
メルセデス・ベンツ日本は、プレミアムミドルサイズSUV「GLC」に、プラグインハイブリッドモデル「GLC 350 e 4MATIC Sports Edition Star」を追加設定。メルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて発売する。価格は998万円。
●まとめ:月刊自家用車編集部
システム最高出力313PSを発揮する、上級グレードを追加
2015年にデビューした「GLC」は、全世界で累計販売台数260万台を記録しているベストセラーモデル。2023年春に国内導入が始まった現行型(2代目)は、伸びやかで美しいシルエットの中にスポーティかつ洗練された要素を取り入れたエクステリアと、リアルウッドインテリアトリムを採用した質感の高いインテリアが与えられたほか、ダイナミックなドライビング特性、サポートの精度を高めた安全運転支援システム、縦型の大型メディアディスプレイを搭載など、プレミアムミドルクラスの新世代SUVとして人気を集めている。
今回、導入される「GLC 350 e 4MATIC Sports Edition Star」は、最高出力204PS(150kW)、最大トルク320Nmを発生する2リッター直列4気筒ターボエンジンに、容量31.2kWhのリチウムイオンバッテリーと出力136PS(100kW)、トルク440Nmの電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドモデル。システム最高出力は313PS、最大トルク550Nmを発揮する。電気モーターのみで時速140km/hでの走行が可能で、モーター駆動のみの純電動走行距離は118kmを記録するほか、急速充電CHAdeMOと6.0kWの普通充電にも対応。日常生活レベルならばBEV的な使い方にも対応できる、電気自動車の利便性と内燃機関の安心感を兼ね備えたモデルに仕立てられている。
装備機能も、メルセデス・ベンツの最新世代のステアリングホイールや、MBUX(メルセデス・ベンツユーザーエクスペリエンス)、MBUX ARナビゲーションなどを装着。上級グレードにふさわしい内容が与えられている。
左がGLC 220 d 4MATIC、右がGLC350 e 4MATIC Sports Edition Star
モデル | ステアリング | エンジン | 価格 |
GLC 220 d 4MATIC(ISG搭載モデル) | 右 | 2.0L、直列4気筒ディーゼルエンジン+ISG | 839万円 |
GLC350 e 4MATIC Sports Edition Star ※新規導入モデル | 右 | 2.0L、直4 直噴ターボ+プラグインハイブリッド | 998万円 |
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(メルセデスベンツ)
メルセデスベンツの新ブランド「ミトスシリーズ」、その最初のモデルとしてデリバリー そもそもメルセデスベンツは、高性能かつハイアッパー層に向けたラグジュアリーなクルマつくりをブランド設立時から続けてきた[…]
メルセデスの伝統モデル「SL」が新機軸を投入してデビュー 流麗なスタイリングと開放感あふれるオープントップボディをもつメルセデスベンツのSLクラスは、その誕生の経緯を遡ると、1952年にサーキットデビ[…]
進化した「M256M」ユニットに、電動モーターとリチウムイオン電池をプラス 今回リリースされる「メルセデス AMG E 53 ハイブリッド 4マチック+ (PHEV)」(=以後E 53 ハイブリッドと[…]
各界のセレブに向けてお披露目された豪華モデル 毎年8月、世界中から新旧の名車が集うペブルビーチ・コンクール・デレガンスは、近年では自動車メーカーの新車発表の場としても注目されているが、2024年の目玉[…]
シリーズ屈指のスタイリッシュなボディ メルセデス・ベンツと言えば、セダンやSUV、クロスオーバー、ミニバンなどあらゆるクラスを網羅しているが、もちろんスポーツカーも例外ではない。 高性能なスポーツモデ[…]
最新の関連記事(SUV)
シリーズパラレル式ハイブリッドを搭載。燃費の改善も見どころのひとつ 今回発表された北米向けのフォレスターハイブリッドは、日本国内でもクロストレックに導入済みとなる、2.5リッターのボクサーエンジンに電[…]
走りはどんなクルマなの?:レヴォーグよりもコンフォート志向が強め、家族も納得できる高速ツアラー レヴォーグレイバック(以下レイバック)は、レヴォーグをベースにサスまわりのセッティング変更することで、S[…]
「BMWと日本の名匠プロジェクト」第四弾モデルには、京都伝統工芸の技を注入 ラグジュアリーモデルと日本の伝統工芸による最高峰のコラボレーションを狙う「BMWと日本の名匠プロジェクト」。 その第四弾モデ[…]
全国のショッピングモールで予定していた先行展示会なども中止 スズキは、2月3日に新型「ジムニー ノマド」の注文が約5万台を突破したことを公表。すでに計画販売台数を大きく超えていることを理由に、注文の受[…]
スゴい迫力…。大型ピックアップトラック「タンドラ」って何だ…? スポーツカーからSUV、キャンピングカー、軽トラックなど、ありとあらゆるジャンルのカスタマイズカーが展示される、東京オートサロンは、多く[…]
人気記事ランキング(全体)
フルラインナップ化を図るロータリーエンジン車、その大本命として生み出された 数々の課題を独自の技術で乗り越え、東洋工業(現マツダ)が1967年に発売にこぎ着けたコスモスポーツは、世界初の2ローター量産[…]
走りはどんなクルマなの?:レヴォーグよりもコンフォート志向が強め、家族も納得できる高速ツアラー レヴォーグレイバック(以下レイバック)は、レヴォーグをベースにサスまわりのセッティング変更することで、S[…]
シリーズパラレル式ハイブリッドを搭載。燃費の改善も見どころのひとつ 今回発表された北米向けのフォレスターハイブリッドは、日本国内でもクロストレックに導入済みとなる、2.5リッターのボクサーエンジンに電[…]
タウンエースに高機能を詰め込んだ、コスパに優れたキャンピングカー ベースとなる車両はトヨタのタウンエース。タウンエースは、全長☓全幅☓全高=4065☓1665☓1930mmのコンパクトなボディサイズで[…]
清潔感漂う落ち着いたインテリアに、高機能を詰め込んだ ネストツールズは、自宅のリビング空間さながらを移設するカスタマイズが高く評価されているキャンピングカーブランド。今回紹介する「ラミータ」は、ハイエ[…]
最新の投稿記事(全体)
最高出力は435馬力仕様! ラストを飾るにふさわしい特別な1台 『大阪オートメッセ』のTOYOTA GAZOO RACING(TGR)ブースに、半艶なブラックのGRスープラが展示されていました。これが[…]
雰囲気を高める内外装加飾に加え、ショックアブソーバーも専用品が奢られる 今回導入される「スーパーGL“DARK PRIME S”」は、ハイエース200系型の誕生20周年を記念した特別仕様車。 外装には[…]
シリーズパラレル式ハイブリッドを搭載。燃費の改善も見どころのひとつ 今回発表された北米向けのフォレスターハイブリッドは、日本国内でもクロストレックに導入済みとなる、2.5リッターのボクサーエンジンに電[…]
フルラインナップ化を図るロータリーエンジン車、その大本命として生み出された 数々の課題を独自の技術で乗り越え、東洋工業(現マツダ)が1967年に発売にこぎ着けたコスモスポーツは、世界初の2ローター量産[…]
タウンエースに高機能を詰め込んだ、コスパに優れたキャンピングカー ベースとなる車両はトヨタのタウンエース。タウンエースは、全長☓全幅☓全高=4065☓1665☓1930mmのコンパクトなボディサイズで[…]
- 1
- 2