
レクサスは、新型ISを世界初公開した。この新型モデルは、2026年初頭以降、各地域で順次発売される予定となる。
●まとめ:月刊自家用車編集部
熟成が進んだ走行メカニズムにより、上質な走りを実現
レクサスISは、1999年の初代モデルから「クルマを操る楽しさ」を追求するコンパクトFRセダン。これまで四半世紀以上のあいだ、グローバル40か国と地域で累計約130万台を販売している。
今回導入される新型モデルには、IS300hとIS350の2種類を設定。コンパクトなFRスポーツセダンとして「走る楽しさ」と「スポーティなデザイン」の熟成を追求している。
走りに関しては、性能を徹底的に追求することで、ドライバーとの対話を深化。
電動パワーステアリング(EPS)には、ラック平行ギヤとバリアブルギヤを新たに採用することで、低慣性モーターと相まって、よりリニアでスムーズなステアリングフィールを実現し、連続するコーナーが続くワインディングロードでも、高速道路でのレーンチェンジでも、意のままのハンドリングを可能にしたという。
サスペンションシステムには、従来モデルのステップ式アクチュエーターから新開発の内蔵式リニアソレノイドアクチュエーターを採用したリニアソレノイド式AVS(Adaptive Variable Suspension system)を設定。これにより、減衰力応答性は約4倍に向上し、車両の挙動安定性と路面からのショック低減を高い次元で両立している。
内蔵式リニアソレノイドアクチュエーターを搭載した「リニアソレノイド式AVS」は、従来のステップ式アクチュエーターから刷新されたもので、減衰力応答性が約4倍向上。これにより、ばね上のフラットな挙動と、路面からの入力によるショックの低減を高次元で両立し、より気持ちの良いドライビングを実現している。
オーナメントパネル「Forged bamboo」をレクサス車として初採用
エクステリアは、ISらしいアグレッシブさを極めたデザインへと刷新。低く構えたスピンドルグリルと、ブレーキダクトを取り込んだ新しいフロントフェイスが、低重心かつワイドなスタンスをさらに強調し、力強く精悍なスタイルを際立たせている。
低重心かつワイドなスタンスを強調するスタイリング。新色として硬質なライトグレーにメタリックを加えたニュートリノグレーが採用されている 。
「F SPORT」には、空力性能を強化した新形状のリヤスポイラーが採用され、床下から車両背面へ巻き上がる空気の流れを増加させることで、リヤの揚力を低減し、優れた空力性能を実現している。足元には、軽快な走りを予感させる新意匠の19インチ軽量アルミホイールが設定される。ボディカラーには、硬質なライトグレーにメタリックを加えることで走りの世界観を表現した新色「ニュートリノグレー」を含む全8色が設定されている。
「F SPORT」の19インチ軽量アルミホイールは、細軸スポークのタイトなデザインにグロスブラックメタリックが施工。
インテリアは、運転に集中できる環境を第一に考え、機能性とデザイン性を両立。センターディスプレイは全車12.3インチのタッチパネル式に統一され、ドライバーの視界を妨げない配置により、走行中でも操作しやすいコックピットを構築。メーターは12.3インチのフル液晶メーターに変更され、シンプルで分かりやすいグラフィックとパーソナライズ可能な表示コンテンツにより、ドライバーが視覚情報をダイレクトに受け取ることが可能になっている。
コンソール上面とスタートスイッチベゼルには、レクサスのブランドシグネチャーマテリアルである竹材を新たに開発したオーナメントパネル「Forged bamboo」を採用。「Forged bamboo」は、2023年のJAPAN MOBILITY SHOWで発表された「Bamboo CMF Concept」の概念に基づき開発されたもので、市販車への採用はISが初となる。
「F SPORT」モデルは、新規開発色「PROMINENCE(プロミネンス)」も選択可能。インパネの表示操作系は、人間工学に基づいた機能レイアウトとレクサスの「Tazuna Concept」の考え方に基づきデザインされている。
インテリアカラーには、太陽を覆う紅炎をイメージした彩度の高い新色「PROMINENCE(プロミネンス)」が設定(F SPORT)されている。
IS(プロトタイプ)前席
IS(プロトタイプ)12.3インチ液晶メーター
IS(プロトタイプ)12.3インチセンターディスプレイ
IS(プロトタイプ)コンソール
レクサスのブランドシグネチャーマテリアルとして活用してきた竹材を用いて、新たに「Forged bamboo」を開発。レクサス車徒して初採用されている。
進化した予防安全技術と運転支援システムを採用
安全面では、予防安全技術「Lexus Safety System +」の機能が拡充された。運転状況に応じたリスクを先読みして運転操作を支援する「プロアクティブドライビングアシスト(PDA)」が新たに採用されたほか、プリクラッシュセーフティ(PCS)は、夜間の自転車運転者や昼間の自動二輪車、そして出会い頭の車両まで対象範囲が拡大。高速道路や自動車専用道路での渋滞時にドライバーを支援する高度運転支援技術「アドバンストドライブ(Lexus Teammate Advanced Drive)」も搭載する。DCM(データ通信モジュール)によるOTA(無線通信)ソフトウェアアップデート機能も設定されており、販売店に入庫することなく、常に最新の性能を維持することが可能となっている。
| 新型IS 主要諸元(プロトタイプ値) | |||
| IS350 | IS300h | ||
| 駆動 | FR | AWD | FR |
| トランスミッション | 8AT | 6AT | 電気式無段変速機 |
| 全長 | 4720mm | ||
| 全幅 | 1840mm | ||
| 全高 | 1435mm | 1440mm | 1435mm |
| ホイールベース | 2800mm | ||
| 乗車定員 | 5名 | ||
| タイヤサイズ | 18インチ/19インチ | ||
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(レクサス)
高剛性ウレタン採用で軽量化と防音性能を両立 今回採用されたeAxleカバーの特徴は、高い吸音性と剛性を兼ね備えた新材料「高剛性ウレタン」にある。従来は樹脂とウレタンを組み合わせた複合構造としていたが、[…]
新色の「SOU(蒼)」を含む全8色のボディカラーを展開 レクサスUXは「Creative Urban Explorer」をコンセプトに開発され、2018年にラインアップへ加わったコンパクトクロスオーバ[…]
「GEOMETRICAL organic」を初採用した新型ES用モデリスタ 今回のラインナップは、モデリスタの新デザインコンセプト「GEOMETRICAL organic(ジオメトリカル オーガニック[…]
次世代電動車ラインアップの先陣を切る8代目ES レクサス「ES」は、レクサスの世界戦略を担うグローバルモデル。今回登場した8代目となる新型は、この先の次世代電動車ラインアップの先陣を切るモデルとして、[…]
最新レクサスSUVは、巨体を感じさせない俊足モデル レクサス初のBEV3列シートSUVとして、5月7日にワールドプレミアとなった新型TZ。「Driving Lounge」というコンセプトは、乗員すべて[…]
最新の関連記事(ニュース)
海外メディアは「小さいのに成立している」と注目 英国のメディアは、スーパーワン(英国名:スーパーN)について、SUV人気で存在感を失いつつあった“小さなクルマ市場”の救世主候補として紹介している。 ス[…]
“ドッキリが起きそうで何も起きない”ドライブ企画 この動画内で使用されたのは、ホンダの新型EV「Super-ONE」。 車内ではボケの関太さんが企画内容を言わず、あえて緊張感のある雰囲気を演出しつつも[…]
新型キックスは「米国仕様を割高に見せる存在」 アメリカの専門サイトでも、日本仕様のキックス e-POWERに関心が集まっている。注目された理由のひとつが、日本仕様にのみ採用された日産独自の電動システム[…]
ベース額と上乗せ補助額で、プラス30万円も補助金がアップ 東京都が打ち出した新たな方針は、EVシフトを一気に加速させる破壊力を秘めている。 公開された補助額の体系・内訳(令和8年7月1日以降に初度登録[…]
BMWでもアルピナでもない!「ボーフェンジーペン」の最新プロダクト「05 GT」とは? ボーフェンジーペンは、ドイツ・ブッフローエを拠点とする家族企業であり、その前身は高性能ラグジュアリーカーで名を馳[…]
人気記事ランキング(全体)
リヤデザインの変更で、安定感のあるワイドスタンスを目指す 今回公開されたのは、9月中旬のデビューが予告された新型クラウンクロスオーバーの前後の写真。 新旧のスタイリングを見比べると、大きな変化を感じる[…]
長距離ドライブ後の虫汚れ対策に! ドンキのPB「WashGo!」を試してみた 仕事柄、車での長距離移動が多い筆者には、長年抱えている悩みがあった。それが、高速道路を走った後にフロントバンパーやフロント[…]
流れるウインカー&LEDバーでリアビューを一新 本製品の最大の特徴は、日本の保安基準に適合したシーケンシャルウインカー(流れるウインカー)を採用していること。配線の接続を変更することで、「流れる」「流[…]
偶然の出会い!タフで男前な「コーデュラ シートベルトパッド」 梅雨が明け、一気に気温が上がってきた今日このごろ。「シートベルトがベタついて不快だな……」と感じていたタイミングで、たまたま立ち寄ったオー[…]
技術の日産としての礎を築いた名車、チェリーの誕生 日産・チェリーは、1966年に日産自動車へと吸収合併された旧プリンス自動車の優秀な技術者たちが中心となり、その情熱と先進技術を注ぎ込んで開発された歴史[…]
最新の投稿記事(全体)
フランスの幸せを呼ぶお菓子をイメージした「ブルードラジェ」 今回の販売される限定車最大のトピックは、そのオシャレなボディカラーだ。 フランスで結婚式や出産などの祝い事に、幸せへの願いを込めて贈られる伝[…]
スポイラー類に加え、フロントグリルをドレスアップするガーニッシュやデカールも設定 今回のN-BOX/N-BOXカスタム用無限パーツは、「My Special BOX」をコンセプトに開発された。軽自動車[…]
夏の車内特有の「あの悩み」を解決する最新ギア 夏のドライブで、カーエアコンを最大にしているにもかかわらず「シートに密着した背中や首元がジトジトと蒸れる」という経験はないだろうか。あるいは、同乗者との間[…]
AUTECH ── 「湘南の海」を丸ごとデザインに落とし込んだ、フラッグシップ AUTECHは、NMCのお膝元・神奈川県茅ヶ崎発のブランドだ。海と空をイメージしたブルーをブランドカラーに掲げ、エルグラ[…]
流れるウインカー&LEDバーでリアビューを一新 本製品の最大の特徴は、日本の保安基準に適合したシーケンシャルウインカー(流れるウインカー)を採用していること。配線の接続を変更することで、「流れる」「流[…]
- 1
- 2






























