
スバルは、現行ラインアップで最大となる3列ミッドサイズSUV(北米名「アセント」、その他市場名「エヴォルティス」)について、2026年後半を目途に日本市場へ導入を検討していることを発表した。
●文:月刊自家用車編集部
国交省の認定制度を活用してラインナップを強化
北米アセントは、スバルの米国生産拠点である「Subaru of Indiana Automotive, Inc.」にて製造され、2018年の発売以来、主に北米市場を中心に高い評価を獲得してきた実績を持つ、3列ミッドサイズSUV。
アセント オニキスエディション・ツーリングは、彼の地でも「最上級の贅沢さ」と「黒で引き締めたスポーティな外観」を掛け合わせた、最高峰のトップグレード。北米価格は5万1995ドル(日本円で約830万円)。
日本への導入にあたっては、日米貿易合意を受けて施行された国土交通省の認定制度を有効に活用する方針であり、米国生産のSUVを国内へ展開することで、多様化する日本のユーザーのライフスタイルや幅広いニーズに応えることを目指す、としている。
アセント(北米仕様:オニキスエディション・ツーリング)のボディサイズは、全長☓全幅☓全高:4998×1930×1819mm。車両重量は2081kg。
スバル国内ラインナップで抜けている、3列シート車をカバーできる存在
SUVならではの高い機能性を強調した存在感のある内外装デザインに加え、ゆとりのある室内空間に3列シートを備えていることが挙げられる。
彼の地では多彩なユーティリティ(セカンドキャプテンシート7人乗りとベンチシート8人乗りを設定)や、縦型タッチディスプレイなどの利便性の高い装備を充実させることで、多人数乗車を求めるファミリーユーザーからも高い人気を集めている。
中央の縦型11.6インチ大型ディスプレイが目を引く先進的なデザイン。ナビやエアコン操作がこの画面に集約されている。メーターはアナログの2眼タイプで、中央に液晶画面を配置。ステアリングやダッシュボードには、オニキスグレード特有の鮮やかなグリーンのステッチが施される。国内には左ハンドル仕様のまま導入されることになる。
サードシート格納時は完全にフラットになるタイプ。荷室容量は約1232リットルもの広大なスペースが現れる。
パワートレーンは、水平対向4気筒の2.4リッター直噴ターボエンジン(260hp/277lb-ft)とシンメトリカルAWDの組み合わせ。悪路での走破性を飛躍的に高めるX-MODEや、高い剛性感をもたらすSGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)によりオフロード性能も煮詰められるなど、活躍のフィールドを選ばない全天候型のツアラーモデルという役割も与えられている。
搭載される2.4Lボクサーターボエンジンは240馬力を発揮。最大5000ポンドの牽引能力も備えるなど、幅広い用途で活躍できるスペックを持つ。
北米での価格は4万795ドル(日本円で約650万円)から。S耐24時間でお披露目されたオニキスエディション・ツーリングは5万1995ドル(日本円で約830万円)になる。国内スバルの最上級モデルとなるトレイルシーカー(539万円〜)よりも高価な設定になるが、2018年に販売が終了した7人乗りミニバンのエクシーガ クロスオーバー7の代替モデルとして、国内でも一定の人気を集める可能性は十分あるだろう。
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