
「これ、昔のクラシックカー?」と思わせるレトロなスタイリングと、現代のEV技術を組み合わせた四輪電動ミニカーが、北海道の温泉街を走る。ブレイズの「EV CLASSIC(EVクラシック)」が、札幌市の「定山渓回遊モビリティ実証事業」に採用された。2026年9月1日から、定山渓温泉エリアでレンタルサービスとして運用される。
●文:月刊自家用車編集部 ●写真:株式会社ブレイズ
1930~1960年代のクラシックカーを思わせる「EVクラシック」
EVクラシックは、クラシックカーを思わせるデザインと現代のEV技術を組み合わせた、1人乗りの四輪電動ミニカーだ。ブレイズは、1930~1960年代に憧れの存在だった往年の高級車のデザインをイメージした「レトロフューチャー」なモデルとしてEVクラシックを展開している。
EVクラシック
ワイヤースポークホイールを採用するなど、細部にもクラシカルな雰囲気を演出。カラーは「リフレクトシルバー」「ノワールブラック」「スモーキーグリーン」「ミスティックレッド」の4色を用意する。
ヘッドライトにはLEDを採用。さらにデファレンシャルギアも搭載するなど、見た目はレトロでも中身には現代的な装備を取り入れている。
EVクラシック
全長2.3m、最高50km/hで走行可能
ボディサイズは全長2300mm×全幅1100mm×全高1160mm、車両重量は220kg。乗車定員は1名で、普通自動車免許が必要となる。
最高速度は50km/h、航続距離は約50km。バッテリーには60V・50Ahのリチウムイオンバッテリーを搭載し、充電時間は約8時間とされている。
「EVクラシック」主要スペック
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 全長×全幅×全高 | 2300×1100×1160mm |
| 車両重量 | 220kg |
| 乗車定員 | 1名 |
| 最高速度 | 50km/h |
| 航続距離 | 約50km |
| バッテリー | リチウムイオン(60V/50Ah) |
| 充電時間 | 約8時間 |
| 定格出力 | 0.59kW |
| タイヤサイズ | 4.50-17 |
| ブレーキ | 前:ドラム/後:ディスク |
| 登坂角度 | 19% |
| 必要免許 | 普通自動車免許 |
※走行条件などによって航続距離や最高速度などは変動する。
車検不要、100Vコンセントで充電できる
EVクラシックは「ミニカー」として登録されるため、車検は不要だ。また、100Vの家庭用コンセントから充電できるため、専用の充電設備を用意せずに充電できる。ブレイズでは、セカンドカーやサードカーとしてランニングコストを抑えられる点もアピールしている。
車体価格は149万3800円(税込)。別途諸費用が必要となる。
EVクラシック
「EVクラシック」が温泉街を走る!1時間1000円からレンタル可能
今回、EVクラシックが採用されたのは、札幌市などが実施する「定山渓回遊モビリティ実証事業」。定山渓温泉では、温泉街に点在する観光スポットへの移動手段を充実させ、観光客の回遊性を高めることが課題のひとつとなっている。
そこで、EVクラシックを活用して、観光スポットを巡る移動そのものを楽しめる新たなモビリティサービスを提供する。レトロな外観のEVクラシックは、歴史ある温泉街や自然豊かな定山渓の景観との相性もよく、単なる移動手段ではなく「乗って楽しむ観光コンテンツ」としての活用も期待されている。
実証事業では、EVクラシックをレンタルして定山渓温泉エリアを巡ることができる。料金は1時間1000円、3時間3000円で、札幌市民向けの割引も用意される。
貸出場所は「心の里 埜のてらす」内の「フリルフスリフ」。利用には普通自動車免許が必要で、1人乗りとなる。また、雨天時は貸し出しを行わない。
「定山渓回遊モビリティ実証事業」概要
| 項目 | 内容 |
| 運用開始 | 2026年9月1日 |
| 料金 | 1時間1000円/3時間3000円 |
| 貸出場所 | 心の里 埜のてらす内「フリルフスリフ」 |
| 利用条件 | 普通自動車免許 |
| 定員 | 1名 |
| 雨天時 | 貸出不可 |
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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