
アウディジャパンは、7月31日にフルサイズSUVのアウディ「Q7/Q8」の両モデルに日本市場向けとしては初めてスポーツグレードのSモデルを設定、「SQ7/SQ8」を発売した。2023年秋以降に全国のアウディ正規ディーラーで販売される。車両本体価格はSQ7が1419万円。SQ8が1460万円。
●文:月刊自家用車編集部
高性能パワートレーンに加えて、S専用ラジエーターグリルやフロントバンパー、左右4本出しのテールパイプを採用
SQ7
「SQ7/SQ8」両モデルに搭載される4.0LV型8気筒ツインターボエンジンである4.0 TFSIは、最高出力507PS、最大トルク770Nm を発生。0-100km/h 加速4.1秒の俊足で、エンジンの低負荷時に8つのシリンダーのうち4つのシリンダーを休止させるシリンダーオンデマンド(cod) や8速ティプトロニックを組み合わせることにより、高性能と高効率を両立。駆動方式はquattro四輪駆動となる。
SQ8
エクステリアには、S専用ラジエーターグリルやフロントバンパー、左右4本出しのテールパイプを採用。アルミホイールは、「SQ7」が21 インチ 5スポークブレードデザインのAudi Sport 製アルミホイールを、「SQ8」が22 インチ 5Y スポークデザインのアルミホイールを標準装着する。インテリアには、「S」のロゴが配された人工皮革ダイナミカとレザーを組み合わせたスポーツシートやブラックのヘッドライニング、S専用ビューを備えたアウディ バーチャルコックピットを採用する。
SQ7
さらに、高性能な走りを支えるオールホイールステアリングを標準装備。低速では前輪と後輪を逆向きに切ることで回転半径が縮小して取り回しを向上させ、高速では前輪と後輪を同じ向きに切ることで安定感のあるハンドリングを実現するというもので、さらに専用のSアダプティブエアサスペンションにより、あらゆる路面状況で快適性とダイナミックな走りを両立。
加えて、メーカーオプションで後輪左右にかかる駆動力の配分を、路面状況に合わせて最適になるように常時変化させるリヤスポーツディファレンシャルと電子制御でコーナリング時のロールを抑制するアクティブスタビライザーが用意されている。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(アウディ)
インターフェイスの刷新で、商品力を大幅に強化 今回実施されるアップデートでは、全モデルに新しいインフォテインメントシステム「MIB3」を搭載。 このシステムは、アウディ独自のインフォテインメントシステ[…]
パワフルなクリーンディーゼルモデル「40 TDI quattro」を新設定 今回実施されるアップデートでは、新たに「40 TDI quattro」を新設定。搭載されるクリーンディーゼル2.0 TDIエ[…]
フロントマスクを中心にデザインディテールを大幅にアップデート 今回導入されるQ8/SQ8では、現行モデルとして初となる大幅アップデートを実施。2DのAudi ringsをはじめとする新しいCIを採用さ[…]
新意匠のフロントフェイスの採用で、イメージを一新 今回導入されるQ7/SQ7のアップデートモデルは、ティアドロップ形状が採用されたフロントグリルや2DのAudi ringsをはじめとする新しいCIの採[…]
0-100km/h加速は3.3秒を記録 今回導入される「RS6 Avant GT」は、RS 6 Avant performanceをベースに、シリーズの頂点に君臨するモデルにふさわしい装備を採用してい[…]
最新の関連記事(輸入車/外国車)
100年前から継承される最高級車「ロールスロイス ファントム」 ロールスロイスは1925年にそれまで生産していた「シルバーゴースト」に換え、後継モデル「ロールスロイス ファントム」を発表。以来、ファン[…]
「BMWと日本の名匠プロジェクト」第4弾モデルには京都伝統工芸の技を注入 ラグジュアリーモデルと日本の伝統工芸による最高峰のコラボレーションを狙う「BMWと日本の名匠プロジェクト」。 その第4弾モデル[…]
ダウンサイジングした「コブラ」 前後にマッチョなオーバーフェンダーを携え、丸みを帯びたスタイリングが特徴的な「ACコブラ」は、英国最古のカーブランドと呼ばれるACカーズにより生産され、1960年代から[…]
装備充実のリミテッドをベースに、限定色「テクノグリーンメタリック」を採用 今回導入される「リミテッド テクノ グリーン」は、リミテッドグレードをベースに、ボディカラーに深いグリーンが特徴の[…]
艶やかなグロッシーブラックのアクセントが映える特別な1台 今回導入される特別仕様車「XC60 Dark Edition」は、V60やXC40で好評を博したDarkエクステリアを、XC60 B5 AWD[…]
人気記事ランキング(全体)
ダウンサイジングした「コブラ」 前後にマッチョなオーバーフェンダーを携え、丸みを帯びたスタイリングが特徴的な「ACコブラ」は、英国最古のカーブランドと呼ばれるACカーズにより生産され、1960年代から[…]
激レアマシンは初代NSXがベースの量産スーパーカー LEDライトブランドのスフィアライト。ハロゲンランプからのリプレイスにジャストフィットのLEDバルブが揃います。色や明るさも多岐にわたり、豊富な種類[…]
クーペこそ若者クルマの象徴だった 「クーペ」と聞いて胸をときめかせるのは、年配の人ばかりかもしれません。今の子供たちにクルマの絵を描かせると、四角いハコに車輪のついたミニバンばかりになるといいます。で[…]
タウンエースに高機能を詰め込んだ、コスパに優れたキャンピングカー ベースとなる車両はトヨタのタウンエース。タウンエースは、全長×全幅×全高=4065×1665×1930mmのコンパクトなボディサイズで[…]
フルラインナップ化を図る、東洋工業(現マツダ)のロータリーエンジン車 数々の課題を独自の技術で乗り越え、東洋工業(現マツダ)が1967年に発売にこぎ着けたコスモスポーツは、世界初の2ローター量産ロータ[…]
最新の投稿記事(全体)
Zに対抗できる6気筒エンジン車、それがなによりも求められた アメリカという国の偉大なところは、良いものを良いとフラットに認め、優れた仕事に惜しみない喝采を送る精神だ。それは貧しい敗戦国だった日本にとっ[…]
シリカの力で輝きを守るGYEONのカーケアケミカル 二酸化ケイ素(いわゆるシリカ)をいち早く取り入れ、カーケアケミカル業界のグローバル市場を席巻しつつGYEON(ジーオン)。洗車初期のデブリ除去/ブレ[…]
VIPセダンのビッグエンジンだからこそ楽しめるATドリフト VIP系ドレスアップとチューニングを得意とするSENSE BRAND(センスブランド)。2025年の提案は“ATで運転を楽しむ”こと。その代[…]
レヴォーグ:モデル概要〈見た目はキープコンセプトながら、中身はまるで別物に進化〉 初代モデル(先代)の大成功を引き継いで登場した現行レヴォーグ(2代目)。エクステリアはキープコンセプト路線を採用したた[…]
テールランプのオリジナルデザインは目を引くこと間違いなし! オリジナルデザインのテールランプやヘッドライトをアッセンブリすることを得意とするVALENTI(ヴァレンティ)が、『東京オートサロン2025[…]
- 1
- 2