
三菱自動車は、オーストラリアおよびニュージーランド市場に向け、新型バッテリーEV(BEV)「ASX VR-e」を2026年内に発売すると発表した。
●まとめ:月刊自家用車編集部
伝統の「ASX」と名車「VR」のDNAを融合した新型BEV
三菱自動車は、オーストラリアおよびニュージーランドにおいて、鴻海精密工業(Foxconn)グループ傘下の鴻華先進科技(Foxtron)からOEM供給を受ける新型バッテリーEV「ASX VR-e」を2026年内に発売する。
新型「ASX VR-e」は、現地で需要が拡大しているスモールSUVセグメントに向けて投入されるモデル。優れた環境性能はもちろんのこと、先進技術や走行性能、スタイリッシュなデザインを求めるユーザーへ向けた新たな選択肢として位置付けられている。
「VR」の名にふさわしい、三菱の走りのチューニング
車名の「ASX」は、現地で長年親しまれてきたコンパクトSUV「ASX(Active Sports Crossover)」から継承。さらに後半の「VR-e」は、かつて三菱を代表した高性能スポーツセダン「ギャランVR-4」に由来しており、スポーティな走りと電動化技術、そして先進性を象徴する名称として採用されたという。
ただの供給モデルにとどまらないのが、三菱自動車ならではのこだわりだ。開発にあたっては、三菱自動車のエンジニアがオーストラリアやニュージーランドの現地で走行テストを重ね、専用のサスペンションチューニングを実施。
路面への追従性を高めることで、ドライバーの意図に忠実なハンドリング性能を実現。ギャランVRの意匠を受け継ぐモデルとして、EVならではのレスポンスとスポーティで爽快な走りが楽しめる仕上がりとなっているとのこと。
かつての名車「ギャランVR」のDNAを受け継いだASX VR-eは、現地の走行テストを重ねた三菱独自のチューニングにより、ドライバーの意思に忠実なハンドリングを実現。
空力性能を追求した先進的なエクステリアデザイン
エクステリアは、エアロダイナミクスを徹底的に追求した先進的なフォルムが特徴だ。フロントバンパー中央からボンネット上面へとスムーズに空気を導く「Sダクト」や、走行状況に合わせて空気抵抗をコントロールする「アクティブグリルシャッター」を装備し、電費性能と走行安定性の向上に寄与している。
また、フロント&リヤのランプ類やリヤピラー、専用ホイールなどには水平基調のストライプパターンモチーフを展開。車体全体で統一感のある、未来的かつシャープな装いを表現している。
エクステリアは、空力性能を追求した未来的でスタイリッシュなデザインが特徴。
パートナーシップの活用で電動化への取り組みを加速
三菱自動車は新中長期ビジョンのもと、自社が得意とするオフロードモデルやアセアン市場向け商品群の強化を図りつつ、独自技術によるHEV(ハイブリッド)やPHEVの開発に注力しているが、その一方でBEV分野においては、アライアンスパートナーや外部企業との協業を柔軟に活用することで、商品ラインアップを迅速に拡充しながら、三菱ならではの走りの魅力を加えた電動化モデルを展開していく方針を取っている。今回発表された「ASX VR-e」は、その活動を体現するモデルといえる一台になる。
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