により、キャビン快適性も高めている。
安全性能は、「フレアワゴン」「フレアワゴン カスタムスタイル」同様に、ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせた衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートⅡ」を採用。アダプティブクルーズコントロール[全車速追従機能・停止保持機能付]、全方位モニター用カメラも装備している。
なお、全グレードが経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「サポカーSワイド」、国土交通省による「ペダル踏み間違い急発進抑制装置(PMPD)認定車」に該当する。
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