
BYD JAPANは2026年7月17日、公益社団法人「日本バス協会」に賛助会員として正式加盟したと発表した。2015年の日本初導入から11年で国内納車実績は500台を超えトップシェアを維持する。併せて名古屋営業所を開設し全国6拠点体制を確立。中京地区でのEVバス普及と地域交通の脱炭素化を加速する。
●文:月刊自家用車編集部
日本バス協会への加盟と名古屋営業所の開設
電気自動車(EV)世界大手の日本法人で、商用車事業を手掛けるBYD JAPAN株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:劉学亮)は2026年7月17日、日本のバス事業者および関連企業で構成される公益社団法人「日本バス協会」へ賛助会員として正式に加盟した。
あわせて同社は、中京地区における商用車の新たな営業拠点として「名古屋営業所」を開設した。これにより、既存の札幌、横浜、京都、大阪、福岡とあわせ全国6カ所の拠点体制となり、中京エリアでのEVバス普及と地域交通の脱炭素化をさらに加速させる考えだ。
日本導入11年、トップシェアを誇る信頼と実績
BYDは2015年に日本市場へEVバスを初導入して以来、今年で11年目を迎えた。現在までに全国のバス事業者や地方自治体へ向けて500台を超える納車実績を持ち、北海道から沖縄まで全国各地の路線バスやコミュニティバスとして活用されている。日本のEVバス市場においてトップシェアを維持している。
BYDの大型電気バス「K8」。
同社のラインアップは、日本の路線バス規格や法的要件・保安基準に適合した以下の3モデルを展開している。
- 小型電気バス「J6」:コミュニティバスや狭い路線の走行に適した小型モデル。
- 中型電気バス「J7」:地域交通の幅広いニーズに対応する中型モデル。
- 大型電気バス「K8」:段差のない低床フロアが車内後方まで続き、安全な乗降・車内移動を実現する大型路線バスモデル。
静岡の遠州鉄道に納入されたBYDの大型路線電気バス「K8 2.0」。314kWhリン酸リチウムイオンバッテリー搭載で、一充電で240km走行する。
安全性と快適性を両立したEVバスでカーボンニュートラルに貢献
BYDのEVバスは、走行時にCO2を出さないクリーンな環境性能に加え、モーター特有の滑らかでパワフルな走行性能を備えており、乗客の移動体験や車内快適性の向上に寄与している。また、バッテリーには発火リスクが極めて低く安全性の高い「LFP(リン酸鉄リチウムイオン)バッテリー」を採用しており、高い耐久性と経済性、安全性が求められる公共交通市場で高く評価されている。
同社は「地球の温度を1℃下げる」という自社理念を掲げており、今回の日本バス協会への加盟を通じて、同協会が推進する「カーボンニュートラルに向けたグリーン成長戦略」への貢献を深めるとともに、日本の社会課題解決に向けた取り組みをより一層強化していく方針だ。
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