
7月11日(土)・12日(日)の2日間、東京ビッグサイトを熱狂の渦に巻き込んだ「東京キャンピングカーショー2026」。238台ものモーターホームやキャンピングトレーラーが一堂に会した本イベントには、初日に9822名、2日目に9389名、なんと2日間で計1万9211名ものキャンピングカーオーナーやアウトドアフリークが押しかけ、大盛況のうちに幕を閉じた。そんな百花繚乱の会場で見つけた注目の最新モデルをピックアップしてみたぞ!
●文/取材:月刊自家用車編集部(竹野由志雄)
歌うエンスー清木場俊介がキャンピングカー業界に参戦
まず最初に紹介するのは、日本が誇る老舗キャンピングカービルダー「ナッツRV」と、元EXILEのシンガーソングライター・清木場俊介氏がガッツリ組んで生み出した、フィアット・デュカトベースの怪物バンコン「ジョカーレ」だ。
フィアットの商用バン「デュカト」をベースに、ナッツRVが清木場俊介さんとタッグを組んで作り上げた夢のバンコンキャンパー「ジョカーレ」。
ナッツRVのホームページの製品ページでは、車両本体価格1173万8000円で案内されている。(https://nutsrv.co.jp/lineup/giocare/index.php)
清木場俊介さんといえば、2025年にソロデビュー20周年を迎えたトップアーティスト。
だがその一方で、釣りやキャンプを愛し、旧車やガレージライフに並々ならぬ情熱を傾ける「本物のディープなエンスー」としても知られている。
自身のYouTubeチャンネル「清木場俊介の遊び屋」で見せる少年のような顔に憧れるファンも多いはずだ。
なにしろキャンプが好きすぎるあまり、自前で「山」を購入し、自らフォークリフトを操縦して土地を整地、自分だけの秘密基地キャンプ場を作ってしまったというのだから、もはやぐうの音も出ない。
そんな清木場氏の「本気の遊び心」と「実践から得たノウハウ」を極限まで詰め込んだ1台が、このジョカーレというワケだ。
ベースモデルは界隈注目のデュカト
世界中のビルダーがこぞって採用するフィアット・デュカトの広大なカーゴスペースをフルに使い切り、大型バイクを余裕で呑み込むトランスポーターとしてのタフさと、ホテル級に快適なモーターホームの居心地を完璧に両立させている。
広大なトランポスペースに鎮座するのは、清木場氏の愛車であるカワサキの伝説的名車「ゼッツー(Z2)」全幅1860mm×全長1290mmのキングサイズベッドは電動昇降式なので、愛車(バイク)を車内に格納した状態でも、大人ふたりが余裕で横になれる空間が確保できる。
全幅1330mm×全長2410mmのトランポスペースは、大型バイクはもちろん、ロードバイクやサーフボードの積み込み、さらには愛犬たちを連れた多頭飼いキャンプにもうってつけ。車椅子のスムーズな乗降にも対応できる設計で、福祉車両としてのポテンシャルまで秘めている。
そして驚くべきは、この抜群の積載能力を持ちながら、ベッドスペースも全幅1860mm×全長1290mmという驚異の広さを誇ること。大人が二人、横向きで悠々と寝返りを打てるのだ。しかも電動昇降式のため、ヘッドクリアランスを最大1200mmまで確保可能。つまり「下にバイクを積んだまま、上で爆睡する」というバイカー夢のシチュエーションが現実になるのだ。
本格的な調理に応えるシステムシンクを標準装備。可動式モニターや家庭用エアコン(ともにオプション)を追加すれば、そこはもう動く高級書斎だ。
運転席側には電子レンジ付きの収納スペースとヘルメットホルダーを完備。
両開き可能な70Lの冷蔵庫も標準装備。室内だけでなく室外からも取り出せるのが嬉しい。
天井高は1900mmを誇り、大人が立ったままストレスなく移動可能。バイクを積んで寝るだけでなく、車内で極上の休日を過ごすためのストレージやエアコン、テレビなどの快適装備も至れり尽くせりだ。
フロントシートをクルリと180度回転させれば、あっという間にオシャレなダイネットへと早変わり。夜になれば温かみのあるLEDライトが室内を包み込み、まさに「秘密基地をそのまま持ち運ぶ」ようなロマンあふれる空間が完成する。
タープいらずで即キャンプインも可能。3.75mのドメティック製サイドオーニングもオプションでラインナップするという。
まさにアウトドア遊びの達人・清木場俊介さんのこだわりと、老舗ビルダー、ナッツRVの匠の技が見事に融合した「ジョカーレ」。趣味の相棒(愛車)をそのまま積み込み、どこへでも出かけてその場で暮らす、そんな男のロマンを妥協なく具現化したこの一台は、まさにバンライフの完成形と言えるだろう。
カワサキZ2に代表されるナナハンクラスのバイクすら余裕で積載できる、ラゲッジ空間を持つ。
後部ベッドは電動昇降式を採用。使用シーンに応じて高さを調整でき、広いラゲッジスペースを確保可能。
シンガーソングライターとしても精力的に活動をする清木場俊介さん。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(キャンピングカー)
oplus_0 創業150年の「岡本屋旅館」のミルキーブルーの露天風呂と絶品グルメが魅力 「RVパーク Charlie’s Lanai」は、別府八湯の明礬温泉に位置し、名物「地獄蒸しプリン」で知られる[…]
RVパーク 大江戸温泉物語Premium 下呂本館 車中泊を安心して、かつ快適に楽しみたい方におすすめのRVパーク 日本RV協会が推進する「RVパーク」は、キャンピングカーやマイカーで旅行を楽しむユー[…]
RVパーク但馬の杜 COMOREBI Village 周辺に民家がないため、静寂な環境で星空観測や四季折々のアクティビティの拠点として便利 兵庫県養父市にある「RVパーク但馬の杜 COMO[…]
RVパーク 銀の湯 静かな田園風景に包まれながらゆったりとした時間が過ごせて、鹿児島観光の拠点として便利なRVパーク 鹿児島市の自然豊かなリゾート施設「VILLA FUMOTO」に併設され[…]
RVパーク たそがれテラスの森と風 豊かな森と自然に囲まれ、五感をめいっぱい開いて過ごせるRVパーク 「RVパーク たそがれテラスの森と風」は、豊かな森と自然に囲まれ、五感をめいっぱい開いて過ごせる「[…]
最新の関連記事(ニュース)
「走りのマツダ」を捨てた選択が吉だった 新車の納期の長期化が常態化して久しい国内SUV市場。その中で2026年5月に登場した3代目となる現行CX-5は、堅調な足取りで確かなセールスを築き上げている。 […]
本格クロカン性能に「乗用車並みの快適性」と「最高級の上質さ」をプラス 今回登場した新型パジェロは、歴代モデルが長年にわたって培ってきた「優れた悪路走破性」と「高い信頼耐久性」という本格四輪駆動車として[…]
そもそも「シニアカー」って何? 免許返納後の移動手段として注目 高齢者の移動手段として知られる「シニアカー」。これは一般に、ハンドルで操作する座席付きの電動車いす型モビリティを指す言葉だ。 スズキにも[…]
税込119万9000円! 1人乗り小型EV「T-mini」とは? T-miniは、電気で走る1人乗りの小型モビリティ。車両価格は本体価格109万円、税込119万9000円だ。屋根やドアに加え、エアコン[…]
一番人気はクラシックMINIを思わせる「インスパイアード・ホワイト」 昨年の「ジャパンモビリティショー2025」で世界初公開され話題を集めた同モデルは、電気自動車(BEV)だけでなく、高効率ガソリンエ[…]
人気記事ランキング(全体)
雨の日に意外と困る「ドアミラーの水滴」 雨天時の運転では、フロントガラスならワイパーで視界を確保できる。サイドウインドウも、走行中であれば風によってある程度水滴が流れ、どうしても見えにくければ窓を一度[…]
使っていないUSB端子が、愛車をドレスアップする場所に変わる!? 愛車のインテリアにちょっとした変化を加えたい。そう思っても、内装パーツの交換や本格的なイルミネーションの設置となれば、費用も手間もかか[…]
oplus_0 創業150年の「岡本屋旅館」のミルキーブルーの露天風呂と絶品グルメが魅力 「RVパーク Charlie’s Lanai」は、別府八湯の明礬温泉に位置し、名物「地獄蒸しプリン」で知られる[…]
見落としていた便利なスペース! ヘッドレストが収納場所に変身 スマートフォンのホルダーや充電器、ドリンクホルダーなど、車内を便利にしてくれるカーグッズは数え切れないほど存在する。こうした製品を上手に取[…]
RVパーク 大江戸温泉物語Premium 下呂本館 車中泊を安心して、かつ快適に楽しみたい方におすすめのRVパーク 日本RV協会が推進する「RVパーク」は、キャンピングカーやマイカーで旅行を楽しむユー[…]
最新の投稿記事(全体)
「走りのマツダ」を捨てた選択が吉だった 新車の納期の長期化が常態化して久しい国内SUV市場。その中で2026年5月に登場した3代目となる現行CX-5は、堅調な足取りで確かなセールスを築き上げている。 […]
三菱「新型パジェロ」タイ仕様のスペックは? 新型パジェロは、悪路走破性や耐久性を重視した本格クロスカントリーSUVだ。トライトンをベースとするラダーフレーム構造を採用しながら、SUVとしての乗り心地や[…]
今回のテスト車両(日産サクラ) カーナビやディスプレイオーディオの拡張性を飛躍的に高めてくれる注目のカー用品 データシステム「USB KIT(CEA940)」は、カーナビやディスプレイオーディオの拡張[…]
セレステ(青い空)に込められた、低公害時代に真っ向から立ち向かう決意 1970年代半ば、自動車業界にとってまさに「冬の時代」が訪れていた。オイルショックによる燃料価格の高騰で省燃費志向が急速に高まる一[…]
国産車をメインとした新車バイヤーズガイド「月刊自家用車」が電子版として装いも新たにスタートしました。全ページ無料でご覧いただけますのでこの機会にぜひご一読を! 今月はランドクルーザーシリーズの魅力解説[…]
- 1
- 2


























