
SUBARUは7月30日、「SUBARU BRZ」の一部改良モデルを発表した。今回の改良では、安全性能の向上に加え、スーパー耐久シリーズで培った技術を市販車へフィードバック。MT車ではアイサイトの機能を強化するとともに、シフトフィールにも手が加えられ、FRスポーツカーとしての操る楽しさをさらに磨き上げている。車両本体価格は337万7000〜387万2000円。
●文:月刊自家用車編集部(清水) ●写真:株式会社SUBARU
視認領域を拡充したMT車専用アイサイトの進化
SUBARU BRZ 「STI Sport」
注目すべき変更点の一つが、MT車に搭載される「アイサイト」の機能強化だ。SUBARUのMT車としては初となる広角単眼カメラを新たに採用した。これによりAT車の「アイサイト」と同じ3つのカメラを搭載したことになる。認識範囲を格段に広げた既存のステレオカメラとこの広角単眼カメラを連携させることで、見通しの悪い交差点などにおける衝突回避サポートの作動領域を大幅に拡大された。ドライバーへ提供する安心感をより確固たるものへ引き上げた格好だ。
スーパー耐久で培った技術をシフトフィールへ反映
従来以上にスムーズなシフト操作が可能になった6速MT車。スーパー耐久シリーズへの参戦を通じて得られた知見を活用したシフトレバー構造を採用したという。
もうひとつの注目ポイントが、MT車のシフトレバー構造の変更だ。SUBARUがスーパー耐久シリーズへの参戦を通じて得た知見を反映し、シフト操作のスムーズさを従来モデルからさらに向上させたという。走行支援の進化だけでなく、ドライバーが操る愉しさそのものを磨き上げてきた点は、モータースポーツ活動を続けるSUBARUらしいアプローチといえる。
今回の改良は、外観や基本メカニズムを大きく変えるものではなく、「アイサイト」による安全性の底上げと、MT操作フィールの熟成という、BRZが本来持つ価値を着実に伸ばす内容だ。
【価格表】
| グレード | パワーユニット | 変速機 | 駆動方式 | メーカー希望小売価格 (単位:円) | ボディカラー | ||||||
| 消費税込 (10%) | クリスタルホワイト・パール ※1 | アイスシルバー・メタリック | マグネタイトグレー・メタリック | クリスタルブラック・シリカ | イグニッションレッド ※2 | サファイアブルー・パール | WRブルー・パール | ||||
| R | 水平対向4気筒 2.4L DOHC | 6MT | RWD | 337万7000円 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
| 6AT | 341万円 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |||
| S | 6MT | 356万4000円 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ||
| 6AT | 359万7000円 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |||
| STI Sport | 6MT ☆ | 383万9000円 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ||
| 6AT | 387万2000円 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |||
※1:3万3000円高
※2:5万5000円高
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