ポルシェ、電動SUV「マカン」シリーズに「マカン」「マカン4S」を追加設定、合計4グレードのラインナップを展開

ポルシェジャパンは、マカン、マカン4、マカン4S、マカンターボの予約受注を開始した。価格は998万〜1525万円。

●文:月刊自家用車編集部

エントリーを担う「マカン」は、シリーズ初となる後輪駆動モデル

二世代となる新型マカンは、フル電動のSUV。すでに2024年初頭に「マカン4」と「マカンターボ」の2グレードは国内導入されているが、今回「マカン」と「マカン4S」が追加されることで、4つのグレードが展開される。

最もベーシックなグレードとして導入される「マカン」は、ポルシェのフル電動SUVのエントリーモデルという位置付け。リヤに搭載されるシングルの駆動モーターは出力250kW(340PS)を発揮。ローンチコントロールを組み合わせた時は、最大265kW(360PS)のオーバーブーストパワーと563Nmの最大トルクを発生することが可能。停止状態から5.7秒で時速100kmに到達することができ、最高速度は220km/hに達する。搭載バッテリー容量は100kWh。WLTPの総合航続距離は最大641km (EU仕様)。

マカン

マカン4S

「マカン4S」は、リヤモーターに加えて、フロント側にもモーターアクスルを搭載する全輪駆動を採用。システム出力は330kW(448 PS)を発揮するほか、短時間のパワーオーバーブーストで最大380 kW(516PS)、ローンチコントロール使用時には最大トルクは820Nmを発揮する。0-100km/h加速は4.1秒、最高速度は240km/h。WLTPの総合航続距離は最大606km(EU仕様)の走行が可能だ。装備機能としてポルシェアクティブサスペンションマネジメント(PASM)が標準装備。サスとシャシーマネジメントを最適化することで、パフォーマンスと快適性が高まっていることを強みとしている。

マカン4S

オプションで悪路走破性を高めた、オフロードデザインパッケージも設定

また年次改良も実施。新しい外装色「スレートグレーネオ」の追加に加え、オプションとしてオフロードデザインパッケージも設定。専用エアロパーツを装着することで、アプローチアングルが最大17.4度まで増加。悪路走破性が高まるという。

車種  ハンドル価格
  マカン【新規導入】 右  998万円 
  マカン4 右  1045万円 
  マカン4S【新規導入】 右  1196万円  
  マカンターボ 右  1525万円

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