
この冬、新車購入を考えているならば、勝負は年明けの1月がベスト。特に1月第一週の「初売り」セールは、良い条件が出る可能性が高く、積極的にディーラーを訪れるべき。ここでは2024初売りで狙いたい一台、スバル・レヴォーグ レイバックをピックアップ! 2023年秋にデビューしたばかりの最新モデルで、まだ値引きは厳しいのだが クルマの実力は申し分がないだけに、プレミアムモデルを探しているならば一見の価値あり。ぜひ「初売り」を利用して良い条件を狙って欲しい。
●まとめ:月刊自家用車編集部
値引きはまだまだ「激渋」。スバル同士を競わせる同士競合に活路を見出したい
SUBARU
レヴォーグ レイバック
価格:399万3000円
・最新購入情報
納期の目安:2~3か月
車両本体目標値引き額:13万円
リセール予想:B-
デビューしたばかりの新型で、さらに初期受注も好調だったこともあって、値引きはかなり渋め。特に地方は厳しく10万円前後でストップがかかるケースが目立つ。
競合で効果的なライバルは、ハリヤー、レクサスUX、エクストレイルなどのプレミアムSUV。編集部への報告例では、装着オプションの割引(20%ほど)により実質的な値引きが拡大しているケースもあるので、地域に資本が異なるスバルディーラーがあるならば、必ず同士競合は行いたい。
スバル車は全体的に納期が早いのだが、レイバックも優等生。2~3か月が目安になっている。
どんなクルマ?
最低地上高は200mm。レヴォーグよりも55mmほど高めたハイリフト化されたレヴォーグの別バージョンモデル。車体骨格や基本的な外観デザイン、キャビン&荷室まわりの設計はレヴォーグと共通だが、サスまわりはダンパーやバネをレイバック専用とすることで差別化されている。
走り&パワートレーンについて
全域で扱いやすい力強いトルクを発生する1.8Lターボ(177PS)の力強さが魅力。ひとつ下のクロストレックの動力性能に不満があるユーザーにとって、レイバックは極めて魅力的な存在だ。
さらに出来の良いフットワークも強み。最近のスバル車は、操る手応えよりも走行安定性に重きをおいてきているが、レイバックも癖のないハンドリングと、上手に荷重をいなしてくれるサスセッティングにより、見た目の印象以上に軽快な走りを披露してくれる。
高いツーリング性能を売りにしているのはレヴォーグと同じだが、レイバックはマイルド寄りの味付け。ドライバーも同乗者も乗り疲れしにくいタイプで、これまでレヴォーグが敬遠されていたファミリー向けのニーズにも応えることで、上手にレヴォーグと棲み分けができている。
オススメグレードは?
リミテッド EX
価格:399万3000円
レイバックはリミテッドEXのみのモノグレード設定。同等装備のレヴォーグのGT-X EXと比べると約20万円高になるが、縦型タッチディスプレイや高速道路渋滞時ハンズフリーまでカバーするアイサイトXも標準装備になっている。追加オプションで選べるのは本革シートやサンルーフなどで、特に装備を追加しなくても装備水準は優秀だ。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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