
スズキは、軽乗用EV第一弾となる新型「e SKY(イー・スカイ)」のティザーサイトを公開した。https://www.suzuki.co.jp/car/esky/
●まとめ:月刊自家用車編集部
日常使いを極めたスズキ初の軽乗用EV
新型「e SKY」は、「Easy to Switch!(いつもの軽から、無理なくEVへ。毎日を変えずに、走りを変える。)」を開発コンセプトに掲げて誕生した軽EV。スズキが長年培ってきた軽自動車開発のノウハウと「小・少・軽・短・美」の思想を結集し、従来の軽自動車が持つ優れた日常使いの利便性を損なうことなく、電気自動車ならではの快適で静かな走りを実現することで、日常使いEVの新たな最適解となるモデルを目指している。
具体的には、「EVである前に、軽自動車である」という開発思想をベースに、「日常使いの足としてちゃんと使えること」と「日常がさらに快適になること」が追求されている。
なお、スズキが保有するコネクトデータの集計によると、軽自動車ユーザーの平日における平均走行距離は約20km、休日の最大走行距離は約150kmとなっている。新型「e SKY」は、このリアルな使用実態に徹底的に寄り添い、過剰なバッテリー搭載を避けて無駄を徹底的に削ぎ落とすことで、軽量化と高効率化、そして優れた実用性を高次元でバランスさせていることが特徴になる。
全長3395mm×全幅1475mm×全高1625mm、車重1030kgのコンパクトボディを実現。26kWhのLFPバッテリーと2WD駆動を採用し、日常使いに十分な航続距離と扱いやすさを両立したスズキ待望の軽乗用EVとして仕立てられている。
国産EV最少の電費性能97Wh/kmと実用的な充電性能
車両性能における最大の特徴は、国産EVとして最少となる97Wh/kmの交流電力量消費率(プロトタイプ参考値)と、一充電走行距離310km(プロトタイプ参考値)を達成した点だ。
コンパクトで軽量な「eAxle」、安心・安全で長寿命な「LFPバッテリー」、そして軽自動車トップレベルを追求した空力性能を組み合わせることで、小さい電池で長く走る「バッテリーリーン」な構造を実現。平日の普段使いであれば数日間にわたって途中の充電を必要とせず、エアコンも気兼ねなく使用できるほか、週末の遠出もストレスなくこなすことを可能としている。
充電性能においては、3kWの普通充電で約8時間、6kWで約4.5時間(充電警告灯点灯から満充電まで)、50kWの急速充電であれば約25分(充電警告灯点灯から80%まで)と、自宅での夜間充電から出先での急速充電まで日常に溶け込む素早い充電時間も実現しているとのこと。
新型軽EV「e SKY」の心臓部、コンパクトに設計されたE-Axle(イーアクスル)。モーター、インバーター、減速機を一体化し、軽量・高効率を追求。少ない電気でたくさん走る、省燃費性能を支える根幹技術のひとつ。
軽EV専用に新規開発された「HEARTECT e(ハーテクト イー)」プラットフォーム。車体の中心に駆動用バッテリーを配置することで低重心化を図り、車重増に対してもフラットで安定した乗り心地と、軽乗用トップクラスの取り回しの良さ(最小回転半径4.4m)を両立した。
安全信頼性と長寿命を両立するLFP(リン酸鉄リチウムイオン)バッテリーを採用。26kWhの容量を持ち、国産EV最少の電費性能「97Wh/km」に貢献する。
車両底面の空気を効率よく流すことで、軽自動車トップレベルの空力性能を追求。
普通充電と急速充電の両方に対応した充電ポート口。自宅での夜間充電(普通充電3kWで約8時間/6kWで約4.5時間)から、出先での急速充電(50kWで約25分)まで日常に溶け込むスムーズな充電が可能とした。
ガソリン車からのスムーズな乗り換えを叶える走り
走行性能においては、EV特有の急激な加速感を低減し、そっと踏めば優しく、グッと踏めば力強く加速する、ガソリン車から乗り換えても違和感のない扱いやすいフィーリングに仕立て上げた。
静粛性についても、不快な騒音を効率的に低減しつつ必要な音は自然に残すチューニングが施され、会話が弾む穏やかな室内空間を実現している。
さらに、軽EV専用に新規開発したプラットフォーム「HEARTECT e(ハーテクト イー)」をスズキの軽自動車として初採用。床下にバッテリーを効率配置することで低重心と高剛性を確保した。165/65R14サイズのタイヤを採用しながらも、軽乗用車トップクラスとなる4.4mの最小回転半径が確保されるなど、狭い道での取り回しの良さも備えている。
ガソリン車の乗りやすさはそのままに、EVならではの楽しく快適な走りを実現。必要な音は残し、不快な音は消す、バランスの取れた静粛性を持つ。
ボンネット内には、E-Axle(イーアクスル)の上部にインバーターなどの制御機器が配置されている。限られた空間を有効活用する「小・少・軽・短・美」の思想が、この高効率なパッケージにも現れている。
初めてのEVライフを支える充実の快適装備
室内には、毎日の運転やEVライフをサポートする先進装備が満載。スズキ国内向けモデルとして初採用となる10.1インチの大型ディスプレイオーディオや、バッテリー残量やリアルタイムの交通状況を加味して到達可能な範囲を表示し最適なルートを案内する「つながるナビ」を搭載。
ほかにもアクセルペダルのみで加減速を調整し街中での踏み替え負担を減らす「イージードライブペダル」や、シフトの入れ間違いを防ぐ「運転サポート音声機能」もスズキの軽として初採用される。
また、車内での家電利用や非常時に役立つ100V/1500WのAC電源コンセントや、寒冷地で素早く車内を温めつつ暖房時の消費電力を抑えるダイレクトヒートポンプ+空気加熱電気ヒーターなど、快適性を高める仕様が随所に施されていることも装備面の特徴のひとつになっている。
中央部に操作系を集約した機能的なインパネ形状を採用。アクセルペダルのみで加減速を調整するイージードライブペダルや、音声による案内など、運転サポート音声機能が初めてのEVライフをより快適にサポートする。
視認性・操作性に優れたスズキ10.1インチディスプレイオーディオ(軽初)や、リアルタイムの交通状況を加味する「つながるナビ」を搭載。
乗員の体を優しく包み込む、立体的なフロントシート。素材には遊び心のあるカラーアクセントが効いたメランジファブリックを採用。温かみのある風合いと洗練された質感で、心地よい車内空間を演出している。
駆動用バッテリーを床下に配置することで、全高を抑えながらも十分な乗員空間と、実用的なラゲッジルームを確保。
歴史のオマージュと先進性を融合させたデザイン
デザインコンセプトには、洗練と先進性を表現する「SMART」、伝統的で象徴的な「ICONIC」、そして親しみやすさと居心地の良さを表す「COZY」の3つを掲げている。
エクステリアは浮遊感のあるフローティングルーフや安心感のあるハイショルダーラインが特徴で、かつての名車「スズライト」を彷彿とさせる前側のピークから後ろ下がりに抜ける美しいショルダーラインや、デジタル数字を連想させるシグネチャーランプにより、独特の存在感を強調する。
インテリアは、インパネからドアへ続くラウンドラインが乗員を優しく包み込み、陶器のような温かみのある質感にターコイズブルーの先進的なデジタルグラフィック画面が調和した心地よい空間を実現。リサイクルPETを用いたドアファブリックやカラーMIX樹脂、100%リサイクル可能なフロアマットなど、サステナブルな素材選定も行われている。
浮遊感のあるフローティングルーフと、足回りの強さを強調するハイショルダーラインが際立つサイドビュー。前側から後ろ下がりに抜ける美しいラインは名車スズライトへのオマージュになる。
イメージカラーの「Immersion Blue(イマージョンブルー)」に、ブラックルーフを合わせたスタイリッシュな2トーンカラー。Cピラーのアクセントパネルなど、遊び心と先進性が融合したリヤスタイル。
テーマは「SMART / ICONIC / COZY」。デジタル数字のようなグラフィックのシグネチャーランプ(ICONIC)や、歴史をオマージュしたショルダーライン(COZY)が、先進的で親しみやすい表情を楽しませてくれる。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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