
日産モータースポーツ&カスタマイズ株式会社が新型キックスにオフロード仕様「ロッククリーク」を設定し先行公開した。今冬の発売が待ちきれない、エッジの効いたタフなデザインと、進化したe-4ORCEが融合した大注目コンパクトギアの魅力に迫ってみよう。
●文:月刊自家用車編集部
新型キックスがさらにタフな印象に大変身
新型キックスがついに登場したことで、一段と盛り上がりを見せている人気のコンパクトSUV市場だが、新型キックスの発表と同時に明らかにされたカスタム仕様の「ROCK CREEK(ロッククリーク)」にも要注目! とにかくカッコいいと話題になっているのだ。
北米市場などで日産の本格オフローダーに与えられてきた伝統のバッジ「ROCK CREEK」。すでに国内ではエクストレイルに設定され、そのタフな世界観でスマッシュヒットを記録しているだけに、新型キックスでも人気の仕様となることは間違いない。
この夏に正式発表、今冬の発売が予定されているこの注目モデルを、兄貴分であるエクストレイルとの違いなどを含めて見ていこう。
アスリートの肉体に宿る、本物のタフネス
アメリカンフットボールのヘルメットからデザインの着想を得たという新型キックスは、非常にマッシブで力感にあふれたスタイリングが魅力だ。そのポテンシャルの高い塊感あふれるボディに、オフロードモデルならではの数々のパーツを装着したのがROCK CREEK。
エクステリアのハイライトは、フロントグリル上部に配されたROCK CREEK専用の「3スロットシルバー」だ。これがあるだけで、一気にギア感が増し、ただの都会派コンパクトSUVとは一線を画す「道具感」が強調される。さらに、溶岩をイメージしたという鮮烈な「ラバレッド」のアクセントが、フロントプロテクターやアルミホイール、さらにはボディサイドのバッジに効果的に散りばめられ、全体を引き締める役割を果たしている。
インテリアに目を移すと、これまたアウトドアフリークのツボを完全に押さえている。シートには汚れや水濡れを気にせず使える防水シートを標準装備。ステアリングやインパネ、ドアトリムに施されたラバレッドのステッチが、ドアを開けた瞬間にドライバーの冒険心を湧き立たせる。
兄貴分「エクストレイル ROCK CREEK」との違いは?
ここで気になるのが、兄貴分と言える「エクストレイル ROCK CREEK」との比較だ。同じ「ROCK CREEK」の名を冠し、3スロットのグリルデザインやラバレッドの差し色といったアイコンは共通だが、それぞれが狙っているキャラクターはかなり異なる。
エクストレイルが「過酷な大自然へ長距離を突き進むヘビーデューティな相棒」だとすれば、新型キックスは「日常のストリートもお洒落にこなしつつ、週末は自転車やキャンプ道具などを積み込んでアクティブに遊ぶのに好適な、いわばライトウェイト・ギアといったところだ。
とくに新型キックスには、発電に特化した1.4Lエンジンを使う「第3世代e-POWER」が採用されており、待望の電動4輪制御技術「e-4ORCE」も初搭載されたことで走りのレベルも相当上がっていることが予想できる。これにROCK CREEKのタフなアイテムたちが組み合わさるのだから、雪道や荒れたキャンプ場の路面でも、頼れる存在になることは間違いない。しかも、ベース車同様に2WD(FF)モデルも用意される予定とのことで、スタイリング重視のユーザーにとっても選択肢が広いのは嬉しいポイントだ。
| 項目 | エクストレイル ROCK CREEK | 新型キックス ROCK CREEK |
| キャラクター | 本格派のヘビーデューティー・ツアラー | 軽快に街と自然を往来する「都会派ギア」 |
| サイズ感・機動性 | ミドルサイズならではの圧倒的な存在感と懐の深い積載力 | 日本の道路環境や林道でも扱いやすいコンパクトサイズ |
| パワートレイン | VCターボ+e-POWER(e-4ORCE) | 第3世代e-POWER + e-4ORCE(1.4Lエンジン) |
| 価格帯(税込・予定) | 400万円台後半〜 | 2WD:約400万円〜 / 4WD:約430万円〜 |
新型キックス ROCK CREEKは、2WDモデルが約400万円〜、4WDモデルが約430万円〜という価格帯が予定されている。
サイズ、デザイン、そしてe-4ORCEによる走りの質の高さ。街中からアウトドアシーンまでジャストフィットする「超・本命」モデルとも言える新型キックス ROCK CREEK。今冬の発売が、今から待ち遠しくてならない。
新型キックス 「ROCK CREEK」
3スロットのシルバーとロアプロテクターの存在感が精悍な印象だ。
溶岩をイメージしたという「ラバレッド」のホイールの差し色が足元を引き締める。
ラバレッドのステッチが施されたシートやドアトリム、ステアリングまわり。シートは防水仕様となる。
エクストレイル「ROCK CREEK」
グロスブラックにラバレッドのアクセントカラーが映える。3スロットシルバーが「ROCK CREEK」の証だ。
バックドアの専用ロゴとNISSANマークが特別感を漂わせる。
上質さに定評のあるエクストレイルのインテリア。ラバレッドの差し色が各所に加わることでスポーティな印象に。
アクティブなレジャーシーンにも対応する防水仕様のシート。
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