
今週、月刊自家用車WEBで最も読まれたクルマ記事は?
今回は、1969年製のランボルギーニ・ミウラP400Sをはじめ、旧車や名車にまつわる記事が2本ランクイン。さらに、ナメたナットを切断して外す工具や、ボディ剛性の向上が期待できるドアスタビライザー、普段使いもしやすいキャンピングカーなど、クルマ好きなら気になるテーマが並びました。
●文:月刊自家用車編集部
- 1 1位 「倉庫のボロ車がまさか…」鉄クズ同然の事故車両がとんでもない価格で落札。フェラーリをも凌駕した幻のモデルがなぜここに…。奇跡のモデル[ランボルギーニ・ミウラP400S]
- 2 2位 「そんな方法あるんだ…」角がナメたナットを外す最終手段。何をやってもダメなときに、切断して外せる[ナットブレーカー]の使い方
- 3 3位 「小さいパーツだが効果はスゴい…」トヨタ純正オプションとしても採用。交換するだけでボディ剛性の向上が期待できる[アイシン・ドアスタビライザー]を紹介
- 4 4位 「えっ…54年前とは思えない」美しいデザインが印象的なトヨタの名車。今も色褪せない初代のカローラ クーペを紹介
- 5 5位 ほぼ全部入り「ミニバン感覚」夏でも冬でも超強い、一年中使える街乗りできるキャンピングカー
- 6 今週は「名車への憧れ」と「クルマを便利にするアイデア」に注目が集まる結果に
1位 「倉庫のボロ車がまさか…」鉄クズ同然の事故車両がとんでもない価格で落札。フェラーリをも凌駕した幻のモデルがなぜここに…。奇跡のモデル[ランボルギーニ・ミウラP400S]
この記事で分かること
事故でフロントフードを失い、一見すると「鉄クズ」のようにも見える1969年製ランボルギーニ・ミウラP400Sが、なぜ約1億5000万円もの価格で落札されたのか。その希少性や、ミウラがスーパーカー史に残る存在となった理由が分かります。
クルマのオークション大手、RMサザビーズにて96万7500ドル(約1億5000万円)で落札された1969年製ランボルギーニ・ミウラP400S。事故でフロントフードを失っている。
今週もっとも読まれたのは、ランボルギーニの名車「ミウラP400S」を紹介した記事です。
登場したのは、クルマのオークション大手RMサザビーズで96万7500ドル、当時の換算で約1億5000万円で落札された1969年製のミウラP400S。事故によってフロントフードを失っており、写真だけを見ると、とても高額なクラシックカーには見えません。
しかし、その正体は、現在も世界中のコレクターから高い評価を受ける希少なスーパーカーです。
ミウラは1966年に登場。ジャンパオロ・ダラーラやパオロ・スタンツァーニらが設計を手がけ、ベルトーネ在籍時のマルチェロ・ガンディーニがスタイリングを担当しました。
P400Sでは、横置きV型12気筒エンジンを搭載し、4基のウェーバーキャブレターによって370馬力までパワーアップ。フェラーリをライバルとする、当時としては極めて先進的なスーパーカーでした。
Q. なぜ事故車なのに約1億5000万円で落札された?
A. ミウラP400Sそのものの希少性と歴史的価値が非常に高いためです。事故によって大きく損傷していても、個体そのものが持つ価値が評価されました。まさに「ボロボロに見えても、実はとんでもないお宝」というクラシックカーならではの世界です。
Q. ミウラはなぜそんなに特別な存在?
A. ミッドシップにV12エンジンを搭載する革新的なレイアウトと、ガンディーニによる美しいデザインを両立していたからです。後のスーパーカーにも大きな影響を与えた、歴史的なモデルとして知られています。
2位 「そんな方法あるんだ…」角がナメたナットを外す最終手段。何をやってもダメなときに、切断して外せる[ナットブレーカー]の使い方
この記事で分かること
工具をかけても空回りしてしまう「ナメたナット」を、切断して取り外す「ナットブレーカー(ナットスプリッター)」の仕組みや使い方が分かります。
2位に入ったのは、旧車やスーパーカーとは打って変わって、DIYやメンテナンスに役立つ工具の記事です。
クルマやバイクの整備をしていると、サビや経年劣化などによってナットの角が丸くなり、工具をかけても回せなくなることがあります。
そんな「もう何をやっても外れない」という状況で使えるのが、ナットブレーカーです。
一般的な工具のようにナットを「回して」外すのではなく、頑丈な割刃をナットに食い込ませ、ナットそのものを割って取り外します。実際の記事では、トップ工業のナットブレーカーを使い、その仕組みや作業方法を紹介しています。
Q. ナットブレーカーはどうやってナットを外す?
A. ナットに割刃を当て、工具を締め込むことで刃をナットへ食い込ませ、ナットを割って取り外します。割れたナットはプライヤーなどで取り外せます。
Q. どんなときに使う?
A. ナットの角が潰れて通常のレンチでは回せない場合や、サビなどで固着している場合などが考えられます。「回して外す」のではなく「壊して外す」という発想が、読者の興味を集めたようです。
3位 「小さいパーツだが効果はスゴい…」トヨタ純正オプションとしても採用。交換するだけでボディ剛性の向上が期待できる[アイシン・ドアスタビライザー]を紹介
この記事で分かること
ドアとボディの隙間を埋めることで、ドアをボディと一体化させる「ドアスタビライザー」の仕組みと、装着によって期待できる効果が分かります。
3位には、クルマ好きの間でも人気のカスタムパーツ「ドアスタビライザー」がランクインしました。
アイシンのドアスタビライザーは、車両のドア部分をボディと密着させることで、車体の剛性向上を狙った補強パーツです。
通常、ドアとボディを固定するストライカー周辺には、ドアを開閉するためのクリアランスがあります。ドアスタビライザーは、その隙間に特殊なスペーサーを配置することで、ドアとボディの接点を増やします。
一見すると小さなパーツですが、「こんな部品で何が変わるの?」と思わせる意外性も、この製品の面白さです。
Q. ドアスタビライザーは何をするパーツ?
A. ドアとボディの間にある隙間を埋め、ドアをボディと一体化させることで、車体の剛性向上を狙うパーツです。装着後はドアとボディの接点として機能します。
Q. 本当に小さなパーツで効果がある?
A. ドアそのものを補強するのではなく、もともと存在するドアとボディのクリアランスに着目しているのがポイントです。「大掛かりな補強をせず、取り付けるだけ」という手軽さも魅力のひとつといえます。
4位 「えっ…54年前とは思えない」美しいデザインが印象的なトヨタの名車。今も色褪せない初代のカローラ クーペを紹介
この記事で分かること
1970年代の初代カローラ クーペが、なぜ現在でも美しいデザインとして評価されるのか。また、大衆車カローラからスポーティなクーペへと発展していった歴史が分かります。
1966年に発売された、トヨタの初代カローラ。
カローラクーペの最上級モデルとなる、カローラレビン(TE27型)。
1960年代後半、日本ではマイカーが人々にとって身近な存在になりつつありました。そんな時代に登場したカローラは、ファミリーカーとしてだけでなく、スポーティな派生モデルも展開していきます。
当初のクーペには1.2Lの「3K型」直列4気筒OHVエンジンを搭載。その後、1.4Lの「T型」OHVエンジンを搭載する1400シリーズなどが追加され、スポーティさを高めていきました。
さらに1971年には、5速MTとハードサスペンションを組み合わせ、95馬力を発揮する1.4Lツインキャブエンジンを搭載した「1400SR」も登場。単なるファミリーカーの派生モデルではなく、スポーツモデルとしての性格も強めていきました。
Q. 54年前のカローラ クーペが今も注目される理由は?
A. 現代のクルマとは大きく異なるシンプルなスタイリングや、当時の日本車らしいスポーティな雰囲気が魅力だからです。長い年月を経ても「カッコいい」と感じられるデザインが、旧車ファンの心をつかんでいます。
Q. カローラ クーペはスポーツカーだった?
A. カローラをベースとしながら、スポーティなエンジンやサスペンション、5速MTなどを採用したモデルも設定されていました。特に1400SRの登場によって、スポーツモデルとしての存在感を高めています。
5位 ほぼ全部入り「ミニバン感覚」夏でも冬でも超強い、一年中使える街乗りできるキャンピングカー
この記事で分かること
普段使いしやすいミニバン感覚と、キャンピングカーとしての快適性を両立したモデルの特徴や、季節を問わず使える装備が分かります。
ベース車は日産キャラバンGRANDプレミアムGX。2WD FRのガソリン、ディーゼルとパートタイム4WDのディーゼルから選べる。展示車は2WD FRのガソリンエンジン。
5位には、日産「キャラバン」をベースにしたキャンピングカーがランクインしました。
キャンピングカーというと、「大きくて普段使いしにくい」というイメージもあります。しかし今回紹介したモデルは、日常の買い物や街乗りにも使いやすいミニバン感覚を狙った1台です。
ベース車両には日産キャラバンGRANDプレミアムGXを採用。2WD・FRのガソリン車、ディーゼル車に加えて、パートタイム4WDのディーゼル車も選択できます。
キャンピングカーとしての居住性を確保しながら、普段の生活でも使いやすいサイズ感を狙っている点が特徴です。
Q. なぜ「ミニバン感覚」で使える?
A. 大型のキャンピングカーではなく、普段から乗り慣れたワンボックス車に近い感覚で使えるベース車両を採用しているからです。キャンプや車中泊だけでなく、日常の移動にも使いやすいことが魅力です。
Q. 夏や冬でも使いやすい?
A. 季節を問わず車内で過ごせるよう、キャンピングカーとしての快適性を重視した装備が用意されています。「休日専用のキャンピングカー」ではなく、「普段も使えるクルマ」として考えられている点がポイントです。
今週は「名車への憧れ」と「クルマを便利にするアイデア」に注目が集まる結果に
今回の週間ランキングを振り返ると、まず目立つのが旧車・名車への根強い人気です。
1位には約1億5000万円で落札されたランボルギーニ・ミウラP400S、4位には54年前のカローラ クーペがランクイン。どちらも現代のクルマとは異なる、時代を感じさせるデザインやストーリーが大きな魅力となっています。
特にミウラは、事故によってフロント部分を失った車両でありながら約1億5000万円という価格で落札されたという「見た目と価値のギャップ」が強烈です。
一方で、2位のナットブレーカー、3位のドアスタビライザーからは、クルマを「所有する」だけでなく、「自分で整備する」「少し便利にする」という楽しみ方への関心もうかがえます。
ナットを回すのではなく「割って外す」、ドアとボディの隙間を埋めて車体との一体感を高めるなど、どちらも「そんな方法があったのか」と思わせるアイデアが特徴です。
そして5位にはキャンピングカーがランクイン。
名車や旧車とは方向性が異なるものの、「クルマを使ってより快適に楽しみたい」という点では共通しています。普段使いできるサイズ感とキャンピングカーとしての居住性を両立させたモデルは、車中泊やアウトドアを楽しみたい人にとって気になる存在といえそうです。
今週は、「いつか乗ってみたい憧れの名車」から「今の愛車をもっと便利にするパーツ」、さらに「クルマそのものを遊び場にするキャンピングカー」まで、クルマとのさまざまな付き合い方がランキングに表れた週となりました。
次回の週間ランキングでは、どんな記事が読者の注目を集めるのでしょうか。
来週も「月刊自家用車WEB」の人気記事ランキングをお楽しみに!
※ランキングは前週金曜日0:00~今週木曜日23:59に公開された記事のPVをもとに集計しています。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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