
ホンダは、新型小型電気自動車「スーパーワン(Super-ONE)」を発表し、5月22日より販売を開始する。価格は339万200円。
●まとめ:月刊自家用車編集部
ブリスターフェンダーを採用することで、ローアンドワイドなスタンスと力強さを強調
スーパーワンは、e:Dash BOOSTERをグランドコンセプトに掲げ開発された小型バッテリーEV。軽乗用EVのN-ONE e:をベースとしながらも、全幅を拡大した専用シャシーの採用や、車内体験を向上させる各種機能を備えることで、日常の移動を刺激的な体験を楽しめる電動スポーツモデルに仕立てられている。
発表会では、日本発売から1年以内にイギリス、アジア、オセアニア諸国での発売を予定していることも公表された。
外観デザインは、N-ONE e:の基本スタイルを残しつつも、ワイドタイヤを包み込むブリスターフェンダーを採用することで、ローアンドワイドなスタンスと力強さを強調。さらに前後に走行性能を支えるエアダクトを含む専用エアロパーツを装着。
インテリアは、高いホールド性を有する専用スポーツシートにブルーの表皮をアシンメトリーに配したほか、水平基調のインストルメントパネルを採用することで、上級モデルであることを巧みに主張。
パッケージング面では、N-ONE e:のプラットフォームをベースに、トレッドを40mm拡大させることで、ハンドリング性能を向上させている。
水平基調のインストルメントパネルを採用することで、視認性を意識したレイアウト。
高いホールド性を有する専用スポーツシートを採用。ユーティリティ機能に関しては、Nシリーズ共通の機能となるリヤシートのダイブダウンチップアップ機構を継承することで、キャビン空間の有効活用も図られている。
BOOSTモード作動時は、最高出力70kWまでパワーアップ
動的性能については、小型EVクラス最軽量となる1090kgの車両重量に加え、1345mmに拡大されたトレッドと大径ワイドタイヤの採用により、旋回時や高速走行時の安定性を強化。
ドライバーが任意で選択できるドライブモードは、ECON、CITY、NORMAL、SPORT、BOOSTの5つが用意されており、CITYモードではアクセルペダルのみで停車まで制御可能なシングルペダルコントロールが機能する。
パワーユニットには、小型e-Axleと薄型大容量バッテリーの組み合わせ。専用開発されたBOOSTモードを使用する時には、最大出力が通常時の47kWから70kWへと引き上げられる。さらに、7段変速の仮想有段シフト制御やエンジンサウンドを再現するアクティブサウンドコントロールにより、内燃機スポーツに近い爽快な走りも楽しめる。
e-Axleはフロントに配置。通常時の出力は47kWだが、ブーストモード時は70kWまでパワーアップ。
駆動方式はFWD。床面にバッテリーを配置するBEVレイアウトも、走行性能向上にプラスになっている。
一充電航続距離は、WLTCモードで274kmを達成。充電時間は、出力6kW以上の普通充電で約4.5時間、出力50kW以上の急速充電では約30分で80%までの充電が可能。また、最大1500Wまでの電力を取り出せる外部給電器にも対応するなど、非常時の電源としての活用も想定されている。
最大1500Wまでの電力を取り出せる外部給電器にも対応。
車内装備では、小型モデルとして初めてBOSEプレミアムサウンドシステムを標準搭載し、8つのスピーカーによる音響環境を提供。スマートフォンとのシームレスな連携を可能としたGoogle搭載の9インチHonda CONNECTディスプレーが標準装備される。
Google搭載の9インチHonda CONNECTディスプレーが標準装備されるなど、装備水準の充実ぶりも見どころのひとつ。
国の補助金は130万円。実質価格は209万200円か!?
ラインアップはFF駆動の乗車定員4名の標準モデルのみで、価格は339万200円。国の補助金(CEV補助金)は130万円になるので、実質価格は209万200円とみなすこともできる。
ボディーカラーは新色のブーストバイオレット・パールを含む全9バリエーションを選択することができる。
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