
スズキは、受注停止が続いている新型ジムニーノマドの生産規模の強化を発表した。ジムニーノマドを生産しているのマルチ・スズキ・インディア社での現地生産を、2025年7月より月間約3300台に増産する。
●まとめ:月刊自家用車編集部
生産規模を約3300台に増やすことで、供給不足の早期解消を図る
スズキの新型ジムニーノマドは、1月30日の発表からわずか4日間で約5万台もの受注を獲得。これは月間計画販売台数1200台の約41か月分に相当するもので、その結果、2月3日には早くも注文受付が一時停止となっている。正式発売された2025年4月の登録台数は2524台と、目標販売台数を超えていることからも、その需要の高さは明らかだ。
スズキは、いち早くジムニーノマドの増産を示唆するコメントを発信していたが、その内容が発表された。
具体的には、マルチ・スズキ・インディア社における現地生産体制を2025年7月より、現在の月間目標販売台数1200台を大幅に上回る約3300台に増産、当初計画の約2.8倍の規模にすることで供給不足の解消を図るという。
スズキは、「今回の増産により、引き続き早期に受注を再開できるよう、全社を挙げて取り組んでまいりますので、今しばらくお待ちいただけますよう、よろしくお願いいたします。また、既にご注文をいただいている車両につきましては、1日でも早くお届けできるよう、継続して対応に努めてまいります。」とコメントしている。
ジムニー ノマド 写真ギャラリー
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