
高速有鉛デラックスの世界観を展開する、同誌初のミーティングイベント「高速有鉛フェスティバル2026」が2026年4月19日(日)、千葉県千葉市フェスティバルウォークイベント駐車場にて開催された。当日は真夏のような晴天のなか、480台もの旧車やはたらくくるま、USDMカスタム車などお好きな方にはたまらない名車珍車変態グルマたちが大集合。千葉市郊外の湾岸エリアはエンスージアストたちのパラダイスになっていたのだ!
●文/写真:月刊自家用車編集部(竹野由志雄)
マニアの熱意に脱帽。個人所有する“変態”たちの情熱
「はたらくくるま大集合」「ストック車高USDMエリア」「勝手にテーマエリア」などクルマのジャンル別に区画分けされた会場には、それぞれのテーマにドンピシャな変態グルマがズラリと展示され、まさに高速有鉛デラックスの誌面世界がそのままリアルになった不思議な光景になっていた。エントリーした車両の1台1台すべて見所たっぷり。その周囲ではオーナーやマニアたちがクルマ談義で大いに盛り上がっていた。
会場に入ってまず目に止まったのはトヨタが世界に誇る最高級ショーファードリブン、センチュリーの先代モデルGZG50型が5台も並んだエリア。それぞれ「醍醐」「精華」など純正色を表記したプレートも掲げられていた。
高速有鉛がフリーペーパーだった時代からのテーマ車両「はたらくくるま」を集めた「はたらくくるま大集合エリア」には、タクシーやバス、積載トラック、救急車やレントゲン車、テレビ中継車などさまざまなカテゴリーの特殊車両、それも旧車たちが大集合。
29台の車両が来場者たちの注目を集めていた。また同エリアには千葉県成田市のプリンス系旧車パーツの専門店「バラクーダ」も参加。同社の展示スペースには3代目E23型ホーミーやハイエースの旧車たちが並んでいた。
ライトバン(懐っ!)ボディのトヨタの救急車や道路公団払い下げと思しきクラウンの高速道路パトロールカー、タクシー、レントゲン車やテレビ中継車などさまざまな特殊車両が並んだ「はたらくくるま大集合」エリア。
このようなニッチなクルマを個人所有するマニアの熱意には頭が下がる(汗)。
「ストック車高USDMエリア」にはUSDM(アメリカ仕様)の国産車がエントリー。彼の地でセレブの間でも大人気だった2代目ZVW30型プリウスをはじめ、さまざまなUS使用者が81台エントリーしていた。また左ハンドルの北米仕様国産車も「勝手にテーマエリア」に多く展示されていた。
アメリカでも人気だった2代目ZVW30型プリウスが「ストック車高USDMエリア」に多数エントリー。
初代レオーネに初代アコード……これまた懐かしい! とよく見てみたら3台とも左ハンドル。北米仕様とはこれまたマニアック!!
ブーム継続中の国産旧車も数多くエントリー。ケンメリスカイラインやクジラクラウンなど’70年代車から71マークⅡやS14シルビアなどネオクラ系旧車も並んでいた。またドラマ「あぶない刑事」で今なお人気のF31レパードや、みんな大好き「西部警察」でお馴染みのスカイラインジャパンや430セドリックセダンの覆面パトカー仕様も展示されていた。31レパードの前では小さい女の子に「パパと映画見に行ったでしょ」と話していたお母さんの姿も見られた。
あぶない刑事や西部警察など石原プロ刑事ドラマでお馴染みのレパードやスカイラインジャパンなどの覆面パトカーも登場。ゴールドカラーの31レパードは「もっとあぶない刑事」のプロモーションと6月19日公開予定の映画「免許返納!?」で舘ひろし氏が乗った劇用車だった。
輸入車も多数のエンスー好みの車両が参加。ボルボアマゾンやアラフィフ世代には印象深い旧東ドイツの大衆車トラバントなど濃厚なクルマもエントリーしていた。またハンビーやフォードインターセプターのNYPD仕様などUSポリスパトカーの姿も見られた。パトカーのオーナーはポリスのコスプレで登場とこれまた本格的!
スワップミートエリアも会場のいたるところに設けられ、多くのショップやメーカー、メディアやエンスージアストたちがエントリー。新品パーツやグッズはもちろん、中古パーツやマニア垂涎の当時物などなどさまざまなアイテムがそれぞれのブースに並び、参加者たちの物欲を満たしていた。またケータリングエリアもオープン。ハンバーガーやステーキ丼、唐揚げなどのフード類が販売されていた。
「原寸大のTLV(トミカリミテッドヴィンテージ)集まれ」というエリアも設けられていたTLVの本家・トミーテックもスワップミートにエントリー、同ブランドの各種ミニカーを販売していた。最新モデルのシボレーアストロはモデルとなった実車も展示していた。
茨城県茨城町の「ふつうの車専門店 ヴィンテージカートライ」もスワップミートでブースを出展。令和のいまでは激レアなワンボックスワゴン・昭和59年式トヨタマスターエース グランドサルーンをFor Saleしていた。
ゲームのコントローラーのような変わったステアリングの着いたインパネを幅いしているブースを発見。「これは静岡のタクシー会社で使われていたシミュレーターなんですよ」とオーナー氏。「誰か買ってくれないと帰れないっす(汗)」。持って帰ったら奥さんに絞られちゃうのかな?(笑)
ケータリングエリアには多数の移動販売車が並んだ。VWタイプ2アーリーバスを改造したハンバーガーショップはまさに高速有鉛フリークのためのお店!?
日本未発売の電動モトコンポ、ホンダモトコンパクトで会場内を回る参加者も。リアフェンダーにはドリキン土屋圭市氏のサインが。
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