「えっ⋯そんなに低下するの?」冬場は特に要注意! タイヤの空気圧と温度を車内でモニタリング。簡単装着のカーグッズ[カシムラ KD-220]を愛車に装着して試してみた!│月刊自家用車WEB - 厳選クルマ情報

「えっ⋯そんなに低下するの?」冬場は特に要注意! タイヤの空気圧と温度を車内でモニタリング。簡単装着のカーグッズ[カシムラ KD-220]を愛車に装着して試してみた!

「えっ⋯そんなに低下するの?」冬場は特に要注意! タイヤの空気圧と温度を車内でモニタリング。簡単装着のカーグッズ[カシムラ KD-220]を愛車に装着して試してみた!

秋が深まり、朝晩の冷え込みが厳しくなるこれからの季節。実は、気温の低下に伴ってタイヤの空気圧も下がることをご存じだろうか。そこで今回は、普段はなかなか気づきにくいタイヤの状態を、車内から簡単にチェックできる便利なカーグッズを紹介。実際に購入して愛車に取り付けてみたところ、驚くほど簡単に装着できたのだ。

●写真/文:月刊自家用車編集部


気温が下がるとタイヤの空気圧も低下!冬に向けて備えておきたい

愛車のメンテナンスで、つい後回しにしてしまいがちなのがタイヤの空気圧チェックではないだろうか。エンジンオイルの交換時期などは気にしていても、タイヤの空気圧となると、最後に点検したのがいつだったか思い出せないという人もいるかもしれない。

しかし、タイヤは路面と直接接する重要なパーツ。空気圧が不足すると燃費や操縦安定性に悪影響を及ぼすだけでなく、偏摩耗や異常発熱を招き、重大なトラブルにつながる可能性もある。

知らないうちに進む空気圧の低下。最悪の場合はバーストして事故につながることも…。

特に気をつけたいのが、気温が大きく変化する季節の変わり目だ。

タイヤ内部の空気は温度によって膨張・収縮するため、外気温が下がれば空気圧も低下する。JAFによると、気温が10℃下がることで、タイヤの空気圧は約7〜10kPa低下するとされている。

これから本格的な冬を迎えることを考えると、普段以上に空気圧の管理を意識しておきたいところだ。

とはいえ、空気圧を確認するために、その都度ガソリンスタンドに立ち寄るのも少々面倒。そこで以前から気になっていたのが、タイヤの状態を車内で確認できる「TPMS(タイヤ空気圧監視システム)」というアイテムだった。

Amazonで探してみると、驚くほど安価な製品も数多く見つかる。ただし、TPMSはタイヤに装着したセンサーから無線で情報を送る仕組みのため、日本国内の電波法に適合していることも重要なチェックポイントとなる。

そこで選んだのが、国内のカー用品メーカー、カシムラが販売する「タイヤ空気圧センサー KD-220」だ。メーカーが電波法認証品であることを明記しているため、安心して選びやすい。

アマゾンで購入した、カシムラの「タイヤ空気圧センサー(KD-220)」。

価格は格安の製品と比べると少々高め。しかし、運よくAmazonのセールに遭遇し、通常よりもお得に入手することができた。ちなみに、レビューは1000件以上ついており、評価は4.0。これだけレビューがついて、4.0はかなり高評価の商品と言えるだろう。

側面には、しっかりと技適認証を取っていることが明記。裏面には、製品の概要や機能の説明、注意書きが明記されている。

タイヤのバルブキャップを交換するだけ!取り付けは想像以上に簡単

さて、今回購入したKD-220は、4本のタイヤに取り付けた小型センサーによって、それぞれの空気圧と温度を測定するアイテムだ。

測定したデータは無線通信によって車内の専用モニターへ送信されるため、タイヤの状態を数字で確認できるという仕組み。さらに、空気圧の異常やエア漏れなどを知らせる警告機能も搭載されている。

【タイヤ空気圧センサー(KD-220)製品内容】
受信モニター、送信センサー×4個、専用レンチ、ナット×4個、ステー、両面テープ、説明書

一見すると取り付けが難しそうに感じるかもしれないが、実際の作業はいたってシンプル。タイヤやホイールを取り外す必要もなく、専門的な知識がなくても挑戦できる内容だった。

4本のタイヤにセンサーを装着。作業時間はわずか15分ほど

まず確認したいのが、4個の送信センサーに記された「FL」「FR」「RL」「RR」という文字。これはそれぞれ左前輪、右前輪、左後輪、右後輪を意味しており、装着する位置が決まっている。

これがセンサー。バルブに装着する。すべて装着するタイヤが決まっている。RLはリア(後輪)のレフト(左)となる。

作業は、タイヤに付いている純正のエアバルブキャップを取り外すところからスタート。

続いて、付属の脱落防止用ナットをバルブの奥までねじ込み、その上から送信センサーを装着する。最後に、付属の専用レンチを使ってナットをセンサー側へ締め付け、しっかり固定すれば完了だ。

バルブキャップを外して、付属の緩み止めのナットを取り付ける。

タイヤバルブにセンサーを取付ける。付属の工具でしっかりと締め込んでいく。

センサーを取り付けたあとは、念のためエア漏れが発生していないかも確認。バルブとセンサーの接続部分に石鹸水をつけ、気泡が発生しないことをチェックしておこう。

センサー装着後は、念のため、エアー漏れがないか石鹸水などでチェックしておくと安心だ。

同様の作業を残り3本のタイヤにも実施すれば、センサーの取り付けは終了となる。

実際にやってみると、これが拍子抜けするほど簡単。4本分の作業に要した時間は、およそ15分だった。工具も専用レンチが付属しているため、別途用意する必要はない。

装着完了。ホイールがブラックなので、あまり目立たない。

ただし、取り付けるホイールの形状によってはセンサーが干渉する場合もある。また、車体のフェンダーから外側にはみ出さないことも確認しておきたい。

車内への設置もラクラク!小型モニターで4輪の状態をチェック

タイヤ側の作業を終えたら、続いて車内に受信モニターを設置する。

こちらも面倒な配線加工は不要だ。電源はUSBから供給する方式となっているため、車内のUSB電源に接続するだけで使用できる。ただし、USB電源そのものは付属していないので、車両側に用意する必要がある。

受信モニター。電源ケーブルは3mと余裕があるので、取り回しする場合も余裕がある。

モニターには約3mの電源ケーブルが備わっており、取り付け位置の自由度も高い。

さらに、付属の金属ステーと両面テープを使用すれば、ダッシュボードなどの見やすい位置に固定できる。ステーは曲げて角度を調整できるため、車内の形状に合わせやすいのもうれしいところだ。

取付けステーは両面テープ方式。装着が簡単だ。

モニター本体は横長のコンパクトな形状で、設置しても圧迫感は少ない。シンプルなデザインなので、車内の雰囲気を大きく損なうこともなさそうだ。

受信モニターはシンプルなデザインなので、車内にも違和感なく馴染んでくれる。

画面には4本それぞれのタイヤの空気圧と温度が表示される。空気圧の単位はBar(バール)で、例えば2.4Barなら240kPaに相当する。

普段は見えないタイヤ内部の状態が数字で表示されるだけでも、なかなか新鮮な感覚だ。

実際に走行して性能を確認!便利な一方、気になる点も…

すべての取り付けを終えたところで、さっそく愛車を走らせて動作を確認してみることにした。

エンジンを始動すると、USBから電源が供給され、モニターが起動。もっとも、電源を入れた直後からタイヤの最新情報が表示されるわけではない。

KD-220は、停車状態が約10分続くと送信センサーが省電力モードへ移行する仕組みになっている。走り出して時速20km程度以上になるとデータの送信が再開され、空気圧や温度の表示が更新されるという。

日中でも視認性が高いので、数値がしっかりと把握できる。

実際に市街地を走行してみると、5〜6分ほどで4本のタイヤの測定値が表示された。ひとまず、正常に動作しているようでひと安心だ。

何より便利だと感じたのは、タイヤごとの空気圧を個別に確認できること。これまでガソリンスタンドなどで測定しなければわからなかった情報を、車内のモニターで把握できるのはありがたい。

しかも、空気圧だけでなく温度も確認できる。タイヤ内部の状態は外気温や走行条件によって変化するため、これからの寒い季節には、どのような数値が表示されるのか気になるところだ。

安全管理に役立つ機能も充実している。

例えば、空気圧が設定した上限や下限を超えると、アラームで異常を知らせてくれる。エア漏れの検知機能や温度の警告表示にも対応しているので、普段からタイヤの状態を意識するきっかけにもなりそうだ。

本体の上部には3つのボタンがあり、各種機能を呼び出し、設定することができる。

一方で、実際に使ってみて気になる部分もあった。

そのひとつが、走行を開始してから最新の測定値が表示されるまで、少々時間がかかることだ。

エンジンを切ってモニターへの給電が止まると、次に電源を入れた際には再びデータの更新を待つことになる。今回の使用では、数分間走行しないと最新の数値を確認できなかった。この点は、もう少し素早く表示してくれるとうれしい。

また、空気圧などの警告値を設定する操作も、最初は少々わかりにくく感じた。頻繁に変更する項目ではないものの、慣れるまでは取扱説明書を確認しながら操作した方がよさそうだ。

夜間はバックライトを点灯させられる。

とはいえ、タイヤの状態を身近な情報として確認できるようになったメリットは大きい。

ただし、KD-220はパンクやバーストを防止する装置ではない。定期的なエアゲージによる点検や、タイヤそのものの状態確認が不要になるわけではない点も理解しておきたい。

これから気温が下がっていくなか、空気圧や温度がどのように変化していくのか、引き続き確認してみたいと思う。

わずか15分程度の取り付け作業で、これまで見えなかったタイヤの状態を把握できるようになる。愛車の安全管理にひと手間加えたいという人にとって、検討する価値のあるカーグッズではないだろうか。

空気圧センサーが装備されていない車両なら、検討する価値は十分あるカーグッズだと言える。

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