
全国各地で開催されたカーショーやアウトドアイベントで見つけた見逃せないキャンピングカーを紹介しよう。今回はダイハツ・ハイゼットトラックに豪華なキャビン空間をしつらえた、贅沢な旅仕様の軽キャブコンバージョンをご覧あれ。
●文:月刊自家用車編集部
限られたスペースを有効活用することで、4名の就寝にも無理なく対応
広々ベットが上下に出現。旅もこなせる万能タイプ
東和モータース販売の限定モデルのインディ108は、ダイハツ ハイゼットトラックをベースに、カフェラテのような色合いの明るくて落ち着いたインテリア空間を狙った軽キャブコンバージョンモデル。
テーブルを囲んで4名がゆったりとくつろげるダイネットスペース。就寝時にはシートとダイネットマットを組み合わせれば195☓100センチのベットスペースに早変わりしてくれる。
4名がゆったりと寛げるダイネットスペースが配置されるほか、ボディ左側にはキッチンシンクが設けられているので、簡単な調理にも対応可能。軽モデルの限られたスペースを有効活用していることが嬉しいポイントだ。
ボディ左側にキッチンシンクを配置。エントランス近くには外部シャワーにもなるシャワーフォーセットを配置することができるので、旅先でシャワーを浴びることも簡単にできる。
質感の良さも嬉しいポイント。自分の部屋気分で寛げる
宿泊機能をしっかりと造り込んでいることも見逃せない。フロアには広々と足を伸ばせるダイネットベットを備えるほか、ルーフ上にはポップアップルーフベットを配置。大人4名での就寝も楽々こなせるスペースがあっという間に現れる。自分の部屋がそのまま移動できるイメージだ。
軽キャンパーは2名を前提に設計されているモデルも多いのだが、このインディ108は4名での利用もこなしてくれる。2名の旅ならば、格安ビジネスホテルに泊まるよりも、居心地の良い旅が楽しめそうなぐらいだ。
ルーフを上げればポップアップルーフベッドが現れる。ベッドサイズは210×117センチで大人2名の就寝も余裕十分。
結露の軽減や断熱性能にも一役買うアクリル2重窓を採用するほか、荷物の収納性に優れるバゲッジドアなど機能性も考慮した設計も見どころ。外部100V電源入力も備えており、電源が取れるキャンピング場ではより快適空間で過ごすことが可能。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(キャンピングカー)
“蓄電できる軽キャンパー”を愛犬家のためにインプルーブメント 『愛犬くん』は、その名のとおりペットと一緒に楽しめる軽キャンパーとして誕生。販売するのは『給電くん』や『給電ベース』など“蓄電できる軽キャ[…]
余裕のある室内空間を効率良く活用 ホンダのステップワゴンは、最大で8名が乗車可能な人気のミニバンで、現行モデルは初代から数えて6代目となっている。スタイリッシュなエクステリアデザインと、実用性の高さか[…]
ベース車両はトヨタのハイエース ベース車両であるハイエースの最大の魅力は、なんといってもその広大な車内空間だ。天井も高く、長尺物の収納やベッド展開にも向いている。このサイズ感があるからこそ、キャンピン[…]
世界で1台の車がつくれるStyle_iDの豊富なメニューでカスタマイズ ジャパンキャンピングカーショー2025のホワイトハウスのブースで展示されていた1台が、フリードクロスター HV メトロキャンパー[…]
荷台をまるごと交換するFTポーターエンデューロ 三菱のトライトンは、国内市場では珍しいピックアップトラックタイプの車両だ。また、SUVのように悪路走破性の高いため、アングラー(釣り人)からの注目度や人[…]
最新の関連記事(旅行)
厚さわずか5センチ!キャスターも外せる! 「Rollink(ローリンク)」は、消費者のニーズを元に柔軟な発想で設計された革新的なスマートラゲッジブランドで、2018年にイスラエルの旅行と製品づくりの専[…]
日本といえば、世界からみても独自の文化がいくつも存在します。その1つが食文化、日本食は歴史や伝統を重ねながら、独自の文化として根づいてきました。 さらには、日本国内でみていくと地域ごとに生まれて根づい[…]
ゴールデンウィーク(GW)まであとわずか。いよいよ本格的にお出かけシーズン突入し、すでにあちこち出かけたり、予定を組んだりしている方も多いのではないでしょうか。 旅行やドライブといえばご当地グルメは外[…]
日本全国には、眺めの良い風光明媚な場所がたくさんあります。景勝地であったり、穴場のスポットであったり、通りがかりに見られる絶景だったりとさまざま。また、同じ場所でも季節によって見られる景色は変わってき[…]
新鮮な食品、珍しいメニューが際立つSA 駿河湾沼津サービスエリア(下り)の写真ギャラリー1 ※写真タップ(クリック)で拡大 駿河湾沼津サービスエリア(下り)の写真ギャラリー2[…]
人気記事ランキング(全体)
シートサイドのスペースを有効活用できるUSB付きポケット 車のシートサイドや、シートとコンソールにある隙間などはデッドスペースになっていることが多い。小銭などの小物を落としてしまうことも多く、一度落と[…]
ダイハツ・アトレー広すぎる室内スペース。シートをフルフラットにすると巨大なソファのよう こちらの軽キャンパーは、広々空間で人気のダイハツのアトレーがベースとなっている。写真を見てもらえればわかると思う[…]
軽トラックTN360のボディを取り去ったフルオープンマルチパーパスカーだった ホンダZの誕生と時を同じくして鮮烈なデビューを飾ったのが、個性の塊とも言えるバモスホンダである。ベースとなっているのは、主[…]
余裕のある室内空間を効率良く活用 ホンダのステップワゴンは、最大で8名が乗車可能な人気のミニバンで、現行モデルは初代から数えて6代目となっている。スタイリッシュなエクステリアデザインと、実用性の高さか[…]
四輪ラインナップの中核として期待され生まれた「1300」 「ホンダ・1300」は、1969年に発売されたホンダの小型乗用車です。 1960年代のはじめ、オートバイメーカーとしてすでに世界的な地位を確立[…]
最新の投稿記事(全体)
コンパクトなサイズのディスプレイ。取り付けは超カンタン どうしても必要というワケではないが、なんとなく気になるグッズやアイテム、皆さんもあるのではないだろうか? 今回紹介するのは、自車の車速や方角など[…]
“蓄電できる軽キャンパー”を愛犬家のためにインプルーブメント 『愛犬くん』は、その名のとおりペットと一緒に楽しめる軽キャンパーとして誕生。販売するのは『給電くん』や『給電ベース』など“蓄電できる軽キャ[…]
純正マットの上に敷くだけで、プラスα効果を実感 クルマのフロアマットって、車内の泥汚れなどを防いでくれる必需品だけど、汚れ防止だけじゃない進化したフロアマットがあるのをご存知? 実はこれ、エーモンから[…]
「アルピーヌ A110 R 70」:世界770台限定の「R」バージョン最終仕様 今年でブランド創立70周年となるアルピーヌ。今回実施されるラインナップ変更では、ブランド設立を記念した「アルピーヌ A1[…]
バッテリーEVにも、スバルらしいアクティブイメージをプラス 発表された新型「トレイルシーカー」は、スバルのグローバルバッテリーEVとしては2番目に登場するe-SUVモデル。スバルとトヨタが、互いに強み[…]
- 1
- 2