
●文:月刊自家用車編集部
メヒコに行きたい
「先月福島のいわきに行ったんですけど、メヒコに行ってきました!」
「ああ、福島県民のソウルフードなんでしょ。どうなの?美味いの?」
「蟹とか貝とか、めっちゃ美味かったです!特に美味かったのはピラフです!いわき市民羨ましす!」
そんな会話をしているところに、ルノーから変わった企画の案内が届いた。
企画名:【ルノー旅 新型カングーで長旅しながらこんなことしたら映えるんじゃね?コンテスト(略して「映え活」)】
要は綺麗な写真が撮れるところまでカングーでロングドライブするというものだ。
「この企画でメヒコに行きましょう!ピラフ、アゲイン!」
「映え写真は?」
「蟹ピラフ、映えます!」
(・・・ちゃんとカングーは写真に入れないとね)
こんなやりとりがあり、食べるものだけ先に決まった編集部一行だったが、本誌/別冊の校了やAmazonスーパーセールに合わせた記事の作成などで慌ただしく、7月の半ばに入ってからの企画実施となった。
カングーに乗って常磐道を進む
今回お世話になるのはこちらの新型カングー。
カングーは小型商用車として開発されたモデルであり、新型で三代目。初代・二代目同様に1.8mを超える全高がもたらすゆとりの室内高と荷室容量が特徴で・・・新型カングーの詳しい情報、走りの良さや乗り心地など、ベテランスタッフの所見が気になる方はこちらをご参照くださいませ。
自動車にさほど詳しくはない編集部員が新型カングーに乗った感想としては「足元が広い!」「疲れない!」という2点。
日頃は国産ミニバンに乗っているので、シートをギリギリまで上げて足元のスペースを確保しているのだが、決して広いとは言い難いのが現実。運転に支障をきたす程ではないので良しとしている。しかし新型カングーは、足元の空間に余裕があるのでハンドルに膝をぶつける心配もなく、ストレスフリーだった。
そんなふうに足元のスペースに余裕を感じながらのドライブでたどり着いたのは、いわき市が誇る映えスポット「いわきの洗い越し」。
いわき市内郷白水河川道路、通称「いわきの洗い越し」。車で川に入れる道路として有名な映えスポット。夏にはいいが冬は寒い。
まさかホントに蟹ピラフというわけにもいかないので、手早く映え写真が撮れそうなこちらで撮影。
ちょうど東京は猛暑日の連続となっており、少しでも涼しい場所へと辿り着いたのがここ。夏に人気のスポットなだけあり、平日にもかかわらず地元の人や観光客で賑わっていた。
人が途切れた一瞬を逃すことなく一気に撮りまくる。
編集部員はもちろん、カメラマンも入水し手早く進める。
来る途中で買ったラムネを置いて夏っぽさを演出・・・本当は飲みたかっただけ。
一応異なる角度でも撮影。
最後は荷室を使って、ラムネを飲むというカット。おじさんですみません。当編集部には女性がいないので。
目的地であるメヒコへ!
映えスポットよりも先に決まっていた目的地であるメヒコに到着。ちなみにこちらは北茨城店。いわき市内には、フラミンゴを見ながら食事ができる「メヒコいわきフラミンゴ館」や、鮫のいる巨大水槽を設置している「メヒコシャークワールド」もある。
北茨城店では熱帯魚のオスカーがお出迎え。
天井の高い店内は広々としておりとても快適だった。
最初の目的であったメヒコのシーフード料理も満喫し、早々に帰路につく。
帰り道で気が付いたのだが、朝から運転し続けているにもかかわらず、全然身体が疲れていない。普通なら肩や背中が痛くなってもおかしくないのだが。
おそらく足元にゆとりがあると身体がリラックスするせいか、他の部位への負担が少なくて済むのだろう。そんなわけで復路も余裕で運転し続けることができた。国産車の足元もこのくらい広くしてくれないだろうか。
また、後部座席に乗車していたスタッフは「下からの突き上げが少ない」と話していた。言われてみれば、普段に比べてシートの下からの振動が小さいように感じた。そういった意味でも、新型カングーは非常に乗りやすい車だった。
いわき市民のソウルフードを北茨城で満喫し、大満足の編集部であったが、後に衝撃の事実が発覚。
!?
会社から8分の距離に・・・
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(旅行)
洗練された”ふたりのくるま旅”を演出する創業40周年記念モデル リンエイプロダクトが手掛ける最新のキャンピングカー「ファシールバカンチェス ダイネット40」は、創業40周年を記念する特別なモデルであり[…]
厚さわずか5センチ!キャスターも外せる! 「Rollink(ローリンク)」は、消費者のニーズを元に柔軟な発想で設計された革新的なスマートラゲッジブランドで、2018年にイスラエルの旅行と製品づくりの専[…]
日本といえば、世界からみても独自の文化がいくつも存在します。その1つが食文化、日本食は歴史や伝統を重ねながら、独自の文化として根づいてきました。 さらには、日本国内でみていくと地域ごとに生まれて根づい[…]
ゴールデンウィーク(GW)まであとわずか。いよいよ本格的にお出かけシーズン突入し、すでにあちこち出かけたり、予定を組んだりしている方も多いのではないでしょうか。 旅行やドライブといえばご当地グルメは外[…]
日本全国には、眺めの良い風光明媚な場所がたくさんあります。景勝地であったり、穴場のスポットであったり、通りがかりに見られる絶景だったりとさまざま。また、同じ場所でも季節によって見られる景色は変わってき[…]
最新の関連記事(グルメ)
運転中の食事(お茶/飴/パン/おにぎり等)はすべて違反になるのか 運転中の食事は法律によって厳密に禁止されているわけではないため、すべてが違反行為とはなりません。 しかし、食事をすることで運転手の手が[…]
前橋を愛する者の異業種コラボ! 1996 年創業、前橋にある「広ちゃん飯店」は、連日行列ができるほど賑わいのある中華料理店。店内はカウンター席、座敷、個室があり、幅広い層のファンで埋め尽くされている。[…]
車に積んでおけばBBQのヒーローに! 気温も上がり暖かくなると、やりたくなるのがBBQ。肉や魚介類、新鮮な野菜などを焼いて食べるのは、胃袋と共に心も満たされるアウトドアの醍醐味だ。 そんなBBQだが、[…]
~ご当地ソフトの食べ歩きは、道の駅を巡る目的の一つ~ こんにちは。「道の駅旅ライダー」の平賀です。 暑い夏がやってきて、冷たいものがおいしい季節になりましたね。道の駅でもソフトクリームを食べている人を[…]
日本といえば、世界からみても独自の文化がいくつも存在します。その1つが食文化、日本食は歴史や伝統を重ねながら、独自の文化として根づいてきました。 さらには、日本国内でみていくと地域ごとに生まれて根づい[…]
人気記事ランキング(全体)
車内を快適に! カーエアコンの正しい使い方とは? 車内を快適な温度に保つために必要な、カーエアコンの正しい使い方を4つのポイントから見ていこう。 まずひとつ目のポイントは、カーエアコンの起動タイミング[…]
見た目では用途がわかりにくい、意外性のあるカー用品 世の中には多種多様のカー用品があり、奇抜なものから思わずおっと唸ってしまうようなアイテムがたくさんある。カー用品のお店やECサイトでカーグッズを探っ[…]
コンパクトに収まるベース仕様 RS1+のベースとなるのは、スズキ・エブリイワゴン。標準設定としてベッドマット、カロッツェリアの楽ナビ、そして諸費用を含む構成になっている。軽キャンピングカーを求める人に[…]
大人が手にする秘密基地 N-VAN コンポの最大の魅力は、まるで子供の頃に夢見た秘密基地を現実にしたような空間にある。助手席側の大開口部とフラットな床が生み出す自由度は抜群で、サイドオーニングを展開す[…]
全方位型のツインタイプの小型ファン 先日、ヘッドレストに装着するタイプの扇風機を愛車に導入したのだが、ファンとしてはオーソドックスな丸型タイプの扇風機も使う機会があったので、便利そうな2種を紹介してい[…]
最新の投稿記事(全体)
老舗ビルダーが提案する、軽キャンパーの新たな可能性 近年、車中泊やアウトドアブームの隆盛は著しい。都市生活者のストレス増大やリモートワークの普及が、自然回帰への欲求を刺激していると分析される。 こうし[…]
仕向け地に合わせて作り分けられた”双生児”の個性 最近では少なくなってきましたが、かつてはいわゆる兄弟車がたくさんありました。トヨタならカローラとスプリンター、日産ならサニーとパルサーとラングレーにロ[…]
とても機能的!フォグライトの色が切り替えられる! ホンダアクセスは、これまでホンダ車専用の純正アクセサリーとして「LEDフォグライト クリア」と「LEDフォグライト イエロー」の2タイプを設定してきた[…]
憧れの旧車に乗れるだけでも非日常的な体験と言えるが、旧車コミュニティ「Vintage Club by KINTO」がこのほど開催する「博物館キャラバン」はさらに特別な思い出を作ってくれるはず。旧車を「[…]
アルミホイールもキズがつけば腐食する! 早めの対処が必要だ アルミは腐食しないと思ってる方、結構いるんじゃないですか? 実は、アルミも鉄などと同様にキズついたまま放っておけば腐食するのです。単にアルミ[…]
- 1
- 2