新型パジェロ、現在判明していること10選!日本発売時期や4WDシステムなど気になるポイントを解説│月刊自家用車WEB - 厳選クルマ情報

新型パジェロ、現在判明していること10選!日本発売時期や4WDシステムなど気になるポイントを解説

新型パジェロ、現在判明していること10選!日本発売時期や4WDシステムなど気になるポイントを解説
すでに三菱自動車のパジェロスペシャルサイト(https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/pajero/special/)では、10月1日から予約注文を受け付けることが告知済み。

かつて多くのドライバーを魅了した三菱の伝説的オフローダー「パジェロ」。その復活劇がついに現実のものとなりつつある。最新情報から見えてきた新型パジェロの気になるポイントを、Q&A形式で10個厳選して解説する。

●文:月刊自家用車編集部

Q1. 新型パジェロの商品コンセプトは何か?

A. 新世代のブランドを象徴する旗艦モデルとして登場

活するパジェロのあるべき姿を、開発陣は「独創進化」と定義した。他者の後を追うのではなく自ら新しい価値を生み出してきた精神を進化させ、コンセプトを「グランドカリスマ」と命名。商品ポートフォリオにおける立ち位置は、これからの三菱自動車ブランドを象徴する新世代のフラッグシップモデルになる。

コンセプトに「First-class & All-rounder CHARISMA」を掲げる新型パジェロ。従来の質実剛健なイメージから、先進的で上質・洗練された領域へとポジショニングを一段引き上げている。

Q2. なぜ今パジェロを復活させたのか?

A. 新世代SUVの企画から自然発生的に誕生

パジェロの企画は、新世代SUVのプロジェクトを進める中で半ば自然発生的に生まれたという。ブランドのシンボルとして歴代のDNAを継承した「これぞパジェロだ」と呼べるモデルが形となった。「上質に進化したけれど、やっぱりパジェロだと実感してもらえるはず」という開発陣の言葉には、その強い情熱が込められている。

1982年、「乗用車感覚で使える全く新しい多目的4WD」として自動車史に名を刻んだ初代パジェロ。新世代SUVの企画を進める中でその開拓精神が、パジェロ復活の大きな原動力になったとのこと。

Q3. メインのターゲット層はどんな人たちか?

A. 昔からの熱心なファンから若年ファミリー層まで

かつてパジェロに憧れた元オーナーなどの熟年世代がコア層となるのは確かだ。しかしターゲットはそれだけにとどまらない。幼少期に親がパジェロに乗っていた世代や、これからアウトドアライフを始めるヤングファミリー層に対しても、所有する喜びと新たな挑戦のきっかけを提供する考えがあるとのこと。

1列目から3列目までゆとりある居住性を実現した室内レイアウト。かつてのパジェロファンはもちろん、ファミリーでアクティブに旅を楽しみたい新たな世代のニーズにもしっかりと応えることができそうだ。

Q4. 日本市場での発売時期はいつになるのか?

A. タイに続いて2026年度中に登場予定

タイで生産される新型パジェロは、まず同国市場へ投入された後、2026年度中には日本およびオーストラリアでも発売される予定だ。その後はアセアン、中南米、中東など、世界約100カ国へ順次展開される。なお、先代までの4世代は累計329万台以上が生産され、170以上の国と地域で販売された世界的なベストセラーであった。

拡大を続ける世界のSUV市場に向け、三菱が満を持して投入する新世代フラッグシップ。日本での登場時期も2026年度中と公表されており、ファンからの期待は高まるばかりだ。

Q5. フロントマスクのこだわりポイントは何か?

A. 剣道の面から着想された精緻な横桟グリル

水平基調フォルムに初代由来のCピラーなど伝統要素を散りばめつつ、フロントには「剣道の面」を思わせる横桟グリルを採用した。沈着冷静で揺るぎない自信を表現すると同時に、オフロード走行時にヘッドランプが損傷を受けにくい位置へ配置するなど、機能をそのままデザインへと昇華させている。

発表会では「剣道の面」をイメージした横桟グリルのほか、力強いハニカムメッシュを採用した別デザインのフロントマスクも披露された。グリル意匠の違いによって、よりスポーティでタフな表情も楽しめるようだ。

Q6. 内装の質感で最もこだわった点はどこか?

A. 手触りにまでこだわった加飾の造り込み

悪路で車体の傾斜角が掴みやすい水平基調のインパネや助手席グリップなど、伝統の装備を現代風に再構築した。日本の伝統工芸「木目込み」に着想を得た凝ったステッチをあしらうなど、視界に入るもの、手に触れるもののすべてが上質に仕立てられている。

悪路走行時に車体の傾斜を把握しやすい伝統の水平基調インパネデザイン。助手席の堅牢なグリップなど実用的な装備を備えつつ、上質な素材使いでプレステージ感を高めている。

Q7. 将来的にハイブリッドモデルも出るのか?

A. 今後登場予定の小型車パジェロで登場の示唆あり

新型パジェロは、車格に見合った力強い走りを提供するパワートレーンとしてクリーンディーゼルとスポーツモード付8速ATを選択した。一方で、今後登場が予定されている小型車版においては、ハイブリッドやPHEVなどの電動車が登場する可能性を経営陣が示唆している。

今年5月に発表された三菱自動車の中長期ビジョンでは、「パジェロ」を単一車種ではなくシリーズとして展開する方針が示されている。パジェロシリーズは、三菱自動車のDNAである「悪路走破性」や「耐久信頼性技術」をベースに、環境や安全、安心&快適を融合させた「尖った商品」として開発される。

Q8. 最新のスーパーセレクト4WDの特徴は何か?

A. 前後40:60で安定性重視の駆動力配分を実現

2代目の50:50、3代目以降の33:67を経て、新型では前後40:60という直進安定性寄りの駆動力配分配分を採用した。旋回時の回頭性に関しては、三菱が得意とする車両運動統合制御システム「S-AWC」の電子制御によって巧みに補う仕組みという。

センターデフロック機構を備えた伝統の4WDシステムがさらに進化。前後40:60のトルク配分で直進安定性を向上させ、S-AWCとの連携で旋回性能も高いレベルで維持している。

Q9. ボディが大きく運転が難しくないか?

A. 最小回転半径5.8mで小回りが利く設計

新型パジェロのボディサイズは全長4920mm×全幅1925mm。4代目(全長4900mm×全幅1875mm)と比較しても極端な大型化は避けられている。最小回転半径も5.8mとボディの割に優秀で、高めのアイポイントによる見切りの良さも手伝い、日常の取り回しに困る場面は少ないはずだ。

スクエアなフォルムは車両感覚が掴みやすく見切りも抜群。ボディの大きさを意識させない小回り性能(最小回転半径5.8m)を備え、狭い路面でも安心して扱える設計だ。

Q10. 開発陣が最もこだわった快適性能は何か?

A. 雨の走行でも会話できる圧倒的な静粛性

開発陣が快適性の追求で最も力を入れたのが室内の静粛性だ。フロントガラスに加え前後のドアガラスにも遮音ガラスを採用することで、雨の日の高速走行時であっても平常通り会話ができるほどの静けさを実現した。ヤマハと共同開発した12スピーカーの専用プレミアムオーディオシステムも、この静粛性があってこそ真価を発揮する。

雨の日の高速走行でも会話を邪魔されない遮音構造を採用。静寂に包まれた室内では、専用開発された12スピーカーのヤマハサウンドシステムが最高の音質を響かせる。プレミアムSUVとしても大きな存在感を持つのは間違いないだろう。

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