
メルセデス・ベンツ日本は、新型「CLA」「CLAシューティングブレーク」を発売した。
●まとめ:月刊自家用車編集部
新世代プラットフォーム「MMA」や、オペレーティングシステム「MB.OS」を搭載する最新モデル
メルセデス・ベンツが投入した新型「CLA」は、BEV(電気自動車)主導で開発されながらも、高効率な内燃機関(ICE)を許容する柔軟性を備えた新世代プラットフォーム「MMA(メルセデス・モジュラー・アーキテクチャー)」が初採用された、同社の次世代技術を具現化した象徴的なモデルになる。
美しいシルエットを持つ4ドアクーペ「CLA」。
新型CLAには、流麗なボディラインが与えられたシューティングブレークも用意される。
CLAはメルセデスのエントリーを担う戦略モデル。
日本市場向けとしては、Sクラスに続くオペレーティングシステム「MB.OS」搭載したモデルであり、インフォテインメントや運転支援、車両制御といった従来は独立していた領域をシームレスに統合。第4世代のMBUXやGoogle地図データ&交通情報を活用するナビゲーションシステムを搭載するほか、生成AIのバーチャルアシスタントの採用により、インターフェイス機能もより使いやすくなっている。
スタイリングは、メルセデス・ベンツのデザイン思想「Sensual Purity」を進化させたもので、4ドアクーペもシューティングブレークも、不要なラインを削ぎ落とした滑らかなフォルムを実現。
前後に光るイルミネーテッドラジエターグリルや、前後のランプにブランドの象徴であるスリーポインテッドスターの形をしたライトを採用するなどの新たなアプローチも施されている。
両サイドに配置されるフレームレスドアには、CLAとしたシームレスドアハンドルが初採用されている。
インテリアにも一歩進んだ先進的な設計思想を注入。ドアのパネルや中央のセンターコンソールが、宙に浮いているかのようなフローティングデザインを採用するほか、ダッシュボードの端から端まで大きなガラス一面にディスプレイが広がる「MBUXスーパースクリーン」も、オプションのアドバンスドパッケージで選択可能。
全グレードに一体型の固定式ガラスで構成されるパノラミックルーフが標準装備されるなど、開放的なキャビン空間も大きな武器としている。
内装のカラーは落ち着いたブラックが基本となるが、スポーティなAMGラインパッケージを選ぶと、ブラックとクリーンホワイトパールを組み合わせた、より洗練されたツートンカラーも選択可能。
最新のMBUXが搭載されるなど、車載ITも最先端のシステムが採用されている。
燃費性能の向上が図られた、最新ハイブリッドシステムを搭載
パワーユニットは、新開発の1.5リッター4気筒ガソリンターボエンジン(M252)と48Vハイブリッドシステムの組み合わせ。エンジンには日常的に一番よく使う速度域での効率を高めるミラーサイクル燃焼方式を採用するほか、エンジン内部の摩擦を減らす工夫や、電気の力で動くエアコンコンプレッサーなどを取り入れることで、燃費性能の向上が図られている。
トランスミッションは、電気モーターとインバーターをすっきりと一体化させた、新開発の8速デュアルクラッチトランスミッション(統合型)を搭載。発進時から高速走行にいたるまですべての速度域でモーターが作動することで、上質な走りと優れたエネルギー効率を両立。電気とガソリンの切り替えをドライバーにほとんど意識させないほど自然な走りを実現している。
プラットフォームの刷新に合わせて、足回りも大きく進化。フロントは接続部品に鋳造アルミニウムを採用することで軽量化が図られた、新開発の3リンク式を採用。良好なステアリング応答性と低ノイズ化を達成。リヤは、中級&上級クラスのメルセデス・ベンツ車で培われてきたマルチリンク式を採用することで、乗り心地面での向上も図られている。
安全運転支援装備は、新世代の安全運転支援/駐車支援システムのMB.DRIVE(エムビードライブ)を搭載。車両に配置された8つのカメラ、5基のレーダー、12個の超音波センサーと高性能コンピューターを連動させることで、車両周囲の状況の検知能力が向上している。機能面も、高速道路や渋滞時にステアリング操作を補完し、ウインカー操作のみで車線変更を支援するレーンチェンジアシストや、周囲のスペースを早期に検知してスムーズな駐車をサポートする駐車支援機能を採用している。
導入記念モデル「ローンチエディション」も限定350台で設定
グレードラインアップは、4ドアクーペとステーションワゴンのシューティングブレークという2つのボディタイプで構成されている。パワートレーンは共通で、最高出力100kW仕様の「CLA 180」と、より力強い140kW仕様の「CLA 220」がそれぞれに用意される。価格はクーペのCLA180が598万円、CLA220が687万円。シューティングブレークのCLA180が621万円、CLA220が710万円に設定されている。
また、新型CLAの登場を記念した特別仕様車「CLA180 Launch Edition(ローンチエディション)」も350台限定で設定される。ローンチエディションは、通常モデルには設定のないゴールドのアクセントをあしらった専用19インチAMGアルミホイールや、随所にブラックアクセントを配することで、精悍なイメージを強めたほか、有償オプションのMBUXスーパースクリーンやマルチビームLEDヘッドライトといった先進装備も標準装備となった買い得感のある内容、価格は699万円になる。
写真ギャラリー
CLA220
CLA220
CLA180
CLA220シューティングブレーク
CLA180シューティングブレーク
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