
アドバンスデザインテクノロジー株式会社は2026年6月25日、並行輸入事業への参入を発表しました。その第一弾として発表されたのは、タイ生産モデル「ISUZU D-MAX V-CROSS 3L Diesel Turbo」。2026年7月1日より販売開始します。
●文:月刊自家用車編集部(小林)●写真:アドバンスデザインテクノロジー株式会社
日本未展開の“いすゞ本格ピックアップ”が国内で購入可能に
LSI・FPGA設計開発やソフトウェア開発などを手掛けるアドバンスデザインテクノロジー株式会社は、新たに並行輸入事業を立ち上げ、その第一弾モデルとして海外向けピックアップトラック「ISUZU D-MAX V-CROSS」を導入すると発表しました。
背景には、「いすゞが日本市場で乗用自動車から撤退したことで入手が困難となったD-MAXを、日本国内のユーザーに届けたい」という狙いがあるのだそう。
今回導入されるのはタイ生産モデル。D-MAXは海外市場で高い支持を集める1トン級ピックアップで、いすゞにとって世界戦略車のひとつです。
現行型は2019年に登場した3代目モデルで、2023年にはタイ市場向け改良モデルも発表されました。力強いデザインや高い耐久性、実用性などが評価され、アジア、欧州、中東、アフリカ、中南米、オセアニアなど100以上の国と地域で展開されています。
いすゞが2023年10月に発表した内容によると、2022年度にはグローバルで約34万台を販売。最大市場であるタイでは約18万台(シェア45%)を販売し、高いシェアを獲得しています。
また、タイの生産拠点(泰国いすゞ自動車/IMCT)では、D-MAXの前身モデルを含むピックアップの累計生産台数が2023年9月末時点で500万台を突破しており、世界的に見るとD-MAXはいすゞを代表する乗用モデルともいえる存在です(2023年10月いすゞ自動車発表より)。
なかでもV-CROSSはシリーズ上級仕様として、都市型デザインと本格4WD性能を両立したフラッグシップモデルに位置づけられています。
【車体前方】ISUZU D-MAX VCROSS 3L Diesel Tirbo タイ生産モデル
全長5.2m超の迫力ボディ! 3リッターディーゼル×4WD搭載
ボディサイズは全長5280mm×全幅1870mm×全高1810mm。堂々としたサイズ感ながら、最低地上高240mm、渡河性能800mmを確保し、本格オフロード走行にも対応します。
車体構造には耐久性に優れるラダーフレームを採用。最大積載量は700kgとなっています。
パワーユニットは、3.0リッター(2999cc)直列4気筒DOHCディーゼルターボ「4JJ3-TCX E5」。
最高出力190ps(3600rpm)、最大トルク450Nm(1600〜2600rpm)を発生し、6速ATと4WDシステムを組み合わせます。
さらに電子制御トラクション制御を備え、オンロードから悪路走行まで幅広いシーンに対応します。
全長約5mのISUZU D-MAX VCROSS 3L Diesel Tirbo(タイ生産モデル)
ISUZU D-MAX VCROSS 大容量の荷台で仕事道具もアウトドアギアも積載できる。
大型ディスプレイやADASも装備 納期は約3か月
エクステリアではブラックアウトグリルやLEDライティングを採用。インテリアには大型ディスプレイ、プレミアムシート、スマートコネクト機能を備え、先進運転支援システム(ADAS)も搭載します。燃費は15.2km/L、燃料タンク容量は76L。
気になる価格は、予備車検料込みで1000万円(税抜)。日本では珍しい海外仕様のD-MAXを購入できる選択肢として、輸入車ユーザーやピックアップファンを中心に関心を集めそうです。
近年は大型SUVやピックアップトラックへの関心が高まるなか、国内では希少な存在ながら、世界では年間数十万台規模で販売されるグローバルモデルであるD-MAX。ランクルでもハイラックスでもない、“いすゞ製プレミアムピックアップ”の登場です。
製品概要
| エンジン | ディーゼルターボ |
| エンジン形式 | 4JJ3-TCX E5 直列4気筒DOHC |
| 排気量 | 2,999cc |
| ボア×ストローク | 95.4×104.9mm |
| 圧縮比 | 16.3 |
| 全長x全幅x全高 | 5,280×1,870×1,810mm |
| 構造 | ラダーフレーム |
| 車両重量 | 2,080kg |
| 車両総重量 | 3,055kg |
| 乗車定員 | 5名 |
| 最大積載量 | 700kg |
| 燃費 | 15.2km/L |
| タンク容量 | 76L |
| ミッション | 6AT |
| ホイールサイズ | 18″x7.5J |
| タイヤサイズ | 265/60R18 |
| 最低地上高 | 240mm |
| 渡河能力 | 800mm |
主な特徴
- タイ生産モデル 日本国内希少価値有
- 3.0L VGS Turbo Diesel
- 最大出力 190ps(3600rpm)
- 最大トルク 450Nm(1600-2600rpm)
- 6速AT+4WD
- 電子制御トラクション
- ADAS先進安全装備搭載
- ブラックアウトグリル、LEDライティング
- インテリアには大型ディスプレイ、プレミアムシート、スマートコネクト機能
- 納期3ヶ月
インテリアには大型ディスプレイ、プレミアムシート、スマートコネクト機能搭載。
洗練されたデザインと先進技術で、 長時間のどちら移動も快適に。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
人気記事ランキング(全体)
運転が苦手な人の”左側の不安”を解消する補助ミラー 運転経験が浅い人や車幅感覚に自信がない人にとって、左サイドの死角は大きな不安要素である。特にコンビニの駐車場や狭い道路での幅寄せ、縁石ギリギリまで車[…]
「マイカーの夢」を本格的な乗用車として具現化しようとした野心的なモデル 初代キャロルは、単なる「安価な移動手段」という当時の軽自動車の枠を超え、庶民が抱いていた「マイカーの夢」を本格的な乗用車として具[…]
さめうら湖を眼下に望む自然豊かなキャンプ場内にある車中泊専用スペース 「RVパーク さめうらテントパーク」は、さめうら湖を眼下に望む自然豊かなキャンプ場内にある車中泊専用スペース。キャンピングカーや車[…]
お出かけが多くなる夏場こそ活用したい革新的なフロアマット 家族や友人と、山へキャンプ、海へバーベキューなど、楽しみなイベントが控えている夏。愛車のミニバンでみんなでワイワイガヤガヤと目的地へ向かう計画[…]
街乗りもこなせる絶妙なサイズと高い信頼性を誇るベース車両 キャンピングカー選びにおいて、多くのドライバーが頭を悩ませるのが、車体の大きさと居住性のバランスだ。広々としたキャブコンバージョンは魅力的だが[…]
最新の投稿記事(全体)
「ランクルBASE」の横断幕越しに広がるメインステージ前エリア。青空と緑に包まれた解放感あふれる草原で、多くのファンがゆったりと寛ぎながらトークショーに耳を傾け、イベントの一体感を楽しんでいた。 19[…]
「重いSUV」を氷の上でしっかり止める驚異のグリップ力 最新SUVは、バッテリーを積むPHEVやBEVの普及もあり、車重が2トン近くに達することも珍しくない。重い車体がアイスバーンで滑り出した時のリス[…]
日常で使用するものだからこそ、安心して携行したい 近年の猛暑に伴い、車内におけるリチウムイオン電池の熱暴走や発火トラブルが急増している。磁気研究所(HIDISC)が手掛ける「耐火・耐熱ポーチ」は、そう[…]
高品質&高コスパ!ステランティスお墨付きパーツとは 今回ジープ向けに導入された「bproauto by STELLANTIS」は、欧州、中東、南米、北米などを中心にグローバルで展開されており、フィルタ[…]
車中泊を安心して、かつ快適に楽しみたい方におすすめのRVパーク 日本RV協会が推し進めている「RVパーク」とは「より安全・安心・快適なくるま旅」をキャンピングカーなどで自動車旅行を楽しんでいるユーザー[…]
- 1
- 2
















