
トヨタ株式会社はを「ジャパンモビリティショー2023」に宇宙空間、月で活躍できるモビリティを想定し、特に走行系技術を開発推進するための実験車両「スペースモビリティ(プロトタイプ)」を出展する。
●文:月刊自家用車編集部
モーター4個、ステアリング4個を各輪に装着。荒れた過酷な環境でも安心安全に走行できる仕様を開発中
「スペースモビリティ(プロトタイプ)」は、宇宙空間、月面で活躍できるモビリティを想定しており、特に走行系技術を開発推進するための実験車両だ。モーター4個、ステアリング4個を各輪に装着し、地上にはない、荒れた過酷な環境でも安全安心に走行するための仕様を開発中という。
駆動は電気で、高い走破性が特徴。50センチ程度の岩であれば乗り越えて走破し、25°の急な坂を上ることも可能とのこと。このプロトタイプで磨き上げた技術を、ルナクルーザーなどスペースモビリティに活用して行く、としている。
■スペースモビリティ(プロトタイプ)主要諸元
・全長(mm)×全幅(mm)×全高(mm):3460×2175×1865
・乗車定員(名):2
・最大登坂角度(deg):25
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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