
マツダのグローバル基幹モデルである新型「MAZDA CX-5」(米国仕様車)が、厳しい評価基準で知られる米国道路安全保険協会(IIHS)の最新2026年安全性能評価において、最高評価である「TOP SAFETY PICK+ (TSP+)」を獲得。マツダは2024年以降、3年連続でTSP+獲得モデル数、全銘柄中最多を維持するという快挙を成し遂げた。
●文:月刊自家用車編集部(奥津) ●写真:マツダ株式会社
「新世代エモーショナル・デイリーコンフォート」を支える先進安全技術
新型「MAZDA CX-5」は、「新世代エモーショナル・デイリーコンフォート」を開発コンセプトに、日常のあらゆるシーンでマツダならではの「走る歓び」を提供することを目指した意欲作だ。その根底には先進被害軽減ブレーキや緻密なフレーム設計が組み込まれている。
今回のIIHS評価では、対車両および対歩行者への衝突被害軽減ブレーキ(自動緊急ブレーキ)をはじめとする予防安全性能と、堅牢なボディ構造による優れた衝突安全性能が高次元で両立している点が「家族を安心して乗せられる1台」として高く評価された。
3年連続ブランド最多! 累計100回達成という金字塔
マツダの安全性能へのこだわりは、特定の1車種にとどまらない。2026年のIIHS評価においては、新型CX-5を含む米国ラインアップの9モデルが最高評価「TSP+」を獲得。2024年、2025年に続き、3年連続で全ブランド中最多の獲得数を誇っている。
さらに、2008年にIIHSの「TOP SAFETY」賞が設立されて以来、マツダが獲得したTSPおよびTSP+の累計回数は実に100回目に到達。毎年厳格化される米国の安全試験において、長年にわたりトップレベルの安全性を維持し続けていることを見事に証明してみせた。
高級車ブランドがひしめく北米市場でマツダが勝ち続けられる理由は、特定の上級車種だけに高級安全装備を搭載するのではなく、全車種に一貫した高剛性ボディと先進安全技術を展開する設計思想がブレていないからにほかならない。
マツダは「2040年に自社新車による交通死亡事故ゼロ」という高い目標を掲げているが、今回のはその取り組みが実を結んでいる証だ。
欧州・豪州でも満点評価! グローバルで認められた「ひと中心」の思想
新型CX-5の安全性は北米市場だけのものではない。欧州のEuro NCAPおよびオーストラリア・ニュージーランドのANCAPにおいても、最高評価となる「5つ星」を獲得。世界中の主要な第三者安全性能評価機関から満点の評価を受けている。
マツダは「ひと中心」の開発思想のもと、自動車技術で対策が可能なものについて2040年を目途に自社の新車が原因となる「交通死亡事故ゼロ」を目指すという高い目標を掲げている。今回の連続受賞は、その目標に向けた着実な進化の表れと言えるだろう。
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