
この冬、新車購入を考えているならば、勝負は年明けの1月がベスト。特に1月第一週の「初売り」セールは、良い条件が出る可能性が高く、積極的にディーラーを訪れるべき。ここでは2024初売りで狙うべき一台、ホンダ・N-BOXをピックアップ! 新型に切り替わったばかりでガードは硬いが、ぜひ良い条件で購入して欲しい一台なのだ。
●まとめ:月刊自家用車編集部
新型になったばかりで値引きは超激渋だが、「初売り」の同士競合で活路を開くべし!
HONDA
N-BOX
価格:164万8900~236万2800円
・最新購入情報
車両本体目標値引き額:12万円
納期の目安:1~2か月
リセール予想:B
従来型はモデル末期だったこともあって値引きも相当がんばっていたが、10月デビューの新型はいたって強気。最初の商談では5万円引き程度を提示してまとめようとするケースが多い。
もちろん、商談をじっくりと進めていけば値引きは拡大するが、それでも10万円程度でストップすることが多いようだ。
ライバルはタント、スペーシア、ルークスの定番トリオ。ただ、それらとの競合をにおわせても反応は薄めなので、最終的には資本系列が異なるホンダディーラーを競わせる同士競合に持ち込むのが鉄則だ。
初売り商戦では、車両本体と付属品の値引き合計で15万円オーバーを狙いたい。
どんなクルマ?
広々とした室内とさらに多彩な積載性を持つスーパーハイト軽モデルは、各社の主力モデルとして人気を集めているが、なかでもN-BOXは走りの操安性にこだわっていることが見どころ。現行型はフルモデルチェンジにより乗り心地の改善も図られており、従来以上に1クラス上のモデルからの買い替え需要、ダウンサイザー適性を高めている。
N-BOXカスタム
走り&パワートレーンについて
軽自動車は業界自主規制の影響で最高出力や最大トルクはほぼ横並びだが、N-BOXはエンジン回転数とアクセルスロットルを統合した変速制御が巧み。
さらにフットワークの良さも美点。必然的に重心が高い1BOX形状ながら高速域でも据わりがよく、コーナリングや車線変更で御しやすい。ACCとLKAの出来の良さもあって、このクラスでは最も高速走行を得意としている。
高速走行に強い美点は、新型でもしっかりと継承されている。NA車だと高速追い越しなど負荷のかかる部分で物足りなさが否めないので、予算的に出せるならばターボ車がオススメだ。
オススメのグレードは?
NーBOXカスタムターボ(2WD)
価格:204万9300円
新型は標準系とカスタム系の2グレードを基本構成とするが、ターボ車はカスタム系にしか設定されていない。高速長距離もこなしたいというならば、NA車は力不足。ターボは必須と考えたい。
駆動方式の4WDは軽自動車としては標準的なビスカス式。走行性能面の底上げは期待できないので、降雪地域以外のユーザーならばFF車で十分だ。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ホンダ)
朝の目覚めは“二階ベッド”でロッジ泊気分 夜になれば、ベッドに横になったまま星空を眺めることもできる。天井高は180センチを超え、車内で立って着替えや調理もこなせるから、車中泊でもストレスは少ない。リ[…]
大人2人がゆったり眠れる圧巻のベッドスペース 最大の魅力は、クラス最大級のフルフラットベッドだ。幅1,250mm(前部)から1,000mm(後部)にわたる床面は、全長2,100mmを確保し、大柄な大人[…]
最新改良で新しい外装塗料を採用。美しさと耐久性が向上している 5月に実施された一部改良(7月より改良モデルは発売)では、外装の美しさと耐久性を向上させつつ、原材料費の高騰に対応した価格改定を実施。この[…]
エンブレムフロントカメラキット(WR-V用) エンブレムカバーにスマート装着&ワイドカメラで前方視界も良好 見通しの悪い交差点や細い路地で「あと少しだけ前方視界が確保できれば…」と感じることもあるだろ[…]
ファミリーカーの顔と、キャンパーの実力を両立 「デッキワン」は、単なる車中泊用のクルマではない。平日はファミリーカーとして活躍し、週末はアウトドアフィールドで「動くリビング」に早変わりする。選べるルー[…]
最新の関連記事(2024初売り商戦)
値引きはまだまだ「激渋」。スバル同士を競わせる同士競合に活路を見出したい SUBARUレヴォーグ レイバック価格:399万3000円・最新購入情報納期の目安:2~3か月車両本体目標値引き額:13万円リ[…]
納期問題が解消されたことで魅力がさらにアップ。大幅値引きで美味しく狙いたい HONDAヴェゼル価格:239万9100~341万8800円・最新購入情報納期の目安:2~4か月車両本体目標値引き額:25万[…]
ライバル筆頭はトヨタ・ハリアー。上手に使って、良い条件を狙いたい MITSUBISHIアウトランダー価格:499万5100~630万4100円・最新購入情報車両本体目標値引き額:27万円納期の目安:2[…]
2024年の正月も「初売り」が盛り上がるのは確実 結論からいこう。いま新車購入を考えているならば、狙いは〝初売り〟だ。新車ディーラー(販売店)が最も熱く売り込みを仕掛けてくるのは、夏冬の「ボーナス商戦[…]
スズキ販売店同士を競わせる、同士競合が攻略のキーポイント SUZUKIクロスビー価格:194万1500~233万5300円・最新購入情報車両本体目標値引き額:20万円納期の目安:2~4か月リセール予想[…]
人気記事ランキング(全体)
トラブル時にも対応可能。万が一に備えて安心ドライブ 車に乗っていると、どうしても避けられれないトラブルに遭遇することがある。どれだけ用心していても、不可抗力で発生することもある。例えば、釘やネジを踏ん[…]
ミニバンの可能性を拡張する、スマートなキャンピングカー「DAYs」 街乗りにもキャンプにも使える“ちょうどいい”サイズ感と、独自開発の回転シートやロフト空間といった遊び心ある装備。これまでのキャンピン[…]
触らず、傷つけず、瞬時に汚れが落ちちゃうなんて… 今回注目したいのは、ドライアイス洗浄機ブランド「Dry Ice Energy」の製品だ。クルマのボディに付着する汚れに向けてドライアイスを噴射すること[…]
夏の猛暑も怖くない、ロール式サンシェードが作る快適空間 夏のドライブで誰もが感じる悩みは、車内の暑さだ。炎天下に駐車すれば、シートやダッシュボード、ハンドルが触れないほど熱くなる。さらに紫外線による内[…]
初代センチュリー(VG20) 政財界のVIPにより認知度を上げていった国産ショーファーカー ショーファードリブン。後席に乗る主役のために運転手つきで運用される大型セダンは、専属の御者が操る貴族の自家用[…]
最新の投稿記事(全体)
ブリザック史上「断トツ」のICEコントロール性能を獲得 今回発表された「BLIZZAK WZ-1」は、ブリヂストンの「ENLITEN」商品設計基盤技術を乗用車用スタッドレスタイヤとして初めて採用。ブリ[…]
自動車での物流に先駆け、安価なオート三輪を開発 マツダの自動車製造の第一歩 1920 年(大正9年)、中国地方の山間部で自生していたブナ科の落葉樹「アベマキ」を使用したコルクを製造するメーカーとして、[…]
触らず、傷つけず、瞬時に汚れが落ちちゃうなんて… 今回注目したいのは、ドライアイス洗浄機ブランド「Dry Ice Energy」の製品だ。クルマのボディに付着する汚れに向けてドライアイスを噴射すること[…]
初代センチュリー(VG20) 政財界のVIPにより認知度を上げていった国産ショーファーカー ショーファードリブン。後席に乗る主役のために運転手つきで運用される大型セダンは、専属の御者が操る貴族の自家用[…]
消えゆくロータリー車を救え!部品供給と未来への挑戦 このイベントで注目となるのは、「RE Club Japan」の狙いだ。過去、日本だけでなく世界中に、ロータリー・エンジン車のオーナーのためのクラブは[…]
- 1
- 2