
株式会社 東日製作所は、Bluetooth®搭載のデジタルトルクレンチCEM3-BTSシリーズとCEM3-BTDシリーズ、CEM3-BTAシリーズをCEM3-BTシリーズに統合して発売した。また、この統合と同時にBluetooth®製品のプロファイルのデュアルモード化を行い、従来のSPPに加えてGATTを追加して発売した。
●文:月刊自家用車編集部
iOSにも対応
CEM3-BTSシリーズは単方向通信で、主に増し締め検査工程の測定値をPCやタブレットに転送・管理するのに用いられている。
CEM3-BTDシリーズは締付作業用で、次に締めるべきワークの上下限判定値をトルクレンチに送信して締付後に合否判定を行い、締付トルクデータをPCやタブレットに転送・管理する。
CEM3-BTAシリーズは角度計測機能付きで、締付トルクと角度で合否判定を行えるところから、「ねじのかじり」や「Oリングの噛み込み」・「ボルトの斜め入り」・「スプリングワッシャの入れ忘れ」・「二度締め」などの検出が可能となっている。
今回の統合は、CEM3-BTS/CEM3-BTD/CEM3-BTAこれらの機能を「CEM3-BTシリーズ」にまとめたもの。
【CEM3-BTシリーズへの3機種統合のメリット】
・BTS/BTD/BTAの各機能は設定切り替えができるので、既存システムの流用が可能。
・統合後のCEM3-BTの価格は従来機種と同じ。
・新規導入コストだけでなく、校正や修理などのランニングコストの低減が見込める。
■Bluetooth®プロファイルのデュアルモード化について
Bluetooth Classic(SPPプロファイル)に加えて、Bluetooth Low Energy(GATTプロファイル)を搭載したデュアルモード化を実施。iPad等にも接続が可能となった為、OSに依存せずに使用が可能となった。デュアルモード化に伴う価格の変更はない。
■iOS版の「DtRcv(データレシーバ)」を公開。
Windows版のDtRcvや、Android版DtRcvに続き、iOS版の無料データ管理ソフト「DtRcv(データレシーバ)」を公開した。デュアルモード対応機種でGATTプロファイルに切り替えて上記4機種で使用可能となる。
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