シビアコンディションでの利便性が向上した、スバル「ソルテラ」の改良モデルを発売開始

スバルは、2023年10月25日にソルテラの改良モデルを発表した。価格は627万~715万円。

●まとめ:月刊自家用車編集部

SUBARU Safety Senseの機能拡充と、低温環境下における急速充電性能が向上

2022年4月にデビューしたスバル初のBEVモデル「ソルテラ」。2023年5月には、急速充電の回数および充電速度や、メーター表示における充電容量をパーセント表示とするソフトウェアアップデートが実施されているが、今回の改良モデルでは、主に機能面の強化が図られている。

具体的には、SUBARU Safety Senseの機能を拡充。渋滞時の疲労を軽減して長時間の運転をサポートするアドバンストドライブ(渋滞時支援)とレーンチェンジアシスト(LCA)、見通しの悪い交差点での衝突回避をサポートするフロントクロストラフィックアラート(FCTA)を設定。さらに、後方車両に注意喚起を行う後方車両への接近警報や停車中に後方から接近する車両の衝突が避けられない場合にブレーキを作動させて減速するセカンダリーコリジョンブレーキ(停車中後突対応)等の機能も新採用することで安全性能を向上させている。


また、オーバルステアリングホイールを採用することで、先進感とスポーティ感を演出するとともに、メーター視認性を改善。

さらに、冷間時のバッテリー暖機性能向上により、外気温による充電時間のバラツキを低減。低温環境下での、電欠ランプ点灯時からSOC・80%までの急速充電時間を最大で約30%削減することで、シビアコンディションにおけるBEVの実用性を向上させている。

ソルテラの主な改良点

■安全性能
・アドバンストドライブ(渋滞時支援)
・レーンチェンジアシスト(LCA)
・フロントクロストラフィックアラート(FCTA)
・後方車両への接近警報
・セカンダリーコリジョンブレーキ(停車中後突対応)
・後方車両接近告知
・周辺車両接近時サポート

■機能装備
・オーバルステアリングホイール
・パドルスイッチでのS-PEDALモード選択機能(AWD車のみ)
・フロントパワーシートの調整範囲拡大
・ナノイーX(ET-HS標準装備)

グレード価格
ET-SS(FWD)627万円
ET-SS(AWD)671万円
ET-HS(AWD)715万円

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