
三菱自動車工業は、ジャパンモビリティショー2025において、操縦安定性と走破性を高め、より力強いスタイリングに洗練させるなど進化したデリカD:5 (プロトタイプ)を参考出品した。
●まとめ:月刊自家用車編集部
オフローダーとしてのDNAをプラスすることで、アクティブビークルとしての資質をよりアピール
「デリカ」シリーズは、どんな天候や路面でも安全かつ快適に運転できる走行性能と、広々とした使い勝手のよい室内空間を兼ね備えたロングセラーモデル。
フロントグリル&ロアバンパーの意匠変更で、オフロードイメージを強化。
1968年の初代モデルの発売以来、「様々な道路状況において、乗員や荷物を目的地まで確実に運ぶクルマ」という共通した商品コンセプトのもと、半世紀以上の長きにわたってお客様に支持され、累計販売台数は138万台以上を記録している。
日常使いからキャンプやレジャーなどのアクティブユースまで幅広い用途に対応しすることで、幅広いフィールドで活躍しているミツビシの伝統モデルのひとつだ。
今回参考出品された新型は、「Enhanced all-round MPV」をコンセプトに、新たに「S-AWC」を採用。また、路面状況に応じて最適な走行性能を発揮するドライブモードを強化することで、操縦安定性や走破性を向上させている。
エクステリアは、フロントグリル&ロアバンパーの意匠変更を伴うフロントマスクの手直しを実施したほか、新しく採用されたホイールアーチモールが加わることで、見た目でもより力強いイメージを高めている。
アルミホイールも新意匠に変更。ホイールアーチモールが加わることで、足元に適度なラギット感をプラスしている。
インテリアは要所にメタル調のアクセントパネルを配置することで、アウトドアギアイメージを強化。ほかにもデジタルディスプレイメーターを搭載することで、インターフェース機能を進化させていることも改良型の魅力になっている。
視認性に優れたデジタルデバイスを採用することで、視認性も高まっている。
サイドサポートが適度に効いたフロントシート。
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