
トヨタ自動車は、クラウンシリーズのワゴンSUV「クラウン エステート」の一部改良を発表し、同日より発売を開始した。価格は570万200〜815万7600円。
●文:月刊自家用車編集部
待望の新グレード「HEV G」と「PHEV Z」を新設定
今回の一部改良の狙いは、ユーザーからの要望に応えたエントリーじから中間層におけるグレードの拡充だ。
これまでクラウン エステートは、ハイブリッド(HEV)の上級仕様となる「Z」と、プラグインハイブリッド(PHEV)の最上級仕様「RS」というプレミアムキャラを武器とした2つのグレードで展開されていた。
今回の一部改良では、ハイブリッドモデルにエントリーグレードとなる「G」(570万200円)を新設定。このグレードは225/55R19タイヤ&19インチアルミホイールや合成皮革シートを採用しながらも、前席シートヒーターやステアリングヒーター、ハンズフリーパワーバックドアなどを標準装備とすることで、高い実用性と500万円台からの身近な価格設定を両立させている。
| グレード | 価格 |
| G(HEV) | 570万200円 |
| Z(HEV) | 640万5300円 |
| Z(PHEV) | 727万1000円 |
| RS(PHEV) | 815万7600円 |
待望のエントリーグレードとして新設定されたエステートG(HEV)は570万200円という価格を実現することで、クラウン エステートを500万円台から狙える身近な存在へと引き下げている。
エステートGのインパネ&シート。ブラックの合成皮革シートや本革巻きステアリング、12.3インチディスプレイを標準装備。日常使いに十分な快適装備を備えることで、価格と機能のバランスに優れる。
さらにプラグインハイブリッドモデルにも、RSより約88万円手頃な「Z」(727万1000円)を追加。システム最高出力225kW(306PS)のパワートレーンやWLTCモード89kmのEV走行距離といった走行性能はそのままに、本革シートや10スピーカー音響、後席シートヒーターに加え、渋滞時支援のアドバンストドライブも標準化した、バランスの良いグレードになる。
一部改良で新設定されたエステートZ(PHEV)。上級仕様のRS譲りの306馬力パワートレーンや先進安全機能を備えつつ、727万1000円という魅力的な価格設定を実現している。
エステートZのインパネ&シート(サドルタン)。ステアリングスイッチ周辺やシフトノブ、インパネモール、ドアスイッチベゼルには金属調のウォームスティール加飾を採用。精悍なブラック基調に対しラグジュアリーで洗練された大人の雰囲気を楽しむことができる。
全車寒冷地仕様の標準化や新ボディカラーで魅力を底上げ
機能面では、ウインドシールドデアイサーやミリ波融雪機能を備えた「寒冷地仕様」を全車に標準化。冬場の降雪地域はもちろん、ウインタースポーツへ繰り出すアクティブユーザーにとっても心強いアップデートとなる。
外観のカラーバリエーションも見直され、深みのあるモノトーンの「ニュートラルブラック」に加え、ブラックルーフとシックな青を組み合わせた2トーンの「ブラック×スモーキーブルー」が新設定されている。
ボディカラー「ニュートラルブラック」
ボディカラー「ブラック×スモーキーブルー」
楽器づくりの知見を取り入れた上級サウンドを強化
上級グレードの「RS」「Z」に標準装備となる10スピーカー・8chオーディオアンプの「トヨタプレミアムサウンドシステム」は、楽器づくりで培われた感性と技術を取り入れてチューニングを一新。より立体感と臨場感にあふれる理想的な音響空間に磨き上げられている。また、スマートフォンを車両のキーとして利用できる「デジタルキー」を「RS」「Z」に標準装備され、日常の解錠・施錠や始動をスムーズに行える利便性を高めている。
ほかには新規内装色として新色の「サドルタン[雲柄]」を採用(RS)。加飾部もステアリングのスイッチ周辺を精悍なブラック基調に変更し、ディンプル加工の本革巻きステアリングや、本革シフトノブ(ピアノブラックオーナメント)となっている。
トヨタプレミアムサウンドシステムは、楽器づくりの知見を取り入れ、計10基のスピーカーで生演奏のような臨場感ある音響を実現。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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